永山礼二

国際スポーツプレス協会・日本スポーツ写真協会会員 / 日本アイスホッケー連盟オフィシャ…

永山礼二

国際スポーツプレス協会・日本スポーツ写真協会会員 / 日本アイスホッケー連盟オフィシャルカメラマン https://reijinagayama.myportfolio.com

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    アイスホッケー報道写真集 2007-2017 ONE-TIME

    カメラマン永山礼二によるアイスホッケー報道写真集 2007年からの10年間で世界15カ国に渡りアイスホッケーを撮影した写真を一冊にまとめた報道写真集です。 A4サイズ 64ページ ISBN 9784990977412
    2,000円
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    過去の写真を見ながら、当時のことや機材のことを振り返っていきます。

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    アイスホッケー報道写真集 2007-2017 ONE-TIME

    カメラマン永山礼二によるアイスホッケー報道写真集 2007年からの10年間で世界15カ国に渡りアイスホッケーを撮影した写真を一冊にまとめた報道写真集です。 A4サイズ 64ページ ISBN 9784990977412
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最近の記事

カメラ雑誌『CAPA』1月号に写真が掲載されました。

12月20日発売の雑誌『CAPA』に私の写真が掲載されました。 それを記念に2年振りにnoteを書いてみました。 カメラに興味の無い人は見たことも、聞いたこともない雑誌かもしれませんが、40年以上カメラ好きに愛され続けているカメラ専門誌です。 私が所属している日本スポーツ写真協会が2020年から「アスリートの肖像」「LOVE SPORTS!」という連載をしてきましたが、この1月号から「SPORTS GRAPHICS」という新連載に変わり、その一発目に私の写真が抜擢されまし

    • フォトアーカイブ#100 〜FINAL〜

      February 9, 2020 - Jesenice, SLOVENIA 今日のトップ写真は、この試合でゴールを決めて喜んでいる写真とどちらにしようか悩んだが、五輪最終予選進出をかけて地元スロベニアとの直接対決に臨んだアイスホッケー男子日本代表は、逆転負けで出場権を逃したので、心苦しいがこの写真を選んだ。さらにこの直後から世界は激変し、2ヶ月後に予定されていた世界選手権は中止。そのまま1年以上が経過してしまった。 私が初めて海外取材に行ったのは2013年、それから毎年行

      • フォトアーカイブ#99 〜70-200〜

        February 7, 2020 - Jesenice, SLOVENIA これまで70-200mmはニコンのVR IIの他にシグマ1本、キヤノン4本を使ってきた。キヤノンの2.8 IS IIIは使ったことはないが、ニコンのAF-S 70-200mm F2.8E FL ED VRは私の中では一眼レフ史上最高の1本となっている。 旧型のVR IIより明らかに解像度やオートフォーカスも性能アップしているが、私が最も気に入った点はズームリングだ。旧型やキヤノンのレンズはズームリ

        • フォトアーカイブ#98 〜イェセニツェ〜

          February 9, 2020 - Jesenice, SLOVENIA 男子五輪予選が行われたのはスロベニアのイェセニツェ。首都リュブリャナから1時間ぐらい北上したところに位置し、周りを山に囲まれ、なんでわざわざこんなところで試合するの?って感じの街である。ホテルと呼べるようなものもなく、バスで30分ぐらいかかる場所に宿泊するしかなかった。もちろん便も少ないので、夜の試合を最後まで見ると交通手段に困ってしまう。その時間に空いているレストランも無く、事前にサンドウィッチな

        カメラ雑誌『CAPA』1月号に写真が掲載されました。

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          フォトアーカイブ#97 〜リンシェーピング〜

          February 11, 2020 - Lulea, SWEDEN ルレオを後にした私は男子五輪予選の行われるスロベニアに移動し、それから再びスウェーデンへと戻った。スロベニアでの試合が終わると、その日のうちのオーストリアに移動し、翌日ウィーンからコペンハーゲンへと向かった。 リンシェーピングはスウェーデンのほぼ中央に位置し、ストックホルムとコペンハーゲンからの距離はそんなに変わらない。ありとあらゆる交通手段の時間や予算を調べて出したベストな選択がこの道のりだった。 リ

          フォトアーカイブ#97 〜リンシェーピング〜

          フォトアーカイブ#96 〜ルレオ〜

          February 1, 2020 - Lulea, SWEDEN 前日のストックホルムでの撮影の翌日、飛行機でルレオという街に向かった。ちなみに試合の実況を聞くとルレオではなくルリオに聞こえる。ルレオはスウェーデン北部に位置し、条件が合えばオーロラが見られる。この年は暖冬の傾向だったものの、この日に限って吹雪で、着陸態勢から数回引き返し次がダメならストックホルムに戻るというアナウンスがあったが、ラストチャンスで無事着陸してくれた。 スウェーデン女子ホッケーリーグは欧州一の

          フォトアーカイブ#96 〜ルレオ〜

          フォトアーカイブ#95 〜ストックホルム〜

          January 31, 2020 - Stockholm, SWEDEN 男子の五輪予選がスロベニアで行われるのに先立ち、せっかくヨーロッパまで行くのでスウェーデンに寄ることにした。当時、スウェーデン女子ホッケーリーグには日本人が3人在籍していた。 最初に向かったのは首都ストックホルム。中央駅から一駅のところに本拠地を置くA.I.Kというチームに日本代表の鈴木世奈選手が所属していた。敷地には小さなリンクが3つ並んでいて、そのひとつで試合が行われていた。リンクのガラスは透過

