見出し画像

【社長書き下ろしnote#4】「当社の新卒採用活動の過去と未来」を全て打ち明けます。

2月に入り、少しずつ春の訪れと共に3月1日に解禁になるのが、大卒・短大卒・専門卒の採用活動です。当社も国の採用スケジュールに合わせ、3月1日から採用活動をスタートします。

学生目線での採用面接に対するノウハウや情報はたくさんあると思いますが、企業側が採用に対してどんな視点で考えているのかについて、包み隠さず全て打ち明けたいと思います。

もしかしたら、真実や本心を書き過ぎたことによって学生の中には「えっ?」とショックを受ける方もいるかもしれませんが、真実を書きますので、社会の仕組みなのだと受け止めてもらえたらと思います。

■なぜ新卒採用を行うのか(目的)

各企業、様々な理由はあると思いますが、大きくは「会社の未来を創っていけるメンバーを増やす」ということが新卒採用の目的なのではと思います。
当社も会社の未来を創っていけるメンバーを増やすために新卒採用を行っています。

会社は誰のためにあるのか?社員のために会社があるわけではありません。
お客様にサービスを提供するために会社があり、より良いサービスをお客様に提供し続けていくためには、会社の価値観やビジョンに共感してくれたメンバーが必要になります。

そして今だけでなく、この先の未来まで継続していけるサービスを提供するためには、年齢が若い新卒社員の採用が不可欠です。

お客様のために会社はあり、お客様のために社員がいる。ということです。

会社からのお給料だけを当てにしている社員は、働く目的がズレています。会社は「金の成る木」ではありません。お客様あっての会社です。
ただ、当然、サービスを提供していくためには社員も重要なので、福利厚生の充実や働く環境の改善などを行い、少しでも「働きがい」がある環境を整えていく必要があります。

話を戻しますと、やはり、会社の価値観やビジョンに共感してくれたメンバーと未来を創っていく必要があります。

握手


■当社の過去の採用方法について

初めての社員の採用は2014年で、中途採用でした。
新卒の採用は2019年の4月に開始したので、2022年4月で4年目になります。

この4年間で、会社として様々なトライ&エラーを繰り返してきました。

トライ・・・求める人材かどうかを判断するためにはどんな試験内容にしたらいいのか?を毎年検証。
エラー・・・採用のミスマッチの事。採用のミスマッチを防ぐために、試験内容を変更し続けている。

ミスマッチは、従業員側も会社側も、どちらも不幸になってしまいます。お互いにとって非常にストレスになる状態が採用のミスマッチだと思っています。

会社の方向性や考え方に合わない場合、仕事をしていても頻繁に「その考え方は会社が向かう方向ではないよ。」と訂正される回数が多くなります。会社としても考え方がズレていた場合は都度軌道修正を求めますので、何度も伝え続ける必要があります。従業員側も、何度もズレているということを指摘され続けます。

このやり取りが何回も、何十回も、何百回も一緒に働いている間、言い続け、言われ続けますので、お互い非常に大きなストレスになります。

会社としては、ビジョン実現のために走り続けていますので、ミスマッチの従業員に合わせることは出来ません。そうなると、最終的に考え方がズレていることを何度も指摘されるのが辛くなり、退職していく事になります。
退職前提で採用している訳ではないので、退職を選択してしまうことに、会社としては非常に残念な気持ちになります。

バス

過去の採用方法としては、面接だけの時もありました。
しかし、それだけではミスマッチが起きていたので、作文を書いてもらったこともあります。
それでもミスマッチが起きるので、今度は性格検査を入れました。
それでもミスマッチが起きるので、ディベートや入社したい思いをカメラに向かって話しをしてもらう試験もやりました。
しかし、それでもミスマッチが起きるので、物ボケやプレゼンを入れたり、基礎的な学力を把握する筆記テストを入れたりしました。

