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日々の気付き

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    読んだ本、食べた料理、夫との生活

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    扁桃摘出手術の記録。誰かの参考になれば。

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無理はしない主義でも君となら|日記(9/27-9/29)

9月27日(金) 作り置きしていた豚とインゲンの味噌炒め、卵焼きとポテトサラダをお弁当に詰めて出勤。今日は大雨予報だから早めのバスで向かう。 入院で休んでいたことと月末が重なって、業務は忙しかった。途中、別室で会議が始まって例の上司の怒鳴り声が聞こえてきたので、夫に進められていた「イヤホンでシャットダウン」を試してみる。するとタイミング悪く社長に話しかけられてしまい、いつも音楽聴きながら仕事してる人みたいになってしまった。でも誰にどう思われてもどうだっていいや、と思う。 その

    • 世の中に中指を立てながら、生活を愛する|日記(9/21-9/22)

      9月21日(土) 休日でも7時までには目が覚めるようになった。入院生活で得た恩恵である。基礎体温を測ると急激に低くなっていた。おそらく今日、生理が来るだろう。寝ている夫をベッドに置いて、身支度をする。久々にコンタクトをつけて化粧をすると、それほど工程が多いわけではないのにこれを毎朝やっていたのかと驚く。起きてきた夫と一緒に朝ごはん。実家で貰ったバームクーヘンを食べる。このバームクーヘン屋さんはもう閉店が決まったらしく、少々切ない気持ちになる。 emiffyさんの動画を観て生産

      • これから扁桃摘出手術を受ける人へ

        先日、扁桃摘出手術のために人生初めての手術・入院をした。 多くの病院では毎年症例数が100を超えるらしいが、それに比べて体験談が少ないように感じた。 私自身、手術前はリスクについての不安、術後は痛みや出血に対する不安に苛まれていたため、この体験談がこれから手術を受ける人に少しでも参考になれば良いなと思う。 入院日程・費用いつ手術を受けたらいいか まず、手術を行うのが喉であることから縫うことができず、かさぶたができて剥がれる経過をじっと待たなければならない。そのため、病院に

        • まさかの吐血で再び病院へ|扁桃摘出手術日記⑤

          退院一日目(術後七日目) 朝から在宅勤務。集中しずらいながらもなんとか仕事を終えて、白菜のすき焼き風うどんを作る。ここ最近まともに食べれていなかったこともあって、痛みはあれどゆっくり完食した。 『ラブトランジット2』を観たり夫と話したりしてから、重い腰を上げてシャワーを浴びることに。しかしここで事件発生。シャワーを浴びた瞬間に口から生温かいものが上がってきて吐き出すと、真っ赤な血がついていた。恐れていた術後出血が始まってしまったようだ。すぐに風呂場から出て夫を呼ぶも、話せ

        無理はしない主義でも君となら|日記(9/27-9/29)

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        記事

          痛みとの闘い|扁桃摘出手術日記④

          入院七日目(術後五日目) 3時半に目が覚める。またぬれマスクがどこかに行ってしまったようだ。冷蔵庫で冷やした水を飲むと、耳の奥まで痛くなった。薬が切れて喉が痛い。下剤を飲んだからか、久しぶりにお腹もひどく空いている。夫とのLINEを見る。退院後は自分も家事をやるから無理しなくていいと言ってくれた。そう言ってくれたのに、ここ数日は孤独な気持ちが拭えず、結局人間は独りなのだという気持ちが胸を覆っている。泣きながらなんとか眠りにつく。 6時過ぎ、起床。喉が痛い。朝食は練り物の煮物

