はおり

ぽっかり

雨の降る中、私は人を待っている。せわしなく人間が生活をする中、私は人を待っている。

この待つ時間というのは人生のうちの幾らを占めるのだろう?そして、その待った時間は自分の中で後悔のない時間であろうか。

感情がせわしなく動いた後に眠ったときは、ほんの一瞬の瞬きをするほど過ぎ去り、しかし汗は滝のように流れていて、私は海にでもなってしまったのではないかと思うのです。

私は深海に沈みたい。息が止まっ

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考えたことをつらつらと 5

大人になりたいと思ってもう何年も経ちます。私は、世間で言うところの若い年齢層なので、経験の少ない若造のような気がしてなりません。年齢を聞かれて答えるたびに「若いね」と二言目に来るその言葉が、私は嫌いなのです。

ああ、早く大人になりたい。大人になって、年齢の数字だけで左右されないような貫禄が欲しい。悩みがちな性格である私は、実年齢で考えられるのが少々苦手で、億劫です。

私のような方は、世界に多く

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嫉妬深い自分に気付いた話

自分に自信がないだけなんです。ただ、それだけのことだったんです。「誰にも負けないもの」を胸を張って言えないことが、嫉妬をしてしまう大きな要因のひとつだったのです。

もしかして、束縛が強いのかな?と思ったのですが、それは違うと思いました。だって、相手を縛ったところで良いことなんて一つもないの。一度束縛しても、別の不安事を見つけてしまい、束縛の渦から逃れられなくなるのですよきっと。

感受性が豊かだ

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車検で泣いてしまった話

今日は、車の半年点検の日だったので、重い体の私は無理矢理準備をしようとしていた。

1週間以上雨が降っていた私の地域では、今日のような晴れは珍しく、私の心も不安定ではあるが他の日に比べて幾分かマシだった。

しかし、その楽な気持ちも午前中をピークに落ちていき、午後には出かける準備に相当な時間を使うようになってしまった。

やっと準備が終わって時計を見る、遅刻だ。私はふわふわとした離人感を持ちながら

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足元に歴史が

朝、高校生の坂本の前に、バスという鉄の塊がプシューと音を立てて彼女を迎え入れた。高校に行くための通行手段だ。運転手は、バスを発進させた。他の客も乗せながら、バスは他の車に抜かされながら、ゆっくり、ゆっくりと加速していった。

ブォー

バスの窓から流れるように見える景色、そこには多くの歴史が存在した。

横を通り過ぎていく田んぼに、また、バスを動かす道路に、歴史は長く繋がっている。それはとうの昔か

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人生の夢

駅前の花壇の手入れをするおばさん。少ない給料で雇われているか、もしくはボランティアでやっているため給料は少ない。金の足しにもならないが、花が元気になっていく様を見ながら毎日微笑みたい。毎日毎日通勤していく方のほんの1ミリの心の支えになりたい。

動物園で一般の方に人気のないような、可愛げのない生き物の飼育員を担当してみたい。私だけが彼らの魅力にこっそり気付き、大好きになり、生涯愛でてあげたい。

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あなたの心に綺麗な花が咲きますように。
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パーソナルスペースが広い女

日本は、都会に行けば行くほど、人との距離が近い。カフェでは両隣が知らない人などザラにある。トイレに行くにしても、横にカニさん歩きをしないとテーブルとの間を通れない。パーソナルスペースが広い私にとっては、とてもストレスである。

電車も、例え座席に座れたとしても目の前に人が立ちはだかると、途端に視野が狭くなってしまう。まるで私を見下している他人が押し寄せているようだ。

他人との心の境界線も、パーソ

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ピンと来ます

幼い頃は、よく予知夢のようなものがありました。あ、このシーン知ってる、と突然理解することです。俗に言う「デジャヴ」というもので、この現象に言葉がついているぐらいですから、私以外にも体験している人が多いことを知りました。それはとてもつまらないことだ、と思い込んだが最後、私の幼少期のデジャヴは徐々に少なくなっていきました。

段々と、勘に頼る生活はまるで、人々を理解することを放棄するようで嫌になって、

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幸せになれますように。
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