このように、毎年ミスマッチを防ぐための試験内容に変更して来ているのが現状です。

4年前の第一期生の新卒採用試験は一次試験=最終試験でしたが、4年が経過した現在は、5次試験まで行っております。

面接


■創業間もないベンチャー企業の採用活動の苦悩

当社は2008年創業、2012年に法人化したので、まだまだ10年ちょっとの会社です。

今でこそ、高卒採用、大卒採用と一通りの採用を行い、素敵なメンバーにも恵まれていますが、法人化してから5年ほど経過した2017年頃の採用については非常に大変でした。

【採用が大変だった時期に感じたことや出来事】
●企業名やサービス内容の認知度が低く、採用活動しても応募が来ない(採用活動前から本当に来るのか?と気分がどんよりする)

●採用活動に掛ける予算がほとんどない状態(売上が少ない中から採用コストが重すぎて捻出するのが難しい)

●応募が1名来てくれただけでも歓喜の舞い!(こんな無名な会社に応募してくれてありがとう!となぜかそれだけで嬉しい)

●大手の採用活動のニュースを見る度に、あんなに注目され、あんなに応募があり、あんなに採用することが出来て良いな~と羨ましく感じる(もっと売上を上げて優秀な学生を採用して会社を大きくするぞ!と誓う)

●少ない応募者の中から選ぶことになるので、消去法に近い採用方法になる。結局ミスマッチが発生し、退職していく。(本当はしっかり選びたいけど、選んでいたら誰も残らなくなるというループにはまる)

このように、ベンチャー創業者なら理解できる「あるある」だと思いますが、お金がない中で、採用していくのは本当に至難の技です。

当時、毎回思っていたのは「創業間もないベンチャー企業でも求人掲載費用を手が出る価格設定にして欲しい」と何度思ったことか・・・。
2万円、3万円の単位ならまだ手は出せますが、数十万円単位、数百万円単位で発生する求人掲載費用なんて出した瞬間、倒産です(笑)
しかも掲載期間が〇ヶ月とか。まさに掲載期間が会社倒産へのカウントダウンです(笑)

そんな思いで求人掲載費用を掛けて、内定辞退や入社して1ヶ月で退職とか、頭おかしくなりそうです(笑)

この感覚を分かりやすく例えるなら、お年玉を貯めて買った念願のゲーム機が、買って1か月で壊れて保証もなく、返品交換も出来ず、ただただ終了していく感じです。

壊れたゲーム

採用しないと会社は大きくなれない、しかし、売上が少ない中で採用費用を捻出するのは厳しい。でも、売上を上げていくためには新たなメンバーが必要。と、このループにいる時が、本当に辛いですね。

このループから脱出するために、創業者は何でも一人でやり、乗り切るというスキルとメンタルが鍛えられるんだな~と思っています。

ただ、私にとっては、陸上自衛隊にいた8年間の訓練が人生の中で一番過酷で厳しい内容でしたので、それに比べたら、起業での大変さは全て楽しく乗り越えてきました。
今でも、「雨が降っているときに屋根のあるところに居られる幸せ」を感じています。
小さな当たり前を幸せに感じることが出来るようになったのも、自衛官としての8年間が自分を成長させてくれました。

念のため書いておきますが「求人掲載費用を掛けて、内定辞退や入社して1ヶ月で退職」ということが、応募者が悪いという意味ではありません。
創業間もないベンチャー企業の創業者の気持ちとして、そんな綱渡りみたいな状態で採用活動している実態を知ってもらうために書いていますので、笑っていいただけたら幸いです。

どんなサービスも最後は「人」です。
それだけ企業成長に欠かせない「人」の部分ではありますが、当時は本当に大変だったな~と昨日のことのように思い出します。


■採用活動にかかる費用の実態

【高卒採用】
基本的には無料で採用可能。ただし、高卒採用に特化したエージェントを活用した場合は数十万単位で掛かる。

【大卒採用】
合同企業説明会のブース出展費用及び、マイナビ等の求人ページへの掲載で、800万円から1000万円が基本的費用。全国の合同企業説明会に参加するエリアを広げるとそれに比例して社員の出張に関する交通費などが発生する。


