スポーツカメラマン

Football Life vol.73

アザディスタジアム。

2005年6月、W杯アジア最終予選イラン対バーレーン。イランが勝てばドイツ大会への出場が決まる重要な一戦。イラン代表を後押ししたのは間違いなく8万人の野郎たちだった。

当時は女人禁制だったからスタジアムに集まるのは血気盛んな男ばかりだ。ウェーブは一周が20秒くらいで超高速。そして、ブーイングと区別がつかないほどの指笛の嵐。とにかくうるさい。どのくらいうるさいかというと、椋

もっとみる
今日の運勢は大吉ですよ、きっと^^
20

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.73

ネットを挟んで競うセパタクローは他のネット競技と同じようにサーブから試合が始まる。3対3で競われるレグにおいてサーブはめちゃくちゃ重要だ。

サーブには大きく分けて2種類ある。足を文字通り回転させて頭上で強振するサーブと、足の裏を使ってタイミングをズラしネットスレスレを狙うフェイント。

サーバーの緩急使い分けた駆け引きはセパタクロー の見どころのひとつだ。

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

もっとみる
今日の天気は晴れ時々豚。急な突豚にご注意を( ゚∀ ゚)
15

ep.25 思い出の一枚。

2007年の年明けは晴れ晴れしいものではなかった。

独立してちょうど1年、収入の柱をすべて失っていたのだから当たり前の話だった。それでもわずかながら希望はあった。それはスポーツ総合誌の老舗Nの編集者から声をかけてもらっていたからだ。

その編集者はNに異動してきてきたばかりで、巻頭の連載企画を担当することになったと言う。旬なネタをコピーと一枚の写真でみせる企画だった。

いくつか提案はさせてもら

もっとみる
今日の天気は晴れ時々豚。急な突豚にご注意を( ゚∀ ゚)
18

Football Life vol.72

アムステルダム・アレナ(現ヨハン・クライフ・アレナ)。

2006年3月に初めて欧州遠征を計画した。カンプ・ノウやサン・シーロなど夢のスタジアムを巡るツアーだった。その最終目的地に選んだのがアムステルダムだった。

オランダは一番好きな代表チームだったので強い憧れがあった。しかし、このときは取材申請に問題があって空振りの連続だったから、スキポールに着いたときには既に意気消沈していた。

お目当ての

もっとみる
(`・ω・´)シャキーン
11

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.72

空中の滞空時間が話題になるスポーツは多い。

陸上の走り幅跳びは言うまでもなく、体操やバレーボール、ハンドボール、そして、セパタクローだ。

でも滞空時間に個人差がないことはニュートンが証明している。ただ長く跳んでいるように感じているだけなのだ。

なぜ違いがあるのか。

まずはより高く跳ぶことが条件だけれど、一番の違いは空中でのバランス感覚にあると思う。回転軸の高さや身体の持ち上げ方など様々な要

もっとみる
一日一善お疲れさまです(´艸`)
17

Football. Life vol.71

ジュゼッペ・メアッツァ。

言わずと知れたイタリアの名門ACミランとインテルのホームスタジアムだ。

僕が欧州サッカーに興味を持ち始めた頃、話題の中心はセリエAだったから、行ったこともないのに「サン・シーロ」には妙に愛着があった。

初めて訪れたのは2006年で、このときは取材はできなかったけれど、憧れが強すぎたせいで人生初のスタジアムツアーに参加してしまった。

独特な形状の梁と屋根は圧巻の一言

もっとみる
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
16

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.71

陸上の日本選手権は毎年6月におこなわれる。

日本一を決める大会なのに、梅雨のど真ん中だから、雨が降る確率が高い。当然、記録は望めない。

「なんでそんな時期に!」

そんな声もあるみたいだけれど、きっと諸事情があって余程のことがない限り変わることはない。

今年の日本選手権は10月1日に開幕する。余程のことなんて起こらない方が良いのだと痛感した。

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

もっとみる
一日一善お疲れさまです(´艸`)
18

Football Life vol.70

パルク・デ・プランス。

僕ら世代なら「キャプテン翼」の国際ジュニアユースの会場として有名で、実在することを知ったのは大人になってからだ。

2007年、日本代表の欧州遠征に合わせて僕も各地を転戦していて、フランス代表を取材するためにパリにも立ち寄った。

98年のW杯の決勝の舞台「サンドニ」も行ってみたいスタジアムだったから、これはチャンスとばかりにエントリーしたのだ。

しかし、当時、フランス

もっとみる
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
20

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.70

競泳の50mはスタートが命だ。各々が独自のルーティンで集中力を高めていく。

バシバシと大胸筋や大腿四頭筋を叩く者、肩甲骨のストレッチをする者、そして、叫ぶ者。

「っしぁぁぁぁ!!!」

短距離ゆえの緊張感が伝わってくる瞬間だ。

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽



スポーツ写真のオンラインサロン始めました。

写真について語り合いましょう。

ご興味のある方はこちらをご

もっとみる
(`・ω・´)シャキーン
22

ep.24 想定外。

2006年1月に独立してあと少しで1年という頃。僕は台湾で震えていた。

そもそも独立を考えたのは、ドイツワールドカップがあったからだ。大きなイベントのあとは景気が冷え込む。だからこそ、なるべく助走をつけて祭りに挑もうとタイミングを図っていた。

そのためには柱が必要だ。

まずはスポーツ総合誌A。ここでは主にサッカーやインタビュー取材、連載まで任せてもらえるようになっていた。

そして、同じくス

もっとみる
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
19