柔らかなかぜ

柔らかなかぜ

最近の記事

お久しぶりです(生きてる記録)

昨日、何週間かぶりくらいに夜にシャワーを浴びた。洗顔料を泡立てて顔を洗うのもいつぶりだろうか。鼻の横の毛穴が白く目立つようになってきて、いくらマスクで隠れるからと言っても、これはまずいと思って、薬局でお試しサイズのDUOを買った。薬局には結構行ってるけれど、洗顔料やクレンジングを買うのは久しぶりで、ここ最近はその場に立つけど選べない、という状態が続いて、結局何も買わずに帰ってきた。 選べるのに選べない。 私の人生にはよくこのようなことが起こる。 選ぶ、という行為を私はす

    • 無題2

      スマホの充電が出来るまで、書く。この時間までに行ったこと ・朝ごはん ・英語学習(最近始めたアプリ) ・掃除(床を掃いて鏡を拭いた) ・ごみ出しの手伝い ・着替え ・活動記録の記入 ・日記を書く ・薬を飲む ・朝ごはんの写真を撮る ・ベッドを整える ・コンタクトを入れる ・顔を洗う ・好きなユーチューバーの新着動画を見る ・・・・など 2時間くらいの間にこれだけのことが出来たのは何週間ぶりだろう。今日は「外に出たい」とも思う。しかし一体どこへ? 昨日は久しぶりにお風呂に入

      • 無題

        空気に春を感じるようになった。春ってなんかクリームみたいに空気がまろやかで、呼吸すると鼻と喉にまったりと張り付くような感じがする。 春は出会いの季節。新しい始まり。ポジティブなイメージに彩られた「春」の裏でこっそり、「桜の木の下には死体が埋まっている」なんて言葉を思い出し、あの柔らかいカーテンの裏側に隠されている、見てはいけないものが見え隠れしている状況に、少しだけ寒気を感じる。 私と言えば。 私と言えば相変わらずである。 思えば私の「死にたい」歴史は長く、気づけば10

        • 今世の振り返り①

          今世を振り返ってみる。 私のきちんとした記憶があるのは3,4才頃だと思う。下の兄弟 が生まれた時。おばさんに手を引かれて道路を歩いている記憶だ。地面がやけに近いのが印象的だ。私は小さかったのだ。 その次の記憶は何だろう。今、横から柔らかい光が差し込んで、私の左頬を照らしているが、こういう光を全身で浴びていた頃もあったのかもしれない。幼稚園に行く途中で鬼灯があって、それに心を奪われていたのを思い出した。誰かの家の前に置いてある鬼灯と同じ目線だった私。幼稚園は大きくて、幼稚園と

        お久しぶりです(生きてる記録)

          久しぶりだよ、人生は。

          この場所に、私がやってきた。柔らかな風、なんて名前でちまちまnoteを更新していたが、ここ数カ月はぱたりと更新をやめてしまった。まあ風なんて気まぐれなものであるし、定期更新するものでもないので、べ、べつに誰かのために書いてるわけではないからね!「スキ」を押してくれた見ず知らずのそこのアナタにビックラブーーーーーーー!!! と書いたところで、そろそろ本題。 休職していた。給食ではない、休職だ。職を休む方の。 さて、この期間を走馬灯ではどのように映るのかは楽しみである。ハッ

          久しぶりだよ、人生は。

          いつもどこかで、何度でも

          窓を開けて、こんなに音があるのだと気づいた。 と、ここまで書いていた5か月前の私。 節約のため、電気をつけていないので、この部屋は薄暗い。ベッドは起きたままの状態で化石化しており、ああつい何時間前まではここで寝ていたのだなと妙な感覚になる。脱ぎ捨てたままの服とか、置きっぱなしの何かとか、当時のままのの姿を保ち、今日もちんまりとそこに在る。 自分の知らないうちに、ラグビーが勝っていた。自分の知らないうちに、季節は確実に夏から秋へと変わり、私は私の知らないうちに、今日も私の

          いつもどこかで、何度でも

          曇天泥沼街話2

          狼はあっさり捕まった。最初こそ暴れていたが、自分の運命を悟ったのか、次第に大人しくなり、最終的には足にすり寄り甘えるような仕草をするようになった。こうなってくると情が湧いてきて、どこか遠い森の中へ逃がしてやりたくなる。 「へえ、随分物わかりのいい獣だ。こんな時どうしたら良いのか分かっているな。」  狼の頭を撫でながら言うコイツの片手には、ついでに捕まえた兎が抱えられていた。兎は腕の中で時々もぐもぐと鼻を動かすだけで、あとは石像になったかのように動かない。大きさからしてまだ

          曇天泥沼街話2

          曇天泥沼街話

           どんよりとした曇り空だ。天気予報のオネーチャンが「午後から晴れるでしょう」と言っていたが、信じないぞ。絶対雨が降る。  「今日も変わらない、つまらない顔してんな。」  「お前がつまらないからな。」  「おもしろい話してくれるなら、おもしろくなるんだぜ?」  「じゃあ、誰にもいってねえ、とびきりのやつ、教えてやるよ。」  「ほう・・・。」  最近この街に来たというコイツは、日雇いの仕事をしながらのらりくらりと過ごしている。ある時は、飴屋の売り子に、ある時は劇場の舞人に、あ

