10月24日(火)13時25分、東京地裁で待ってる~羽田新ルート取り消し訴訟を傍聴しよう
こんにちは。羽田問題解決プロジェクト(通称:羽プロ)です。「羽田問題って?」という方はこちらもご覧ください。
羽プロは、国土交通省や自治体に「羽田新ルートに困っています。解決して!」という声を上げる住民運動ですが、羽プロとは別に行政訴訟という形で問題解決を目指している方もいます。
お金や時間はもちろん、国を相手に裁判を起こすって本当に大変ですよね! 原告の皆さん、そして弁護団の皆さまに心から敬意を表します。
今月24日、約2年ぶりにこの行政訴訟を傍聴できます。困っている方、諦めている方も、傍聴に参加して「羽田新ルートやめて」の意思表示をしてみませんか?
羽田新ルートの取り消し訴訟 第5回口頭弁論 傍聴のご案内
集合日時:10月24日(火)遅くとも13時35分まで
抽選は13時30分見込み、口頭弁論は14時開始予定です。
※10月21日追記:裁判所から13時40分抽選だと発表されたようです。遅くとも13時35分を目指してお越しください。
集合場所:東京地方裁判所
正面入口から敷地内に入ると、建物付近に傍聴希望者の列が見えるはずなので並んでください! 裁判所や羽プロへの事前連絡は不要です!
先着順ではなく抽選なので、たくさんの方が並んでいてもご安心を。最近の傾向からすると抽選は13時30分になる見込みですが、あくまでも予想なので少し早めにお越しください。
終了後の説明会:衆議院第2議員会館会議室
弁護団が裁判の状況を解説くださいます。もちろん質問も可能!
傍聴に行けなかった方も参加可能です。口頭弁論が終わったら皆で移動するので、傍聴できなかったけど参加したいという方は現地にいる原告や弁護団、羽プロ関係者にご確認くださいね。
「難しそう」「行ってもついていけないかも?」という方向けに「2分でわかる羽田新ルートの取り消し訴訟!」を目指して、なるべく簡単にポイントをまとめました。
①3年以上前から、国を相手にやってます
羽田空港新ルート設定の取消訴訟は2020年6月12日に国を相手に提起されました。羽田新ルートの所管は国土交通省ですが、行政訴訟の被告は法務省・法務大臣です。
②2年以上、水面下で動いてました
基本的には書面でやりとりし、節目節目で裁判所に集まっています。2021年9月22日以降は、被害の検証方法や判断基準などが原告・被告・裁判所で非公開で話し合われていました。
③「航路」「川崎石油コンビナート上空飛行」を取り消したい
世界有数の人口密集地や、小さな落下物でも大惨事の恐れがある石油コンビナート上空の飛行を取り消すよう、行政処分を求めています。
原告ではない私からの余談ですが、某大手日系航空会社の機長は、初めての川崎石油コンビナート上空からの離陸にはしゃいでいた知人を「本来は避けるべきルートでね」とたしなめ、別の某大手日系航空会社の機長は「いくら鈍感な人でもこの航路に決裁印は押せないよ」と呆れておりました。
④今は「訴える資格」「訴えるほどの話か」に注目
「え、もう訴えてるのに?!」って思いますよね。2020年6月12日に提起されたので、もう3年半近く経ちます。残念ながら10月24日にも結論が出ません。
行政訴訟では「原告に訴える資格があるか」が第一関門になりがちだそうです。羽田新ルートが特別なわけではないですが、長いですよね。ある原告の方は「国は私たちが死ぬのを待ってるんじゃないの」とおっしゃってました(笑)
ただ、近い将来に、中間判断という形で、原告にふさわしいかどうか、訴えるだけの深刻な話かどうかが判断される見込みです。
被告は門前払いを主張
国は最初から「理由がない(≒原告には訴訟を起こす資格がない)」として門前払いを求めていました。他にも、被害状況の調査・判断に関する後出しじゃんけんのような対応など、日々困っている住民として気になる点はいくつもありますが、ここでは差し控えます。ただ、やっぱり多くの方に「おかしいんじゃないの?」と一緒に感じていただきたいです!
東京地裁で待ってます
国という大きな相手に、羽田新ルート問題を解決したいだけで集まったフツーの人たちががんばっています。はたから見ていても本当に大変なことです。大人の社会科見学気分でも構いませんので、傍聴による応援をお願いします。お待ちしています!
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