          痛みとの闘い|扁桃摘出手術日記④

          すべて分かり合うことはできなくても|扁桃摘出手術日記③

          入院五日目(術後三日目) 何度か目が覚めたものの、起床時間の6時まで眠れた。相変わらず飲み込む時が痛い。痛みレベルは昨日と変わらず、扁桃炎にかかった時くらい。気分が停滞したままだったので、食事までラランドの動画を観て過ごした。朝食はほうれん草と玉ねぎの煮物、かぼちゃサラダ、おかゆ、味噌汁。食べる時舌の痺れも酷くてあまり口が開けられず半分残した。虚無っぽい気持ちになってしまい、カーテンの破れてる一点を見て過ごす(暗い)。 そういえば入院日から全く便が出てない。看護婦さんにも

          すべて分かり合うことはできなくても|扁桃摘出手術日記③

          折り返し地点|扁桃摘出手術日記②

          入院三日目(術後一日目) 朝4時頃、目が覚める。少し喉が乾燥したようだった。寝れそうになかったので、濡れマスクをつけてnoteを書く。30分くらい二度寝し、起床時間。7時に久しぶりの食事が出された。重湯と味噌汁、トマトスープにほうじ茶。全部が汁物。味が美味しくて重湯と味噌汁は完食できた。 8時から診察なので、集中して食べなければならなかったが無事間に合った。手術してくれた先生に喉をチェックしてもらい、歯磨きと洗面の許可を貰った。洗面所はドアがなく男女分かれてもいないため、

          折り返し地点|扁桃摘出手術日記②

          見知らぬ、天井|扁桃摘出手術日記①

          手術までの経緯 去年急性扁桃炎を発症してから、多い時は月に一回ずつ喉に膿ができるようになった。 発熱はないものの、扁桃を摘出しないとこのまま繰り返すことがわかり、手術を決断。 八日間の入院の様子と退院後の生活を、日記として記録していこうと思う。 最終的には同じ手術を受ける方に向けて、まとめ記事も書けたら。 入院一日目 いよいよ入院当日。昨日はなんだかハイになって珍しく0時くらいまで起きていた。準備は予めできていたので、追加のものだけ詰めて洗濯物を干す。夫は隣の部屋で在宅

          見知らぬ、天井|扁桃摘出手術日記①

          今日を生きるための光|HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024

          台風予報の8月31日、Kアリーナ横浜で宇多田ヒカルのライブを観てきた。 天候の心配は勿論のこと、ここ一週間ほどずっと体調が優れず、果たして当日ライブに行けるのかが心配になっていた。 仕事も料理も、日課になっていたnoteでの日記でさえも手につかず、終わらない頭痛と共に生きてきた日々だった。 しかし「手術前に宇多田ヒカルのライブに足を運びたい」という気持ちが勝り、天候にも体調にも負けず、無事当日を迎えることができた。 ライブまでの道のり 乱れたダイヤの中、なんとか新横浜駅

          今日を生きるための光|HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024

          気持ちがお揃い|日記(8/19-8/21)

          8月19日(月) 朝起きると生理が来ていた。安堵と生理特有の怠さが同時に来る。行きたくないよ〜と夫に言いながらも、洗濯物を干し弁当を詰めて出勤。宇多田ヒカルの静かめの楽曲を聴きながらバスに揺られる。ライブまであと二週間を切った。出勤すると事務所に誰も居なかったのでまず掃除をした。その後は自分の業務に戻る。やることが幾つかあるけど、集中して順番に取り組むよう心がけたら意外とスムーズに進んだ。 昼休憩中に病院へ電話をかけ、生理中でも尿検査していいか確認する。生理であることを看護婦

          気持ちがお揃い|日記(8/19-8/21)

          孤独は嫌いだけど一人は好き|日記(8/15-8/18)

          8月15日(木) 初めての在宅勤務。いつもより遅く起きて、洗濯物を干す。時間が少しあったので朝のうちにnoteを書き進めた。家で集中できるかなと思ったけど、最初にnoteを書いていたこともあってかスムーズに仕事ができた。遠隔で業務の引き継ぎをしてもらい、自分なりに進める。教えてもらったことは紙に書かずにExcelに入力するようにしたり、やることもGoogleカレンダーに書くことにしたら紙が減ってスッキリした。 お昼には納豆パスタを作る。いつも人の「リモートワーク飯」を見て羨ま

