見出し画像

スケジュールを埋めようと必死になり、自分を見失っていた20歳

高校生までは、毎日授業があり、テニスの練習があったので、やる事が毎日あり充実していた。

それが、大学に入学すると共に、テニスも辞めて、大学の授業も毎日ではないので、何をすれば良いのかわからなくなる。
今まで、何かやる事が用意されていたので、それをやればよかったが、大学生は、自分で何をやるのかを決めなければならない。

埋め尽くされていたスケジュールから大学生になり初めて余白ができた。

余白を作った事がなかったので、何をすれば良いのかわからない。どうすれば良いのか分からない。
学校で教えられていない事が起きた。
「やりたい事をやりたい、好きな事をやりたい」という気持ちはあるけど、何をどう初めて行けば良いのか分からない。

そんな時に、周りの大学生が海外に行っているのを聞いた。
自分もテニス以外では海外に行った事がなかったので、「あ、自分も海外に行ってみようか」と思い、海外に旅する事について調べてみた。
調べていくうちに、「自分探しの旅」というキーワードが出てきた。自分探しの旅について調べていくと、”海外に旅に出て、自分を見つめ直し、やりたい事を見つける”らしい、今の自分にはぴったりだった。

周りの楽しんでいる大学生が羨ましかった。毎日充実して楽しんでいるように見えた。そんな風に自分も毎日充実した日を過ごし、人生を楽しみたい!と思いが強くある。

「海外に旅に出れば、時間も有意義に使えるし、いい経験になる」と思い、今の自分のやりたい事が分からず、なんとなく過ごしている時間が充実した時間に変わるんじゃないか!?
そう思い、自分探しの旅を始める。

画像4

”自分のやりたい事を探しに海外に旅に出る”

いざ、自分探しの旅を初めて見ると、結構に楽しい!!
自分も羨んでいた大学生のように、人生を楽しめている!!
ただ、自分を見つめ直すにはどうすれば分からないから、とりあえず色々な国に行って、色々な事を体験して、色々な人と話してみた。
なんとなく、色々な考え方や価値観を知る事ができたが、肝心のやりたい事は分からない。気づけば、周りに自分のやりたい事は、”自分探しの旅”と言っていたかもしれない。

大学3年生の春学期、周りの人が就職活動の事を話すようになってきた。「SPIの勉強、自己分析やらないと」など、就職活動で使われる単語がよく会話に出てきた。

「どこ狙ってる?」(行きたい企業)
「大手の商社、コンサル、金融関係」
など、聞いた事ある企業が出てくる。
自分もとりあえず、行きたい会社も分からなかったので、仲が良かった先輩が就職した「資生堂」と答えていた。笑

画像3

しかし、そう答えている自分に違和感があった。

あと2年で大学を卒業して、企業で働くってどんな感じだろうと、働いている自分を想像してみた。

この働いている自分の想像がどんどん膨らんでいき、自分が死ぬまでにどんな事をしていくのかなんとなく想像できてしまった。

以下自分が大学2年生の時に想像ができてしまった未来

2020年3月立教大学を無事に卒業し、大手企業の営業職に就職して1年間先輩から色々学びながら、営業をして、初めて自分で契約が取れた時には、同期と集まり祝福し合い、たまに失敗して先輩に怒られ落ち込み、家に帰る。
そして、気づけば26歳、部下もできて今度は自分が部下に色々教えていく。
給料も少しずつ上がっていき、都心にマンションの一室を借りる。平日は、9時から20時まで働き、その後に会食をしたりして、休日は仲良くなった仕事仲間とゴルフをしたり、趣味の時間を過ごして、また月曜日の朝から働き始める。
とうとう30歳、付き合ってきた彼女と結婚をして、子供を授かり、明るく楽しい家庭を目指す。
33歳、今の仕事も楽しいけど、自分がどこまでの役職になれるのか見えてきて、転職を考える。家族の事もあるので、給料が同じくらいで自分のスキルが活かせる企業を探す。なんとか条件に合う企業が見つかり、転職に成功する。
40歳、「今度の休日は家族でどこにいこうか?」などと話して、平日をなんとか耐え抜き、休日は家族で遊びに行き、また次の月曜日朝から働き続ける。
50歳、役員になり、責任も大きくなる。仕事終わりには後輩と飲みに行き、仕事・人生について語り、酔っ払って家に帰り、ベットにもたどり着けず寝る。
60歳、とうとう退職が近づいてくる。今までしっかりと保険にも入り貯金してきたおかげで、子供も大学に進学して、老後30年間暮らしていくだけのお金はある。
とうとう退職、40年以上働いてきて、「やっと自分の自由な時間ができた!」思い、やりたかった事や好きな事を始める。数ヶ月するとやりたかった事も飽きてきた。自分のやりたい事が分からなくなる。生きている意味も分からなくなる。

今まで、スケジュールがびっちり埋まっていたのに、今は余白だらけ。。。
何をして時間を過ごせば良いのか分からない。テレビをみたり、ご飯を食べに行ったり、ゴルフをしたりするが、そんな毎日は続けられない。
そんな日々が長く続き、気づけば70歳、自分にも孫ができて、孫と会う事が唯一の生きがいになる。

85歳、病院のベットで意識がもうろうとして、
もうすぐ死ぬんだなと感じた時

「もっと色々な事に挑戦しておけば良かった」

とその言葉が頭に浮かぶ。
しかし、今までの人生を否定する事はできない、「チャンスがなかったな〜、これで良かったんだ、幸せだったなー」と言い聞かせて死ぬ。

これが、自分が想像できた未来の死ぬまでの自分だ。

このままだとやばい!!

この自分の未来を想像した時の自分が、今の自分から見ると全然楽しくない!!全然幸せじゃない!!

こんな未来を過ごすのはいやだ、この未来を回避するには、自分の本当にやりたい事、自分の人生のビジョンを見つけるしかない!

自分で何かを変えないといけない、挑戦しないと!と思い、自分の本当にやりたい事を見つける為に、色々な事に挑戦しようと決めた。

そう決めて最初の挑戦は、フィリピンで6ヶ月間インターンをした事
その時に、自然の中で本気で自分と向き合い、自分に問い続けた。

画像2

・自分の本当にやりたい事は何か?

・自分の人生のビジョンは何か?

そして、自分の本当にやりたい事と人生のビジョンを見つけた。

そこからだ、一気に変化したのは、自分が想像もできない事が起きていく。就職活動していると想像していた自分が、"株式会社VISION QUESTを設立"

就職が決まりひと段落していると想像していた自分が、"世界一高いバンジージャンプ飛ぶ"

就職してバリバリ働いていると想像していた自分が、"北海道に移住"

など、挑戦をすると決めた時から、自分の未来が少しずつ変化している。今は、想像ではなく、挑戦を創造していくようになった。

大学生の何もわからない自分がやっていた自分探しの旅は、自分の新しい挑戦から逃げていただけなのかもしれない。

挑戦する事が怖かったのかもしれない。

でも、一つはっきりした事がある。

挑戦する事は怖いかもしれないけど、今の自分を変える事ができる可能性がそこにある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今、何かに挑戦したいけど迷っている、やりたい事が分からない、自分を変えたい、だけどどうすればよいか分からないと悩んでいる方へ

まずは、その気持ちを私たちに話してみてください。
一緒に、あなたの可能性を考えてみてはいかがでしょうか?

画像1


自分の本当にやりたい事探しの冒険 
ビジョンクエスト

実際に参加した方の体験記

ビジョンクエスト note






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?