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週1図書館通いの記録 その3

●借りていた本

・加納朋子『七人の敵がいる』

→読了、返却
PTA小説、とでもいうのだろうか。多忙を極める敏腕編集者の陽子が、地域の自治会・保育園の保護者会・少年スポーツ団の父母会・小学校のPTA等々をぶった斬っていく話である。
作者はミステリの一種である「日常の謎」の妙手として知って、駒子シリーズは一通り読んだ。人が死ぬ話が苦手な私はミステリが読めないのかと思っていたら、「日常の謎」というジャンルを知って「こういうの、すごく好き!」となった。
本書に「謎」は出てこないのだが、謎な慣習に筋道を立てて解決策を提示していく、という点では共通点もあるかもしれない。2010年の出版なので、今とは感覚が違うなと思う箇所もあったが、こういう会は「慣習だから」と理不尽なことが続いていたりするのだろう。陽子は初め、挙手して役員さんを正論で責めたてていたのだが、段々学習して、採用されそうな解決策まで示すようになる。こうやって理屈がついてすっきりする、ということが私は好きなのかなと、今書いていて思った。

以下未読、キープ
・近藤史恵『おはようおかえり』
・瀧羽麻子『虹にすわる』
・高殿円『コスメの王様』
・谷村志穂『助教授ルリ子の恋』
・ティモシー・オルセン『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』
・竹川美奈子『はじめての「投資信託」入門』

●借りてきた本

・飯田順子・監修『ジャムとおいしく暮らす本』
・ジョルニ編集部『ファイヤーキングBOOK』

●図書館以外で読んだ本

・澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』

9巻を読んでいる途中。普段はPodcastを聞きながら入眠するのだが、AirPodsの充電が切れていて使えない日があった。kindle paperwhiteのバックライトはブルーライトじゃなかったような…と思い至り、読書しながら寝てみることにした(何もせず寝るというのは、私には難しい)。結果、耳だけを使うPodcastとは違って目を開けているからなのか、暗い部屋で必死に目を凝らしているからか、はたまた読みやすい小説だったからか、読書がはかどって寝付くのに時間がかかってしまった。読むのは2回目だから眠たくなるかな? と思ったが、甘かった。やっぱりおもしろい。次は哲学書でも読みながら寝ようと思う。安眠効果は大学の授業で実証済みである。

・津田雅美『彼氏彼女の事情』

ただいま20巻。最終21巻まであと少し。後半はフリーコインが使えないので、CMを視聴しつつちまちま読んでいる。iPhoneとiPadのそれぞれにアプリをインストールして、通常1日に無料で読める量の倍読んでいる。

・手帳やノート関連の本や雑誌、もろもろ

kindle unlimitedで何冊も流し読み。面倒くさがりなので手帳やノートはさぼりがちなのだが、書いたものを読み返すのが好きなのでちょこちょこ手書きで何か書いている。人の手書きしたものを見るのも好き。最近noteでも、「来年の手帳はこれに決めました!」というような記事が多いので嬉しい。自分の手帳やノートについても今度書いてみようかな。

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