■高卒採用の特徴
【企業側のメリット】

大きく二つあります。

1:基本的に採用コストが掛からずに採用が可能
高卒採用のエージェント会社もありますが、学校への自社PR活動と、先生とのコミュニケーションを密にすることで、費用を掛けずに採用することは可能です。ただし、人事担当者の学校回りに要する時間は尋常じゃないですが・・・。その時間を掛けたくないのであれば、有料でエージェントにお願いするしかないですが、それだと高卒採用のメリットが小さくなってしまうと思っています。

学校回りに時間をかけ、学校関係者との人脈を構築し、その結果コストを掛けずに採用し、翌年以降は構築した人脈を活用して採用できる仕組みを完成させていくようなことが出来るのはメリットだと思います。

2:基本的に内定辞退が発生しない
大卒採用との違いの一つでもありますが、高卒採用において、内定辞退は基本的に発生しない仕組みです。
理由はこの下のデメリットにも記載していますが、「一人一社制」という仕組みがあるからです。学生は、企業からの内定通知をもらった時点で、就職活動にピリオドを打ちます。1社受けて、決まらなければまた次の1社と、決まるまでこれを繰り返します。※厳密には、9月中までは一人一社制、10月以降は一人二社制になることが多い。
なので、内定=1社で決定となるため、企業側は採用人数の計画を立てやすく、想定通りの人数を採用することが可能になります。

10月以降は一人二社制という仕組みもありますが、企業側からすると、9月で決まらなかった学生ということはどういう学生なんだろう?何か問題があるのかな?と気になってしまう企業もあるかと思います。なので、9月中に何としてでも1社から内定をもらうことに必死の学校や学生が多い傾向です。遅くなればなるほど、第一志望の企業は早々に採用定員に達してしまい、受付終了してしまうため学生にとっても不利になってしまいます。

■高卒採用の特徴
【学生側のメリット】

大きく二つあります。

1:学校がおススメの企業を紹介してくれる
学校側が企業を斡旋してくれる仕組みが「一人一社制」という仕組みです。この仕組みのお陰で、学生は膨大な企業の中から選定する時間を短縮することが出来ます。
学生にとっては、学校側がおススメする企業ということは、変な会社ではないだろう。という安心感を得ることも出来ます。

2:学校が企業との間に入ってくれるから安心
企業側との面接日程の調整やその後のスケジュールのやり取りなど、未成年かつ、社会経験の乏しい高校生が行うのは不安な部分があると思います。それらの細かなやり取りを、学校が間に入り企業側と代わりにやり取りしてくれる仕組みが用意されているのは、学生にとって非常に大きなメリットだと思います。面接後の採用可否についても学校側が企業側をつついて返事を急かしたりすることも行ってくれます。
この構図は、なんとなく、中途採用の人材紹介会社の仕組みに似ているなと思っています。


■高卒採用のデメリット

高卒採用の最大のデメリットは、「一人一社制」です。
この一人一社制は、高度経済成長期であった1950年から始まった制度で、2022年の現在まで72年もの間、世の中は時代とともに変わる中で国の仕組みだけは、未だに高度経済成長期のまま変わっていないというのが実態です。

一人一社制ですと、一社受けてダメならまた次の一社を受けるというように、牛歩で進んでいくので、学生側にとっては内定を複数個所から得ることが出来ず、選択肢が少なくなります。企業側にとっては、学生が「一社受けてダメならまた次の一社」という動きがあるため、選考フローを早める必要があります。大卒のように5次試験まで行うなどの、しっかりとした選考するための時間の余裕がないため、企業側の立場としては、急かされるため採用が博打のようになってしまいます。