          曇天泥沼街話

          とんでもねえこととなんでもねえこと

           月日はとんでもねえ速さで過ぎ去っていく。しかし、悲しいかな、私の記憶が追い付かない。昨日食べた夕飯は高確率で思い出せないし、教科書は一度見ただけでは絶対覚えられない。  本当は色々なことを記憶しておきたいし、アルバムのようにあとでこっそり見返したいのに。  人は忘れる生き物である。忘れることにより、学んできた。いや、忘れるから、ノートに書きつけたり、目につくところに貼ったり、何度も口に出してきたのかもしれない。  忘れることは人類の敵。でも、昨日の敵は今日の友、忘れる

          とんでもねえこととなんでもねえこと

          大きな独り言

          このタイトルは、2年前に保存されていたやつだ。そういうヤツがあと4つくらいあるから、これからはちょくちょく保存されていたものを発掘し展示できるような作業をしていきたい。 そんなわけで第一弾。「大きな独り言」 これはもう独り言ではないのではないか、という話はよいしょとしておいて。 9月になった。善人にも悪人にも等しくやってくるもの、それは季節だ。日本に生まれた宿命である。季節はグラデーションのようにまろやかに変わっていく。今は夏と秋が入り混じった時期。セミとトンボが共存し

          大きな独り言

          朝が好きになれないわたしの話

          ここ数年、笑っていない。心から。 にこにこへらへらぺこぺこ。好きな人の笑顔はかわいいと思うのに、私の笑顔は何だか醜い。私は人を故意にいじめたことはないし(自分はそんなつもりじゃなかったけど、相手は嫌だと感じた態度や言葉はあったと思う。だから断定はできないが・・・)、掃除当番だって日直だって、さぼらなかった。他人に対しても挨拶したし、自分の思いをぐっと飲みこんで、相手に「どうぞ」としたこと沢山ある。なのに・・・ よそうよそう。 ここ数年、私はネガティブだ。ネイティブじゃな

          朝が好きになれないわたしの話

          カードキャプターさくらになれない私

          さくらちゃんといえば、さくらちゃんといえば「ほえええ」である。 さくらちゃんが言うからかわいいのだ。人間年齢でいうと(noteでは風という設定なのだ)アラサー(具体的な年齢は言わんぞ)のわたしが、職場で、日常生活で、「ほええええ」なんて言ってみろ。日本が、世界が、悲鳴を上げてしまうぞ。 アラサーである。いつの間にか、アラサーである。 10代で生きることに絶望し、20代前半で「その時に備えて」いつも肌身離さず持っていた私は、絶望と、希望と、再生を繰り返しながら、ここまで来て

          カードキャプターさくらになれない私

          人間のあれこれ

          事故があったらしい。最近嘘みたいに晴れている日が多かったから、それが当たり前だと思っていたから、今日みたいな曇り空だとなんだか胸がざわついて、事故があったと知った時はやっぱりなと思った。今日もどこかで生まれ、生き、死んでいく。人間の皆さん、お疲れ様です。普段人間として生きている風(という設定)の私も、最近は二足歩行することが多すぎて、空の飛び方をすっかり忘れてしまった。ふくらはぎが痛い。思いっきり空を飛びたい。多分、怖さは気持ちよさに勝てない。怖いは理性、気持ちいいは本能。怖

          人間のあれこれ

          わたしのけしょうのしかたをつづっていくゥ

          私は基本的に、オールウェイズ、エブリデイ、すっぴんである。日焼け止めや化粧下地すらしない。顔を洗って、ニベアをぺぺっと塗ればはいしゅーりょー。世間では、「だらしがない」とか「社会人なのに」とか「女なのにもったいない(?)」とか、多分私の行為は批判の的となるのだろう。そんな私もごくたまに、化粧をする。ちなみに今も化粧をしている。今日は、そんな私の化粧の仕方を綴っていく。初めに言っておく。絶対に参考にしてはいけない。 1 スキンケア 朝に泡洗顔することはほとんどない。お湯で顔

          わたしのけしょうのしかたをつづっていくゥ

          覚えておくこと~日常編、心が疲れた時~

          最近の私は、疲れていた。 心のモヤモヤ(やり場のない悲しみとか、息苦しさとか、苛立ちとか・・・)を忙しさで蓋をし、じっくりコトコト煮込んでいたら、日常生活がままならなくなってしまった。 以下に「ままならなくなった」ことを思いつく限り挙げていく。 ・お風呂に入ること ・服を選ぶこと ・髪の毛を結ぶこと ・身の回りを整理整頓すること ・服をたたむこと 特に「服をたたむこと」が出来なかった。(お風呂に入るのは元から出来ないが) 脱いだ服をたためないから、というより、たたんだり

          覚えておくこと~日常編、心が疲れた時~

          思いでもろもろ

          どうしよう。 今日は消したり書いたりしている。書く時は一気に書き上げる方だから、書くことがよほどないのか(そんなことはない)、ただ気分が乗らないのか(そんなこともない)どっちなんだい。 話すより書く方が好きだ。言葉は取り消せないところに怖さがある。「なんちゃって」で済まないのが言葉だ。「今の忘れて」と言われて本気で忘れたこと、ない。そもそも「今の忘れて」と言う時は、明らかに言葉を取り消したい時だ。相手の記憶から取り消したいほどの言葉って何だろう。 パソコンに慣れすぎて、

          思いでもろもろ