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EMDR体験記〜Part4〜(SSRIの追加)

こんにちは、CPTSD(複雑性PTSD)と解離症の悪化によりEMDRを受けることになった芸術家になりたい現在大学休学中&精神疾患拗らせ中(発達障害、CPTSD、解離症、摂食障害、アルコール乱用等々)のHarunaです。
私が何故EMDRを受ける事になったのか、その詳細と体験記Part1~は過去に記事に書きました。是非併せてご覧ください。


Part4

先日、第4回目となるEMDR治療のカウンセリングをした。今回も眼球運動ではなく、私自身の過去の振り返りをした。今回は高校の途中から現在に至るまでの話を伝えてきた。


4回目の流れ

前回までと同様、薬の調整の相談を含む通常の診察からEMDRのカウンセリングという流れで行った。
前回の記事でも少し書いたのだが、トラウマ時期真っ只中の事を主治医に話した前々回以降からものすごい勢いでフラッシュバックに襲われ困っている。呼吸が苦しくなる頻度や重さ、また解離、離人感の症状も酷くなっている。
前回の通院では、SSRIは追加せず頓服の抗不安薬で対処するという意見で合意し、薬の追加はしなかった。

SSRIとは「Selective Serotonin Reuptake Inhibitor(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」の略称です。SSRIの作用機序としては、一度放出されたセロトニンの細胞内への再取り込みを阻害することで脳内のセロトニン濃度を上昇させ、神経伝達をスムーズにし、抗うつ作用および抗不安作用を示すと考えられています。

通常、成人ではうつ病・うつ状態の患者の治療に用いられ、強迫性障害、社会不安障害、パニック障害、外傷後ストレス障害への適応を有する製剤もあります。

© MICIN, Inc.

しかしここ数週間、繰り返しになってしまうのだが余りにフラッシュバックやそれに伴いぼーっとしてしまう時間が増えてしまっている。今回の診察でも主治医に相談してみた。症状の悪化具合から、やはりSSRIも同時に併用した方が良いのではないかという結果になった。
という訳で、今回からセルトラリンというSSRIを追加で服薬する事となった。

私は抗うつ薬を服用するのは初めてである。また摂食障害も寛解していないので体重増加のリスクやその他副作用について少し恐怖心が拭いされていなかった。しかしこのセルトラリンは最初の抗うつ薬として好まれている(らしい笑)し、パニック障害やPTSDに効く数少ない薬だと記載されているので少し安心した。


今回のカウンセリングの内容

  • 高校生の後半部分から

  • 高校卒業し大学生になった事

  • 実家を出て東京の大学に通いながら一人暮らしをしていた事

  • 大学1年の頃に付き合い始め比較的すぐ半同棲状態になった恋人の事

  • 彼の就職を機に関係のバランスが乱れ私が3年生の時にお別れしたこと

  • 失恋から摂食障害が悪化しお酒の飲み方が荒ぶり気味に

  • 一度、自分の誕生日を機にふっ切ろうとお酒から距離を置いたこと

  • その後別れた彼からメンタルについて相談されたこと

  • この相談をきっかけに私自身の過去のフラッシュバックが再発した事

  • フラッシュバックやパニック状態から逃れたくなりアルコールを乱用した事

  • 気がついたら連続飲酒になっており、生活がままならなくなっていた事

  • 大学の友達に精神科の予約をされ、当初嫌々であったが通院開始した事(この時はまだ一人暮らしの頃なので東京にある精神科だ)

  • アルコールを手放す事に非常に苦戦し、これまた大変な生活だった事

  • 大学4年の夏季休暇、実家で飼っていた愛犬が亡くなった事

  • 命の尊さや大切さを実感したと共に、相反する今までの自分に対する絶望や長年染み付いている希死念慮も強まり、互いがぶつかり合いまたもや非常に苦しくなった事

  • またアルコールに手を伸ばしてしまう日が増え、葛藤も鬱も悪化

  • 飲み過ぎで身体が弱り内臓は痛く、また酷い眩暈もするようになっていた事

  • 眩暈がして大学の階段から落ち、救急隊の方にお世話になった事

  • その日のうちに母親が駆けつけてきてくれ、私自身の心身のバランスの不安定さに気がついた事

  • このままでは生きていられないと実感し、勉強も卒論も進路も放り出して実家に帰ってきたこと

  • 今の病院に通い始めたこと

今回のカウンセリングで伝えてきたことはざっくりとこんな感じであったと記憶している。比較的最近の私の歴史を伝えてきた。小学生の頃のトラウマ真っ只中の頃を話すよりかはマシに話せた。しかしアルコールに溺れ(今でもしょっちゅう飲みたくなるが)、実家に戻る直前の頃が余りに心身が危うく、なんて事をしていたんだと話しながら非常に心苦しくなった。
なんて事をしていたんだと心苦しくなる一方、当時の私は抱えきれないトラウマが復活したことによる圧倒的恐怖心をなんとか対処すべく必死に生きていたのだなと振り返り感心もした。
もし、アルコールの乱用が抑えられないものになってしまってた当時の私に、今の私が会えるのならば、労いの気持ちを込めて優しくハグしてあげたい。
愛犬の死やフラッシュバック、アルコール乱用や摂食障害の悪化、また卒論、大学卒業後の進路への不安等、随分と様々な事が重なってしまっていたのだなと再確認出来た。

次回に備え

次回のカウンセリングでは私の人生史の総復習をするそうな。笑今までのカウンセリングを経て私の大まかな過去の流れを伝えることができたのだが、セクシュアリティに関する葛藤や記憶などは伝えそびれている部分もまだある。次回も眼球運動はしないと思われるが、近頃の度重なるフラッシュバックに負けないよう次回の通院までゆっくり過ごしたいと思っている所存。



4回目の体験記最後まで見てくださった方ありがとうございます!直近の記憶は割と保持されていて、前回、前々回のように健忘時期が殆ど無い分、比較的詳細に主治医に伝えること出来ました。今回もしっかりお話しして私は偉いです!頑張りました!!笑
セルトラリンが追加になった訳ですが、まだ飲み始めて数日なので効果の実感はありません。抗うつ薬は効果を実感するまで時間がかかると言われているので気長に試してみようと思います。唐突なフラッシュバックやパニック発作で苦しい日が多く、大変な日々ですが無理せず今週もなんとか生きようと思います。私だけでなく、頑張って生きているみんなも偉いです!仕事でも闘病でもそれぞれ様々なものを抱え、日々を全うされている方々に尊敬の意を覚えます!素晴らしい。!笑

今回もこんなたらたらとした日記を見てくれてありがとう!次回以降も受けたら体験記更新するね!頑張ります!泣
少しでも参考になったら♡とfollow是非お願いします!


以上。
Haruna.

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