あくまで私が思っている「一人一社制」のデメリットは、学生にとっても企業側にとっても選択肢が少なくなるというのがデメリットだと感じています。このような状況もあり、必要な人材の採用試験を当社側でコントロール出来ない状況がマッチしないため、22卒を持って高卒採用から手を引くことにしました。

■大卒(短大・専門含む)採用の特徴
【企業側のメリット】

大きく二つあります。

1:採用試験を複数回行うことが出来る
高校生の採用は学校とのやり取りや、一人一社制ということもあり、基本的に採用試験に時間をかけることが出来ず、一次試験=最終試験みたいな感じになってしまいますが、大卒採用は、企業側が求めている人材かどうかを見極めるために、複数回の試験を設けることが可能です。

当社は23卒から5次試験まで用意しています。学生にとっては何度も試験を受ける必要があるため、大変だとは思いますが、お互いのミスマッチを防ぐためにも必要な選考フローだと思っています。

2:直接のやり取りが可能
高卒採用は、どうしても学校が間に入ってしまうので、やり取りは学校を通して行われます。その為、学生と直接やり取りを行うことが出来ず、伝言ゲームのようになってしまい、スピード感のあるコミュニケーションを取るのは難しいですが、大卒採用は、この辺の煩わしさから一気に解放され、企業側は学生と直接やり取りすることが可能です。

直接やり取りすることで、学生側の熱量や思い、行動力、スピード感などを感じ取ることが出来ます。また、インターンシップを行うことも出来るため、どんな学生なのか仕事に対する姿勢も確認することが出来ます。

■大卒(短大・専門含む)採用の特徴
【学生側のメリット】

大きく二つあります。

1:複数社受けることが出来て、内定辞退も出来る
これは高校生と大学生の最大の違いだと思います。高校生は一社しか受けられず内定辞退できない仕組みなので真逆ですね。

学生にとって人生の分岐点である就職先企業の選定を、複数受けることが出来て、複数内定をもらったとしても最終的に1社以外、内定辞退のカードを使うことが出来るのは最大のメリットだと思います。学生に選択肢がある状態なので学生が自分の意志で考え、決定していくフローが「主体性」を求めている当社にとっても非常に良い仕組みです。

内定辞退は様々な理由で起こると思いますが、少なからず言える事として、
①学生から見た時に企業の魅力を感じなかった
②企業側が学生に魅力をうまく伝えることが出来なかった

この2点が内定辞退の要因かと思います。
企業側は、内定辞退を真摯に受け止め、それをきっかけに、魅力ある企業にしていく努力が必要だと思っています。内定辞退=学生から気付きをいただくと考えることで、内定辞退は決して企業側にとっても悪いことばかりではありません。

2:インターンシップや内定者バイトに参加することで、会社の内部に入り社風や雰囲気などを感じ取れる
会社見学会や説明会、採用試験では感じることが出来なかった部分も、実際に会社内に入って、社員と一緒に働くことでまた違った良い部分や、社員同士の関係性、想像していた感じと違った部分など分かることが多いと思います。また、インターンシップや内定者バイトに参加することで、入社前に従業員の名前を覚えたり、覚えてもらったりすることが可能なので、4月の入社からスムーズに合流することが可能です。
インターンシップであれば、採用試験を受けたい企業なのか選定するためにも使えるので、使えるものは全て使った方が良いと思います。

就活


■大卒採用のデメリット

最大のデメリットは、内定辞退です。
企業側は毎年〇人採用という目標は設定する中で、内定辞退率を考慮した上で予定よりも少し多めに内定を出し、最終的に内定辞退者が発生し、目標人数に着地させるというのが一般的な動きです。

内定辞退率をどんなに計算しても、正確な内定辞退率を出すのは難しいです。まさにコントロール出来ない部分です。そうなると、企業側としては、会社の未来を考えた必要な採用人数と、人件費の予算も計算して新卒採用を行いますが、ここが色々難しい部分でもあります。

