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1Q84と生理とご褒美|日記(6/13-6/15)

6月13日(木)
休日。今日は午前中に歯医者へ行く日。準備が早く終わってしまったので、図書館に行くことにする。平日の朝の図書館は静かでいい。予約しておいた本を3冊受け取り、そのうちの一つである島本理生さんの『B級恋愛グルメのすすめ』を読み進める。2013年くらいのエッセイで文章が若い。美味しそうなご飯の描写に加え、至る所に名言があるのは島本さんらしいなと思う。まさかの歯医者までの1時間半くらいで読了。歯医者では神経まで達している虫歯の詰め物の入れ替えが行われた。麻酔が効くまでの間は暇だったので、近くのビルで工事している作業員さんを眺めていた。ミニチュアみたいで可愛い。麻酔が効いているので、何も痛くなかった。しかし麻酔が切れるまでご飯が食べられないので、帰宅後は夜ご飯の仕込みとnoteで日記の執筆。どちらも精神統一を兼ねた趣味となっている。結局食べられたのは15時半。パスタと一緒に柔らかく茹でたキャベツをペペロンチーノとして頂く。早めにお風呂に入り、夫が帰ってくるまで村上春樹の『1Q84』を再読する。2020年ぶりの再読だから細かいところは覚えておらず、新鮮な気持ちで楽しめた。彼が帰宅する前に、早めにお風呂に入る。夜ご飯はブロッコリーと鶏肉のバターニンニク炒めとコールスロー。「お店みたいに美味しい!」と褒めてくれる夫は優しい。彼は今日も仕事を持ち帰ってきたらしく、邪魔にならないように食後はベッドで読書の続きをする。暫くすると隣にやってきてくれた。彼の温もりを感じると、この為に生まれてきたんだって思える。「仕事を生き甲斐にする」とか考えなくても、いつでも今日感じたことと同じように考えられたらいいのに。

野菜たくさんメニュー

6月14日(金)
起床後、生理が来ていなくて落ち込んでいると、「みんな(家のぬいぐるみと夫)がついているよ」と夫が励ましてくれた。洗濯物やお弁当作りを済ませて、いつものように出勤。ずっと酔ってしまうと思って避けていたけど、今日はバスで読書をしてみることに。試しに読んでみると、全く酔わなくて笑った。そして何より『1Q84』が面白すぎる。「見かけに騙されないように。現実というのは常にひとつきりです。」というタクシー運転手の台詞が好きだ。事務所に着いてメッセージを確認し、修正作業を進める。一人になる時があったので、ポストロックを小音でかけながら作業した。金曜日にしかできない仕事があったので意外と忙しく、充実していたように思う。お昼には、昨日の夜ご飯のおかずを食べる。スマホのスクリーンタイムが今週も平均2時間半くらいで、デジタルミニマリストへの道のりは長い。自分の健康のためにも、スクリーンタイム1時間を目指すぞ。午後、会長に「お子さんは何人いらっしゃるんですか」と話しかけられる。びっくりしすぎて、「まだいないですけど…」と答えてしまう。今特に子供を考えていないのに"まだ"と言ってしまう自分に嫌気がさす。すると「子育てを楽しんでください。そして自分の人生を楽しんでください。」と言って、会長は去っていった。女性は子供を産むものだと思っているのも、みんなが子育てを好きと思っているのにも、かなり気持ち悪くなってしまった。まぁおじいちゃんだからしょうがないか、と思って仕事に戻る。作業中、なんかお腹痛いなと思ってトイレに行くと、生理が来ていた。ほっとするも激しい痛みだったのでロキソニンを飲む。気を取り直して本社の先輩にあれやこれや教わる。優しくて仕事ができて尊敬している。作業中、ミスを発見したので別の部署に向かって確認。経理の仕事とはいえ、親ほど歳が離れた人に色々指摘するのは申し訳なさもあり、帰りがけにお礼を言うと「いや!いつもこちらが迷惑かけているんで、大丈夫ですよ。」と笑顔で返してくれた。ほっとして退勤。生理なので歩く時間を短縮し、バスを乗り継ぐ。帰宅後は洗濯物畳みと夜ご飯の仕込み。クーラーつけなくても全然問題ないと思っていたが、パスタを茹でた途端に暑さに耐えきれなくなった。ちょうど夫が帰宅し、パニックになりながら家事をする私を見て「とりあえず、一旦休もうか」と座らせてくれた。エアコンのドライモードをオンにしながら、「クーラーは基本的に外気との差で運転するから、真夏でない時期はドライモードの方がかえって冷える」と教えてくれた。理科の先生みたい。「今日も焦ってしまってごめんね。でも生理だから許して…」と伝え、夜ご飯を一緒に食べる。ニンニクチップ(昨日作っておいた)を乗せたレタスサラダと納豆和風パスタ。夫は今日も二人前をぺろりと平らげた。彼に今日のもやっとした話を聞いてもらったら、すっきりした。食後も仕事をする彼にちょっかいを出しつつ、終わるのを待って二人で逃げ恥の続きを観る。みくりさんも歯の治療をしていて、タイムリーで共感した。ベッドで読書をしていたらいつの間にか就寝。

