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2023.10.20(金)音のなる街
今日は音楽のお祭りがある日。
昼下がりの通り道、下校していく小学生二人組とこれからステージに向かっているであろう、バンドメンバーがすれ違いざま、トランペット奏者のおじさんは、ふと楽器を歩きながら構えてアンパンマンマーチを数小節鳴らす、小学生はわっと顔をさらに明るくして、「がんばってくださいっ」と返してて、バンドメンバーは「お、がんばるぞ〜」「よーしよし」
と湧き上がる。
駅前の会場が公開のステー
ナポリタン喫茶店味・「懐かしい」を食べる
喫茶店で食べるナポリタンには不思議な趣があります。
私たちが共通で持っている「懐かしさ」を鍋に広げて、茹でてケチャップソースにあえてみたらきっとこんな味なんでしょう。
食事に関して趣がある、という言葉はとんと使わないのですが、喫茶店で食べるナポリタンには、どうしたって調味料で変わるのとは異なる味わいがあります。
普段は本を読むために訪れる場所で食べるあのくたくたで濃ゆくておいしいとても普通でどうし
アーミッシュカントリーを訪ねる・彼彼女らの手
アメリカで二つ目の滞在先が、オハイオ州でアーミッシュの方達が暮らしているエリアです。コロンバスからは北東へ2時間半ほどの場所です。
アーミッシュとは、スイス系の移民でキリスト教を共同体の一つです。特徴としては、伝統的な信仰生活を守るために、文明を取り入れることに対して非常に慎重で、今でもなお商用電気を使わずに自給自足に近いような、農耕牧畜を中心産業とした生活をされています。なんと建築も納屋とかは
2023.9.18(月)「休日」と題したいくらいいつもの休日
しばらくアメリカに行ってきていて次の休みの最終日。疲れてるかもと思いあまり予定を入れずゆっくり過ごす3日でした。12時間ぐっすりと眠ってしまった日もあって、魂は鈍行で帰ってきたらしい。
とはいえ帰っても元気だったのでこんな時に自分は何するんだろうなあと思ったら、古書店を巡りカレーを煮込んで、銭湯に浸かってました。なんだかすごい落ち着きます。
土曜は友人が企画で吉祥寺に書店を期間限定で出していて
大小の嘘をもしゃもしゃ食む獏の頭を撫でると小さく鳴きます
神様に言った言葉をメモせずに世にある僕らはうっかりやさん
2023.7.29(土)空間芸術と私たちの身体・イサムノグチの彫る場所
花火やお祭りの音が遠くに聞こえるような日ですね、4年ぶりの場でのお祭りが帰ってきている催し事が多いようです。
今日は美学についての読書会、テーマは「空間と芸術論」でした。
イサム・ノグチの公園の特徴を取り出しながら、ポストモダンにおける空間芸術について、その輪郭がどこにあるのか?を探るような会話を進めます。
近代以前はイギリスの庭園にわかるように、空間芸術とは客観的に眺めて「美しい」という価値
2023.7.28(金)本屋をめぐる・うれしい猫の気配
週末は本屋巡りのために吉祥寺へ、最近はもっぱら場で本と会うのが楽しくて仕方ありません。
友人と待ち合わせてまずはカレー屋さんへ、欧風カレーってなんでこんなにしみじみとおいしいんだろうな、なんだか身体の内側の深いところに染み渡るような味がします。
スパイスもだしも野菜のうまみも煮込まれてとろとろになってすべてスプーンに乗っかっててこれはすごい発明と感心してしまう。
そんなカレーを後にしてお気に入
2023.7.16(日)浅草で本のお祭り・ペンキ絵は夢のよう
今日はBOOK MARKERT2023に参加してきました、会場は浅草です。地上に登ると観光客でひしめく通り、ひとひとひと…人の間を縫いつつ進み、途中で浅草メンチによってメンチカツをかじってから会場に向かいます。
一面見渡す限り出版社が今こその本を並べてくださっていて、本が生まれた背景を話してくれる、とてもとても楽しい、作品を文脈に紐付けて楽しみたい自分としてはこの上ない場所です。
今でこそ編集
2023.7.10(月)寛容とは何か?生きる主題
週末は午睡も含めると10時間くらい眠りました、泥のように眠るとはこのこと。日曜は読書会が2つ、美学論と本紹介型を一つずつ。とくに紹介型の方では、生きていくテーマをどうするか?という話になってとても興味深かったです。
私が抱えるテーマの一つは「寛容」についてでした。
以前、優しい人であろうこと、善き人であろうこととは何か?という問いを母と話していたことがきっかけだったのか、ふと連絡が来てこれ読ん
2023.7.6(木)夏のはじまりは夜の空気の匂いで察知する
ちょっと遡って先週末は富士の麓のキャンプサイトに行ってました、トレーラー式のコテージ泊で、焚き火ピットもあったり、猫が住み着いていたりと素敵な場所でした。
大学時代の先輩方と一緒に行ったのですが、キャリアの節目にいる方々もいたりと、悩まれてることを交換したりと、どこから目線かは分かりませんが、試行錯誤してみんな生きてるということを実感しました、みんな色々悩みながらも前に手を伸ばしつつ歩いている。
2023.6.29(木)日記がはじまって一ヶ月くらいが経ちます
日記を続けて一ヶ月くらいが経ったみたいです、変わったことは世に出す文章のハードルがだいぶ下がった気がするということと、筆がゆるくはやくなった気がします、誤字脱字もある程度残っているし、多分伝わりやすさみたいなところでみると、推敲された文のがいいと思うのですが、この話している感覚と近いように伝えられるのは日記のいいところです、日記だって間違えた言葉わざわざ直したりしないですもんね。
あとは自分が書