考えたことをつらつらと 5

大人になりたいと思ってもう何年も経ちます。私は、世間で言うところの若い年齢層なので、経験の少ない若造のような気がしてなりません。年齢を聞かれて答えるたびに「若いね」と二言目に来るその言葉が、私は嫌いなのです。

ああ、早く大人になりたい。大人になって、年齢の数字だけで左右されないような貫禄が欲しい。悩みがちな性格である私は、実年齢で考えられるのが少々苦手で、億劫です。

私のような方は、世界に多く存在すると思うのですが何故人は決めつけるのでしょう。男に見えるから、その人は本当に男なのでしょうか？小さい車に乗っているから、小心者なのでしょうか？また、見た目で判断する人も苦手です。確かに見た目はアイデンティティの一つにもなりますが、ルックスがあまり良くなくても、その人の表情で良い性格の人は見分けがつくものです。私は人の本質を見ながら生きていたい。せっかく生まれ落ちてしまったのだから、人を傷つけない生き方をしたい。

私は別に、愛されるような動物でも植物でなくても良いのです。醜い人間で構いません。毛皮を纏わない哺乳類でいいのです。生き物は性格で人を選ぶ。私の性格だけ見てくれる貴方が好き。