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進路を選ぶときに大切にして欲しいこと

誰もが通る道である進路選択

早い人は、小学校・中学校受験、
一般的には高校進学時が多いでしょうか?

私は高校から実家を出て
他県の強豪校のラグビー部で
寮生活を送る道を選択しました

最近になって、

「地元の高校に行っとけばよかったと思うことないの?」

と、聞かれることがあったのですが、
私は、「地元の高校に行っておけばよかった」
と思うようなことは一度もありませんでした

この記事では、私の経験上
進路選択の際に最も重要だと思うこと
についてお話させて頂きます

◆最も重要なこと

結論から言います

進路選択において最も重要なことは

「自分で決める」

ということです

え?そんなこと?
という声も聞こえてきそうですが、
これは当たり前のようで
実は結構難しいと思っています

進路選択には、周りの環境が大きく影響します

それは、であり、学校の先生であり
友達であり、住んでいる土地であり
身近な先輩であり、テレビ見た人である
場合もあるかも知れません

周りの環境から影響を受けるうちに
実は選んでいるようで選ばされていたり、
あるいは、
限られた選択肢しか与えられず
その中から選んでいただけだったり
するのではないでしょうか

「偏差値」や「通学可能な範囲」は
最もその要因になりやすいかも知れませんね

できるだけそのような縛りも少なく
可能な限り多くの選択肢から選ぶという経験は、
その後の歩みに大きな違いをもたらす

私はそう考えています

◆生まれる覚悟

「自分で選択した」という自覚があれば
その自分が決めた道を進んでいこうという
覚悟が生まれます

つまり、
「いいわけ」がなくなるのです

こう言われると少し堅苦しさを感じますが
人間は弱い生き物なので、
常に逃げ道を求めています

逃げ道を持っておくこと自体は
良いことなのですが
この逃げ道も自分で用意するのが理想的で

「自分で決めた道じゃないから」

という逃げ道は
成功には最も邪魔になります

私も、全国レベルの強豪校で入学当初は
カルチャーショックを受けましたが、
自分で選んだ道だったということや
送り出してくれた両親への感謝
絶対に負けないという覚悟になっていました

そこからの選手生活の大きな目的は
両親への恩返し
になっていたと思います

活躍している姿をみせることだけが
恩返しの方法だと思っていたので
覚悟を決めるのは簡単でした

おかげで、
1年からベンチ入りメンバーになったり
3年の時には、日本代表候補にも
選ばれることができたと思っています

周りにも同様に
越境してきている選手はいましたが、
最終的に差がついたのは、
私の方が覚悟で勝っていたのではないかと
今であれば言語化することができます

◆正解は誰にもわからない

正直、選んだ時点では
正解も不正解もありません

実は重要なのは、
「選んだ道を正解にすること」なのです

なので、上で語っている「覚悟」とは

自分の選んだ道を、自らの力で正解にする覚悟

であるとも言えます

そのためには実は、一つ目で言っている
「自分で決める」ことはとても重要です

自分で選んだ道だから
その道を正解にするために
努力を惜しまず突き進むことができる

シンプルでわかりやすいですね

そして、
その正解の形もひとつではないと思います

自分なりの、
自分だけの正解に導くために
試行錯誤していく過程こそが
人を大きく育てるのだと思います

◆最後に

私自身、いままで自分で選んだ道を
正解にするために奔走してきました

そしてこれからもそうするでしょう

あの時の高校進学が
間違っていたと思うことはありません

ただ、

「別の正解もあったのでは?」

と思うことは時々あります

それは私が

ラグビーという縛りを外して考えたことがなかったから

です

28歳で選手を引退してはじめて
その縛りを外した選択肢
選べるようになりました

当時見ていた世界は
想像以上に狭かったと感じたし、
少し勿体ない・悔しいという思いもあります

それを伝えていくことも
一つの使命だと思っています

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