例:内定辞退率を30%と想定する場合
20名の採用目標だった場合は、内定辞退率30%を考慮し、26名の内定者を出します。

(実際の内定辞退率が10%の場合)
ありがたいことに10%だった場合、26名×10%=24名の入社になります。
20名で想定していた人件費の予算に対して、24名の採用になるので、4名分の人件費予算超過となります。

(実際の内定辞退率が50%の場合)
その逆で想定よりも増えてしまい50%だった場合、26名×50%=13名の入社になります。20名で想定していた人件費の予算に対して、13名の採用になるので、予算の範囲内には入っていますが、20名で考えていた各部署への配属人数を割ってしまい、会社が考える成長速度が鈍化する可能性があります。

学生にとって、自身が一番入社したい企業を選ぶことが出来るのでそれはとてもいいと思います。内定辞退することがダメということではなく、企業側が内定辞退率を予測して内定者数を決定するのは、非常に難易度が高いです。
大企業は、予定よりも10人、20人多くても全体の人件費での割合で見たら影響は大きくないと思いますが、社員数が30人前後のベンチャー企業から見ると、予定していた採用人数とのギャップが大きければ大きいほど経営的には厳しいものになります。


■採用試験内容についての決め方

求めている人材かどうかを判断するための試験を考えています。
ただ、他の会社と同じ試験内容は一切考えていません。
完全オリジナルの試験内容になりますので、事前に面接の練習をして来ても一切役に立たないような試験内容にしています。

私が一番意味のない面接だと考えているのは「暗記した内容をすらすら話してもらう面接」です。
会社としては、暗記した内容を間違えずに話ししてもらったところで、本当に求めている人材かどうか分かりません。記憶力が良い人材が欲しいのであればその面接でも良いと思いますが、当社が求める人材は記憶力が優れた人材ではありません。

「主体性・論理的思考力・クリエイティブ力・提案力」がある人材を求めています。なので、それらの能力を持ち合わせた人物かどうかを判断できるような試験内容にしています。

採用

暗記した内容を話しているのか、自分の言葉で話しているのか、私はすぐに分かります。

自衛隊の時に、面接練習の担当として何人もの面接を見てきましたので、質問の内容を切り替えるだけで、暗記した内容を話しているのか、自分の言葉で話しているのか一発で分かります。
一例としては、暗記をした内容を話す時と、自分の言葉で話す時の決定的な違いは、話す速度です。ここではあまり細かく書きませんが、心理的にこの二つには大きな違いがあり、様々な発言、動きに顕著に現れます。

採用試験内容について記載することは出来ませんが、「主体性・論理的思考力・クリエイティブ力・提案力」がある人材を求めていますので、それらに関する試験内容が出ると思っていただけたらと思います。

学校で行う面接練習など、様々な採用試験に関する練習をどんなにやって来ても、当社の採用試験には一切役に立たない練習ですので、もし当社の採用試験を受ける場合は、何も練習して来ない方が時間を無駄にしないと思います。


■当社の今後の採用について

現在、5次試験まで行っておりますが、会社側も学生側もどちらも人間なので、判断を誤ってしまうことで起きるミスマッチは、100%防ぐのは難しいと考えています。

だからこそ、年々採用試験の難易度を上げていきますし、試験内容もより高度にしていきます。
先日、第3期生の社員から「今の採用試験だったら絶対に落ちていました・・・」と言われました。毎年難易度を上げているので、以前よりも難しく感じるのは当然のことだと考えていますし、そうしないと従業員のレベルを上げていく事は出来ません。「今年の応用問題は、来年の基礎問題」です。

採用活動について会社ごとに色々な考え方があると思います。
今年は〇人採用だから、何が何でも〇人採用!というところに行き過ぎて視野が狭くなり、目標の採用人数を達成するために会社が求める要件とズレていても、採用にしてしまう会社もあるのかなと思っています。

