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実山椒(5月下旬~6月)|季節の食材

昨日スーパーで実山椒を見つけたので購入。さっそくちりめん山椒(最後にレシピあり)を作りました!

「山椒は小粒でもピリリと辛い」ということわざの通り、山椒はピリッとした辛みとさわやかな香りが特徴の日本人には馴染みのあるスパイスの一種です。

6月ごろに出回る山椒の青い実を「実山椒(青山椒)」といい、ちりめん山椒や佃煮に使われます。

ちなみに春先には「木の芽」と呼ばれる葉を、5月ごろには「花山椒」と呼ばれる花を、秋になると熟した実を「粉山椒」として楽しめます。

山椒は、英語では「Japanese pepper」と訳されます。最近では、海外のレストランで使われたり、スイーツやビール等、幅広いジャンルで使われるようになっていますね。


山椒ってすごい!

山椒にはさまざまな効能が期待できます。
梅雨から夏にかけての湿気や冷え対策にもぴったりです。


◆デトックス
山椒は新陳代謝を高めてくれる効果があります。体に溜まった老廃物などを出してくれるので、むくみの解消も期待できます。



◆胃腸の働きを整える
山椒にはおなかを温めて胃腸の働きを整え、胃もたれや消化不良、下痢や腹痛を改善してくれる効果が期待できます。さらに夏場の食欲不振にもおすすめです。



◆冷え性対策
山椒には血流を良くする効果もあるため、冷え性改善に効果があると言われています。


実山椒を使ったレシピ:ちりめん山椒

ごはんのお供にぴったりのちりめん山椒。京みやげのようなちりめん山椒がおうちでも手軽に作れます。

まずは下ごしらえとして、枝から実を外し、7~8分塩ゆでして、1時間〜一晩冷水にさらす作業が必要になりますが、下ごしらえをしておけば、実山椒の冷凍保存も可能です。
冷凍保存しておけば、いつでも使いたいときに気軽に使えるのでおすすめです。


《材料》
実山椒(下処理済のもの)大さじ3
ちりめんじゃこ 100g

酒 100cc
しょうゆ 大さじ1.5~2
(しょうゆのメーカーやちりめんじゃこによってお好みの味を見つけてください)
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1/2



《作り方》
①調味料をすべて鍋に入れてひと煮立ちさせる。

②①にちりめんじゃこを入れて弱火で2~3分炊く。(水分が半分ぐらいになるのが目安)

③実山椒を加え、水分がほぼなくなるぐらいまで5~6分炊く。

※清潔な保存容器に入れて、冷蔵で1週間ぐらいは日持ちします。冷凍保存も可。


山椒のピリッとした辛みはお子さんには向きませんが、山椒を避けて風味のついたちりめんじゃこだけなら、一緒に楽しめるかもしれません。

食欲のない日は、ちりめん山椒をごはんに混ぜて、おにぎりにしてもいいですね。

みんなが笑顔で過ごせますように。


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