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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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2019年12月の記事一覧

みんな誰かの役に立っている。

「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」があたらしい表紙になった。たぶん来…

幡野広志
4年前
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短編小説「紫の龍」

授業が終わり、職員室に戻ったあともまだしばらく、わたしは考え込んでいた。 (よけいな言葉…

猫野ソラ
4年前
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友達のままで

唇を重ねるたびに、距離を感じる。 恋人たちにとっては、幸せな行為であるはずのキスのはずな…

百瀬七海
4年前
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時代は流れる。

紅葉が揺れる丸亀城の高い高い石垣の裾で、高校生の陸上部がトレーニングに励んでいる。後ろ向…

佐久間さんとトミオとなすの味噌汁

18歳の春、私のひとり暮らしはやたらと日当たりだけは良い、佐久間さんちの2階の6畳一間から始…

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2035、 青い光、 ミライを見た俺

こちらはKojiさんとクマキヒロシによりそれぞれが別々の主人公の視座で描く小説の”A面”…

とうとうバレた。「noteで変な小説書いてますよね? 」と後輩から言われてしまった。

「私ね、実は知ってるんですよー」 「何の話? 」 「先輩、noteで変な小説を書いてたりしますよね? 」 「えっ・・・・・・」 彼女のその口調は、まるでこちらのすべてを見透かしているようだった。 そう。ぼくは、noteで小説を書いている。この一年でかなりの数の作品を投稿した。これまで、たくさんのスキとコメントをもらった。でも、それはインターネット上の話であって、知り合いの誰にもそのことは話していない。 いい歳した男が、ヘンテコな小説を書いている。それが

短編小説 『星を見る』

彼女はいつも悲しげな顔でそこにいた。 僕はいつも通り「やあ」と声をかけ、彼女の隣に腰を下…

い〜の
4年前
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本当にあったKIRINビール大学予備校でのお話

え、今頃、イベントレポ?と思ったそこのあなた。 それは私たちクレイジータンクが一番思って…

高みをめざす表現者へ。村山由佳『ダブル・ファンタジー』レビュー

プロの #クズエモ が読みたい。 そう思って手に取った村山由佳さんの『ダブル・ファンタジー』…

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noteさんへの手紙

「書くこと」が好きだった 2019年、僕はたくさん文章を書いた。そこには飛躍があり、ドキドキ…

あいかもという新しい命を抱きしめて

怖かった、人が。 すれ違うだけでも鼓動が早くなるのがわかる。映画館など人が集まる空間には…

あいかも
4年前
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かさぶた

カーテンを閉めて 散らかった部屋で座って泣いていた 外に出るのが怖かった 誰かに会いたいけ…

ピロリ
4年前
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2019年を振り返る、ひとり反省会

2019年も明日でおしまいですね。みなさんはどんな年でしたか? 台風を筆頭に大きな災害もありましたし、元号が変わったり名選手の引退や名優の逝去など、目まぐるしく世代交代の1年だったように感じます。 そんな2019年、あぁもう年末だなぁ...と思っている間に年を越してしまいそうなので、そうなる前に最後に反省会をしておきます。 今時の30代中盤ってこういう事でしくじるんだなぁ...というサンプルとして、転ばぬ先の杖...は無理なので、せめて転ばぬ先のツマヨウジ程度にお役に立

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