          孤独は嫌いだけど一人は好き|日記(8/15-8/18)

          正しいかは別として、自己肯定感を上げる|日記(8/12-8/14)

          8月12日(月) 5時台に目が覚めてしまう。布団の中でうだうだするものの、やっぱりもう一度眠るのは難しいようだった。お腹が空いたので起き上がり、「秋山ロケの地図」を観ながら実家で貰った和菓子とサラダを食べる。自分の地元回をチョイスして観たら、やっぱり面白かった。夫が起きてきてから化粧ブラシの掃除と布団の洗濯をして、スニーカーを洗った。昨日100円ショップで化粧ブラシ専用の洗剤を買っておいて良かった。 連休最終日のお昼に何を食べようか迷っていたら、夫が「焼肉でいいよ」と言ってく

          正しいかは別として、自己肯定感を上げる|日記(8/12-8/14)

          付き合って二年、笑いながら生きる|日記(8/8-8/11)

          8月8日(木) 四連勤最終日。毎晩泥のように眠っている気がする。最近日課になっている星野源ANNをSpotifyで聴きながら出勤。『いのちの車窓から2』が9月末に出ることを知って嬉しくなる。今月は宇多田ヒカルライブのために生きて、来月は星野源のエッセイのために生き延びよう。出勤していつもの業務に取り掛かると、本社の同い年の先輩から仕事を頼まれた。いきなり頼まれた時は説明不足で一体これが何の業務なのかさっぱりだったけど、「いつもバタバタしててすみません」と言われた時、忙しい時に

          付き合って二年、笑いながら生きる|日記(8/8-8/11)

          宇宙のなみだ|日記(8/1-8/3)

          8月1日(木) 旅行の翌日ということもあって、二人ともぐっすり眠れた。リビングを確認すると、夫は早くも荷物の片付けを終えていた。私は未だかつてないほどの量の洗濯物を30分かけて干す。荷物を片付ける気があまり起きなかったので、夫と一緒に日用品の買い出しに出かけることにした。カルディやドラッグストアを渡り歩く中、暑くて一気に買い物を済ませようと思っていたので無口になってしまった。 ようやくやる気が出たので、家に帰って荷物の片付け。お土産をラッピングしたり、作った置き物を飾りつける

          宇宙のなみだ|日記(8/1-8/3)

          夏の会津若松旅行(7/29-7/31)

          7月29日(月) 待ちに待った旅行初日。前日に買っておいたサンドウィッチを手に新幹線に乗り込む。車内では最近あまり書けていなかったnoteの記事をスマホで書いた。郡山駅から乗り換えて1時間と少し、意外とあっという間に会津若松駅に到着した。駅に降り立つと、まず涼しさに驚く。幼少期の頃に味わったような心地よい夏の気温に胸が高鳴る。 レンタカーを借りて、まずは夫の希望で「うえんで」という有名なラーメン屋さんに向かう。すでに行列ができていたものの、関東と違って涼しいので待つのも苦に

          夏の会津若松旅行(7/29-7/31)

          人生で心が震える瞬間|日記(7/26-7/28)

          7月26日(金) 夏休み前最後の勤務。やることが沢山あるので、朝から集中して取り組む。今日は一日、本社の同い年の先輩が来てくれていた。午前中は黙々と仕事をこなす。セクハラの上司とは席を離れるようになってから、ほとんど会話がなくなった。たまに食べ物をくれる優しいおじさんと化している。 休み前にあまり迷惑かけるのもよくないと思い、いつもより短めに昼休みを済ませる。頭痛が酷いが今日を乗り切れば終わりだから頑張る。午後、先輩がおもむろに彼女の話をし始める。あまりにも会いたくて、昨日は

          人生で心が震える瞬間|日記(7/26-7/28)