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これまでとこれから

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これまでの振り返りとこれからの決意
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人に期待せず、自分を好きになってみる

最近、人に期待してしまっていた。 まず職場の仲のいい先輩。 数年後に私の配属先が潰れるという噂を聞いて、「パート勤務だから、その時が来たら解雇されてしまいますか」と質問してみた。 すると、「上司に聞いてみないとわからない」という返事だった。 普通の回答なのに、何故か切ない気持ちがした。 先輩は親友と同じくらい話しやすく尊敬していることから、仕事という枠を超えて勝手に近い存在に感じていた。 おそらく心の何処かでは「もしそうなっても、一緒に仕事をしたい」「辞めないでほしい」と言

占いを見なくても大丈夫になった

過去や未来、人の思いや考えなど、見えないものについて考えるのが好きだ。 そのせいか、昔からおまじないや占いにハマり続けていた。 小学生の時には先生に当てられないおまじないをし、大学生の時には対面で不安な将来を占ってもらった。 一方、私の夫は非科学的なものはあまり信じない。 自分の体験をもとに実際に動き、予測を立てる。現実的な人間だ。 私は彼と出会って、恋愛に関する占いを見なくなった。見る必要がなくなった、と言う方が正しいかもしれない。 人は不確定で不安な物事にしか占いを求

「好きなことをやらなければ」という呪縛を夫が解いてくれた

昨日、夜ご飯を食べながら夫に相談をした。 今始めたばかりの仕事があるけれど、好きなことにまつわる求人を見ると思わず仕事を辞めて飛びつきそうになると。 彼には「その仕事に就いたら、どういう風に暮らしていると思う?」と聞かれた。 試しに実際の暮らしを想像すると、不規則な時間帯の勤務になることでこうして彼と食卓を囲むことや、上向きになり始めた健康状態を維持することも難しくなるだろうと思った。 私には「好きなことを職業にすること」を目的化するあまり、そういう現実的なことを忘れてし

時間があるうちにやりたいこと

新しい仕事を始めるまで、今日から一週間ほど無職だ。 さらに5月中旬から6月末までは週3日の勤務からのスタートになる。 いつもより時間がある時なので、自分のための備忘録としてやりたいことを整理してみる。 趣味noteの記事を書く 2024年に入ってからnoteで日記を書き始めて、順調に続いている。いろんな人の日記を読むうちに、週2回に分けて投稿する方が読みやすいことにも気付いた。引き続き、同じ頻度で日記は投稿していきたい。 それに加えて、テーマ別に書きたいと思っていた記事を

スマホ依存をなくして豊かに暮らしたい

大学生の頃、通学時間が長く電車でスマホを触ってしまうことが多かった。罪悪感からスクリーンタイムを確認すると、毎日5時間、週に35時間近く見ていてゾッとした。 学生時代と比べると今はそれほどスマホを見なくなったが、日記を書くようになってからというもの、一日の間で何をしていたか思い出せない空白の時間があることに気付いた。 そういう時は大概、スマホで意味もなくネットサーフィンをしたり、よくわからないショート動画を観ているのだ。 普段読んでいる本の主人公は、当然ながらスマホをあまり

肩の力を抜くと運がやってくる

「運がいい」って何だろう? 結局は本人の思い込み次第という点もあると思うけど、せっかくだから少し考えてみようと思う。 私は昔から、自分が運がいいと思ってきた節がある。 遠足や修学旅行、友達と遊びに行く日には必ず晴れたし、高校も大学も志望校に合格することができた。行きたいライブのチケットも大体当たる。 しかし最近、どうも調子がおかしいのだ。 昨年からよく病気をするようになり、転職しようにもなかなか受からない。 もしかして、運が尽きたのか?と思ったらちゃんと宇多田ヒカルのラ

デフォルトで体調が悪い

日記をつけているとよくわかるが、私はデフォルトで体調が悪い。 一般的に「身体が弱い人」と聞くと大きな病気を患っていたり入退院を繰り返していることなどを想像するが、私は大病をしたこともなければ入院をしたことは一度もない。 極めて微妙な立ち位置の「体調を崩してよく休む人」なのだ。 とは言いつつも、健康を手に入れない限り生活もままならないので、これまでの状態を振り返りながら改善のヒントを探ってみることにする。 体調不良の歴史昔からお腹が弱い 小学生の高学年頃からお腹が弱くなった

仕事について考えたこと

毎日日記を書いていると、仕事に対して悶々と悩み、意見もコロコロ変わっていることがわかる。 しかし、自然の中で内観したり、趣味の読書や映画鑑賞に没頭することで見えてきたものもあった。 今回は現時点での仕事に対する考えをまとめてみようと思う。 気になる仕事が見つかるまでは、今の仕事を続ける週4日勤務に加え土日祝休み、17時に終わるという点は自分の体調に合っている。しかしながら、業務内容は決して合っているとは言えない。 単純作業を長時間行なっていると頭がおかしくなりそうになり、「

世の中の意見から離れて

今日、夫の家族に会いに東京へ行った。 結婚して初めての年末年始ということもあり、よく周囲の人に「頑張って」と言われた。 「ゆっくりするための冬休みに何を頑張るのか?」と思いつつも、おそらく義実家での立ち振る舞いのことを言っているのだろうと予想がついた。 そういった意見にややうんざりしながらも、実はインターネットで嫁姑問題などを調べてしまっている自分もいて、二重にうんざりしていた今日この頃。 いざ義理の家族に会うと、そんな気持ちは消え去った。 緊張なく話せたわけではないが、落

人から離れる勇気

長い冬休みが終わろうとしている。 この期間中はnoteやYouTubeを始めたり、繰り返し都内に出かけたりと、かなり充実していたと思う。 そんな中、地元の友人からの誘いを断って(あるいはすり抜けて)きた回数も多かった。 側から見たら「誘われるうちが華」なのかもしれないけど、どうしても行きたくないこともあるのだ。 学生時代、共通項のある時は何も考えなかったのに、大人になって別々の場所で生活を送ると、一番大事にしているものや価値観がするすると変わってしまう。そうなると必然的に学

海ばかり見ていた

今朝は久しぶりに高校時代よく訪れていた海にやってきた。 人が少なくて静かな波音しか聞こえないのはあの頃と変わらず、いつの間にか足が遠のいてしまっていたことを悔やんだ。 最近は仕事について悩んでいたこともあって、ここでなら整理できるかなと思った。 美しい海を横目にゆっくり砂浜を歩いていると、ポツポツ言葉が浮かんでくる。 別に私は有名になりたいわけでも、何かすごいことを成し遂げたいわけでもない。 例え自分のやっていることが誰にも知られなかったとしても、穏やかな海を見てその色、

2023年、そしてそれに紐づく人生を振り返る

突然押し寄せてくる波のような一年だった。 ゆっくり振り返ってみる。 体調不良からの退職まず年が明けてすぐ、体調が悪くなった。仕事に追われ、気付いた時にはほぼ毎日頭痛がするようになっていた。整体に行っても病院に行っても症状は治らなかった。 毎週日曜日、楽しいはずのデートで涙を流していた時に「なんでこの時間のために生きてるのに、仕事のことを思い出して泣かなきゃいけないのだろう」と思い、5月に退職した。 ちょうど新卒で就職して一年が経った頃だった。 同居していた家族の目もあり、