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2021年12月の記事一覧
誰かの痛みで死にそうです
言葉のナイフが向暑はるの胸に何本か突き刺さる。
このナイフは自分に向けられたものではないと分かってるのに、
なぜかナイフを向けられた当人を庇おうとして自ら刺さりに行く。
結局当人の痛みは何も庇えていない。
無駄に痛む人が増えただけである。
向暑はるは人の痛みとその痛みの原因が具現化したかのように見える人だから、
隣で怒られている同期くんを片目で見ながら、勝手に苦しんでいる。
転んだ人
話し方は誰かに影響されている
あれだけ小説が好きだと断言していながら、今年度に入ってから向暑はるはまだ小説を読んでいなかった。
こりゃいかんと思って、友人から”読まないほうがいいよ”と勧められていた村田沙耶香先生の「コンビニ人間」を読むことにした。
押すなと言われて押すのと同じ原理である。
それに本の帯に、芸能人兼作家のあの人が絶賛しているのだから、面白いに決まっている。
と本を開いてから数分後までは思っていた。
あ
1年が長いとか短いとかはどうでもよくて
まともに1年と続いたことがあるのは、
部活とカメラとあの人くらい。
向暑はるは基本的に三日坊主だから、楽しいことも長くは続かない。
あんなにハマっていた散歩も気付けば向暑はるの好奇心の外に出て行ってしまった。
またそのうち戻ってくるだろうけど。
歳をとるたびに1年という歳月は短くなっているように感じる。
これはたぶん1日1日が充実しているわけでもなくて、
暇を持て余しすぎてる訳でもな