ニンニクサラダと納豆パスタ

6月15日(土)
4:30頃、激しい生理痛で目覚める。痛すぎてなんか独り言を話した気がする。ロキソニンを飲むためにフィナンシェを食べる。気休めに『1Q84』を読んでから二度寝。再び目が覚めた後、昨日両親や友人からLINEが来ていたので、朝の冷静な頭で返信する。両親からは父の日のお礼と食事のお誘い。友人からは無事にバイトを辞められた報告と、彼女が出演する発表会についての話が来ていた。まず、友人にはバイトを辞められたことを祝福しつつ、発表会が夜遅い時間だったので行けない旨を告げる。いつも我々夫婦しか誘っていないようだし、今適応障害気味の彼女に申し訳ないかなと思ったが、こちらも無理をしてはどちらにせよ関係は長続きできないだろうと判断し、断ることにした。夫も8時半くらいに起床したので、朝ご飯。立った瞬間に貧血がひどく、外出の予定を明日にずらしてもらう。いつものように掃除しようと思ったが、身体が動かずベッドで読書しながら三度寝させてもらった。気がつくとお昼だったので、夫にすき家でテイクアウトしてもらった。おろしポン酢牛丼とサラダのセット。夫は期間限定商品の特盛。食欲は普通にあるので美味しく食べた。食後はemiffyさんのvlogを観た後、TVerで『あの本、読みました?』を観る。母に私が好きそうな番組だと勧められていたけど、見事にハマった。小川哲さん回なのも嬉しい。夫は勉強するためにカフェに行ったので、私はゆっくり掃除をすることに。BGMとして久々にイロハさんの占いを聞いてみても、すっかり響かなくなった。これは、いい兆しだと思う。暑くなって裸足で歩くことも増えたから、クイックルワイパーもしっかりかける。すっきりした部屋でくつろぎながら、ネットショッピングをした。つい月々の収支を気にしがちだけど、夫に「必要なものなら買っていいよ」と言われていたので、ちょっと値が張るけど必要なものたちを購入。もう夕方だったのでnoteを開き、三日分の日記を書き進めた。写経みたいな気持ちで書けるから、頭がすっきりとする。記事で私のことを触れている方がいたり、フォロワーさんも70人に増え、日記を続けて良かったなと思う。帰ってきた夫が「ご褒美買ってきたよ!」と言うのでリビングに向かうと、なんとローストビーフ寿司を買ってきてくれていた。生理を頑張っているからとのこと。こんなことを人にしてもらったのは初めてで、夫への愛で胸がいっぱいになった。

夫が買ってきてくれたご褒美

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