しかし、それでは、「目標」だけに意識が行ってしまい、採用活動の「目的」を忘れてしまっている状態です。
大事なのは「目的」です。全ての行動に対して重要なのは目的です。

何のために採用するのかを考えず、採用する人数だけで競うのであれば、そのような採用活動は破綻していると思います。
それは採用活動ではなく、毎年行われているただのイベントです。

当社は、今後も「IPOに向けて会社の未来を一緒に作っていけるメンバーを採用するため」に採用活動を行い、「主体性・論理的思考力・クリエイティブ力・提案力」がある人物かどうかを採用の軸として試験内容をカスタマイズしていきたいと考えています。

今回、当社の採用試験について、過去の失敗や現在取り組んでいる事について色々な視点で「採用活動」を書かせていただきました。

ベンチャー企業の経営者の方は、共感いただける部分もあるのかなと思いますし、学生の方にとっては、企業の採用活動の裏側を知っていいただくきっかけになったかなと思います。


■就職活動中の学生の皆さんへ

日本には会社が約400万社あります。
どの会社にしようか悩んでいる方も多いのかなと思いますが、会社のパンフレットやHPだけでは分からない部分も多く、もしかしたら真実を隠そうとしている会社もあるかもしれません。

少しでも不安な気持ちを軽減させるためにも、会社説明会に参加してみてください。会社説明会でワクワクしないのであれば、そんな会社は選択肢から外した方が良いと思います。

入社すると1日8時間、週に40時間、月に160時間、年間約2000時間を会社で過ごします。
家族や友達と過ごす時間よりも会社のメンバーと過ごす時間の方が多いと思います。
だからこそ、ミスマッチで入社してしまうと悲惨ですので、会社説明会に参加し、自分自身がワクワクするかを確認してみてください。

それと、従業員の皆さんが働いている執務エリア内の会社見学ツアーをやっている会社かどうかも判断基準の一つです。
実際の働いている従業員の様子を見ることで、楽しそうに仕事しているのか?笑顔はあるのか?罵声が聞こえないか?自分自身がその空間で仕事しているイメージが湧くか?を確認した方が、よりミスマッチを防ぐことが出来ます。
そもそも働いている様子を一切見せない会社は、真実を見られると採用活動に影響が出てしまうことがあるのかもしれません。

当社は会社説明会だけでなく会社の隅々まで見学していただくツアーも同日行っておりますので、社風が合うか合わないか、判断しやすいと思います。
是非興味がある学生の皆さんは、会社説明会にお越しください。

スケジュールによっては、代表取締役社長の私、佐藤が登壇する回も用意しておりますので、確認の上、お気軽にお申し込みください。

多くの方々にお会いできる日を楽しみに待っております!

画像8

【マイナビ主催 就職EXPO(合同説明会)当社参加予定】
・3月1日:大阪府・大阪市(会場名:インテックス大阪)
・3月2日:愛知県・名古屋市(会場名:ポートメッセなごや)
・3月9日:福岡県・福岡市(会場名:福岡国際センター)
・3月11日:埼玉県・さいたま市(会場名:さいたまスーパーアリーナ)
・3月18日:宮城県・仙台市(会場名:ゼビオアリーナ仙台)
・3月21日:新潟県・新潟市(会場名:朱鷺メッセ)
・4月3日:北海道・札幌市(会場名:ロイトン札幌)

※各イベントの詳細・入場予約につきましては、マイナビ23年就活サイトのイベント情報よりご確認いただきますようお願い申し上げます。
マイナビ23年就活サイト(当社出展イベント一覧):https://jobevent.mynavi.jp/conts/event/2023navi/list.php?cl=248394

note用スキ&フォロー

✅写真代行販売サービスやカメラマン派遣のお問い合わせはこちら
https://minnanoomoide.com/contact/

✅ネットでの写真代行販売サービスについての詳細はこちら
https://photo-park.info/about/

✅サービスの資料請求はこちら
https://photo-park.info/contact/document/


この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?