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耳で学ぶ「しまはる塾」

日本や世界の日々のホットニュースの意味と背景を皆様と一緒に考えます。世界を訪問する私の体験を皆様と共有し、何が見えるかを考えましょう。時折、幕末から今日まで日本現代史の節目の物語… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

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量子コンピューターの商用化加速をめざして日本の「分子研」が主導して民間主要企業10社ほどと新会社を設立することになりました。この会社はこれまで主流だった超伝導方式でなく冷却原子方式を採用してより進んだ量子コンピュターの開発をめざしています。この世界はこれからが商用化の正念場を迎える時代になるので大いなる活躍を期待しましょう。

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ペロブスカイト型太陽電池はもともと桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が開発したものですが、特許戦略を軽視したため中国にお株をとられた経緯があります。その後、名古屋大学の松尾教授らがより改良型を考案しており、シリコン型太陽電池でも中国の席巻を許した日本が主導権を奪還できるかが問われます。

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中国の不動産開発大手の恒大グループが大規模な負債と債務超過で事実上の破綻状態にあり、香港の高等法院(高裁にあたる)が法的措置による清算命令を出しました。しかし恒大グループの資産の9割は中国本土にあるので、習近平政権に従う本土の裁判所はこれまでのように問題の透明化を避けて先送りすると思われます。その結果、中国は悪循環から脱却できないことになると思われますが、世界にも影響が及ぶので心配です。

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第二工場建設計画発表を受けて、日本での工場建設が早く立ち上がった理由、日本政府の熱心な誘致戦略、日本での関連企業の動きなどについて展望します。

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世界最大最強の半導体メーカー台湾のTSMC社が、現在建設進行中の熊本第一工場につづき、第二工場の建設をこのほど発表しました。これは第一工場よりも日本の半導体産業の強化に大きな影響をもつ可能性があると思います。

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CO2を資源として使うカーボンリサイクリング技術が脱炭素戦略として注目されていますが、そのひとつとしてCO2と水素を化学反応させてメタノールを生成する事業が日本でも推進されようとしています。現状では日本では再エネ由来のグリーン水素が得にくいので、困難はありますが、重要な事業なので、発展を期待したいところです。

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2月19日、日本とウクライナの経済復興協力推進会議が経団連で開かれ、日本からも80社ほどの企業が参加しました。ロシアの侵略で国中が破壊されたウクライナの復興には莫大な資金が必要ですが、それ以上に民間企業の技術や協力が必要です。日本は憲法で軍事支援ができないので、支援は他国にくらべやや遅れ気味ですが、この時点で精一杯応援することは非常に意義深いと思います。

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日本最大の多目的ロケットH3が昨年の失敗を乗り越えて、2月17日、再チャレンジの打ち上げに成功しました。これで日本もようやく米中の覇権争いなどで激化しつつある世界の宇宙開発競争に参加する可能性が出てきました。今後のさらなる発展を祈りましょう。

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プーチン政権の不正と腐敗を厳しく批判していたナワリヌイ氏が、収監されていた北極圏の刑務所で死亡しました。政敵を闇から闇へ葬るプーチンのロシアは信頼できない残忍非道な国と言うほかありません。

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総務省はこのほど完全自動運転に近い「レベル4」の自動運転の普及のために専用電波帯を割り当てることとしました。専用電波帯が割り当てられるとこれまでの体制にくらべ自動運転にはメリットがありますが、多くの課題を克服して安全で効率的な自動運転の発展を実現してもらいたいですね。

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政府はこのほど、自衛隊が統合司令部を設置する法案を閣議決定しました。これまでの陸海空軍だけでなくサイバーや宇宙など対応すべき分野が複雑化・拡大していることに対応する措置ですが、軍隊という膨大な組織が迅速・効率的・効果的に機能するために良い組織を構築することを期待したいですね。

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岸田首相が派閥解散を唱えて自民党が揺れていますが、主要派閥不在で秋の総裁選ではどう総裁を選ぶのか前途はまことに不透明です。その中で、派閥色はないが発信力のある小泉、石破、河野(前回の総裁選で”小石河連合を組んだ)議員に注目が集まっています。濃霧の中で総裁選びが蠢き始めたかもしれません。

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IMFがこのほど年に1度の対日経済審査を終えて声明を発表しました。その中で、財政と金融政策について率直で的確な評価と提言をしてくれています。日本はこうした的確で誠意ある提言を正面から受け止めて政策の参考にしていくべきでしょう。

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政府がこのほど、洋上風力発電所の設置場所を現行の領海内からEEZ(排他的経済水域)に拡大すると発表しました。これまでの領海内にくらべると面積は10倍に増えますが、これまでの着床式から浮体式に主流が変わるため技術的課題やコストやリスクが大きくなるので、困難も増えるでしょうが、成功してもらいたいですね。