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2020年10月の記事一覧
泣いた赤鬼と読み聞かせ
比較的教育熱心ではなかった私も一応子ども達に絵本の読み聞かせをしていた。保育園から子ども達が毎月持って帰る絵本を一緒に読むのが楽しみだった。ただただ馬が様々な障害物を跳ぶ絵本「ぱかぱか」。2歳くらいの長男はぱかぱかが大好きだった。何回も私は繰り返しぱかぱかぱかぱかと読み聞かせた。長女はコッコさんシリーズが大好きだった。私の大好きな絵本泣いた赤鬼は子ども達によく読みきかせた。特に次男が読んでほしいと
もっとみる祖母とパク・ソジュンの子守唄
昨夜韓国ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」を見ていた。主演のパク・ソジュンが眠れないキム秘書に頼まれて子守唄を歌う場面があった。その素敵な子守唄を聴いて、久しぶりに祖母の子守唄を思い出した。
向こうのお山に灯が見える。お月が星か蛍か。お提灯ともして行ってみれば、あれはお山の婚礼じゃあ、婚礼じゃ
小さな頃は時々祖母と寝ていた。私は寝付きが悪い子どもだった。私が眠れないと言うと祖母は私の足指やふ
体温が高いことのメリット、デメリット
私の体温は36.7度くらい。比較的高めだが普通の体温だ。
しかし昔から家族に身体が温かいとよく言われた。数字で見るより体感温度が高いようだ。
夏は暑苦しいと嫌われて、冬は湯たんぽみたいに温かいと重宝される。真冬でも毛布など使ったことがない。夜冷たい布団に入り、自家発電でだんだんと冷たい布団を温めるのが楽しい。冬になると家族から一緒に寝ようと誘われる。私の身体に冷たい足を当ててきて「あったかいなあ」
「いっきゃく」を思い出し感傷に浸る秋の夜
子どもの頃、家の庭にはいっきゃくがあった。今日「いっきゃく」という言葉を調べたら我が故郷神山町の方言だと分かった。
イッキャク : 夕涼みなどに使う木製の大きな腰掛け。縁台。
私はいっきゃくと共に生活していた。いっきゃくに寝転がって青空や流れる雲を飽きることなく眺め、夜になると兄や姉と一緒に星空を眺めた。夏の夜は庭でバーベキューをした。いっきゃくに料理を並べたり、腰掛けて食べたり、家族でワイ