          フォトアーカイブ#95 〜ストックホルム〜

          フォトアーカイブ#94 〜写真展2〜

          December 14, 2019 - Budapest, HUNGARY 写真展の作品を選ぶ際、2枚の候補の中から1枚を使うという方法だった。最終的に選ばれたのが昨日投稿した写真で、使われなかったのがこの写真である。昨日インパクトの瞬間を狙うのは難しいと書いたが、この大会の最終日に運良く撮ることができた。 日本対韓国。いわゆる日韓戦だが、サッカーほどの軋轢は感じない。noteで書いてきたが、近年で日本と韓国の立場は逆転した。そしてこの試合に限っては帰化選手もいなかった。

          フォトアーカイブ#94 〜写真展2〜

          フォトアーカイブ#93 〜写真展〜

          December 13, 2019 - Budapest, HUNGARY 元々noteを始めたのは写真展が開催されるのがきっかけだった。 昨年12月に東京、そして大阪は1月末をもって終了した。 そこで展示されていた写真がこの写真だ。 この写真展には日本スポーツ写真協会に所属する44名が、1人1枚ずつ写真を出している。連絡をもらった時点で、この1年ぐらいで撮った写真がいいということだったが、私にはそれに見合うような作品はその時点ではなかった。締め切りまでに残された主要な大

          フォトアーカイブ#93 〜写真展〜

          フォトアーカイブ#92 〜D850〜

          November 10, 2019 - Gdansk, POLAND 私が再びニコンのカメラを使おうと思った理由の一つが、このD850の存在だ。D850はそれまでのニコンの800番台のシリーズから革新的にリニューアルされ、フラッグシップ譲りのAF性能に加え秒間最大9コマと、高画素機はスポーツに向かないという常識を覆した。このスペックを備えながら発売初値30万円台という設定は、ニコン100周年のメモリアルプライスだと勝手に思っている。 対抗機としてキヤノンはEOS 5DSと

          フォトアーカイブ#92 〜D850〜

          フォトアーカイブ#91 〜AF-S24-70F2.8〜

          November 8, 2019 - Gdansk, POLAND 大三元のひとつAF-S 24-70mm F2.8G ED。手振れ補正がつく前のモデルだ。大口径標準ズームレンズとあって利便性が高く、オートフォーカスも非常に速い。しかし描写に関していうと、残念ながら大したことはない。明るさを無視すれば、AF-S 24-120 F4Gとレベルは変わらない。同じ大三元の14-24や70-200と比べると、明らかに劣っている。もしこの2本を持っているなら、間を単焦点で埋めるのもあ

          フォトアーカイブ#91 〜AF-S24-70F2.8〜

          フォトアーカイブ#90 〜F1.8〜

          August 25, 2019 - Tomakomai, JAPAN ニコンの単焦点レンズにはF1.4とF1.8の2つがラインナップされているものが多い。F1.4はクラス最高峰のレンズとして君臨し、描写にこだわり惜しみない設計になっているので、値段も20万円以上する。 一方のF1.8のレンズは軽量コンパクトなレンズで扱いやすく、価格もF1.4の半額以下となっている。私はこれまで20mm、24mm、28mm、DX35mm、50mmのF1.8のレンズを使ってきた。 写りに関

          フォトアーカイブ#90 〜F1.8〜

          フォトアーカイブ#89 〜135mmArt〜

          August 24, 2019 - Tomakomai, JAPAN このシーズンの開幕に合わせて、再びニコンに乗り換えた。メインのカメラに選んだのはD850。このボディを使ってみたかったというのもあるが、本命はレンズ。 シグマの135mm F1.8 DG HSM Art。アートシリーズの中でも105mmと135mmは特に評判がいい。135mmは使い道の少ない中途半端な画角かもしれないが、私はこれまでキヤノンのEF135mm F2を愛用してきたので、非常に馴染み深い。ニコ

          フォトアーカイブ#89 〜135mmArt〜

          フォトアーカイブ#88 〜世界選手権〜

          May 4, 2019 - Tallinn, ESTONIA 日本の国歌が流れることはもうなかった。 3試合終わって2勝1敗でまだ昇格の可能性はあったが、4戦目でオランダに負け日本の昇格は絶望的になった。 最終日、ひとつ前の試合でルーマニアの優勝が決まり迎えたポーランド戦。大会前、おそらくこの試合に勝った方の優勝が決まる試合になるだろうと思っていた。蓋を開けてみれば、日本は4対7で完敗した。 この大会の日本の戦績は2勝3敗。一応順位としては3位だが、ディビジョンI-B

          フォトアーカイブ#88 〜世界選手権〜

          フォトアーカイブ#87 〜国歌斉唱〜

          May 1, 2019 - Tallinn, ESTONIA アイスホッケー男子日本代表が肩を組んでいるのを初めて見た気がする。 国によって肩を組んだり、組まなかったりするが、これまで日本代表は肩を組んでいなかった。女子代表もあまり肩を組まないが、重要な試合で勝ったときは肩を組んでいる。どちらが写真的に絵になるかは言うまでもないだろう。ちなみに男子代表は試合前の円陣もこの大会から一体感が増していた。 この写真はネット越しに撮っているのだが、ネットに張り付いているわけでは

          フォトアーカイブ#87 〜国歌斉唱〜

          フォトアーカイブ#86 〜ルーマニア〜

          April 29, 2019 - Tallinn, ESTONIA アイスホッケー世界選手権2日目、日本代表はルーマニア代表に敗れた。まさかと言ったら相手に失礼だが、おそらく多くの人が同じことを思っただろう。この試合日本は2点をリードするが、ルーマニアに逆転負けを喫している。前年の大会でも日本とは延長までもつれたが、まさか負けるとは思っていなかった。 しかし日本を下したルーマニアは全ての試合で勝利し、ディビジョンI-Aへの昇格を果たす。これを予想していた人はほとんどいなか

          フォトアーカイブ#86 〜ルーマニア〜