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覚えておくこと~日常編、心が疲れた時~

最近の私は、疲れていた。

心のモヤモヤ(やり場のない悲しみとか、息苦しさとか、苛立ちとか・・・)を忙しさで蓋をし、じっくりコトコト煮込んでいたら、日常生活がままならなくなってしまった。

以下に「ままならなくなった」ことを思いつく限り挙げていく。
・お風呂に入ること
・服を選ぶこと
・髪の毛を結ぶこと
・身の回りを整理整頓すること
・服をたたむこと

特に「服をたたむこと」が出来なかった。(お風呂に入るのは元から出来ないが)
脱いだ服をたためないから、というより、たたんだりハンガーにかけたり洗濯籠に入れたりするのが出来ないから、山積み式にどんどん上に溜まっていく。東京スカイツリーかってくらい、積み重ねられるだけ積み重ねて、とりあえず放置。してたら、大変なことになっつた。下着がない。着たい服が見つからない。下の方にある服を引っ張り出そうとすると上から崩れる・・・
哀れである。

部屋の状態はその人の精神状態を表すという。だから、部屋を綺麗に保つことは、自分の心を整えることだという。物を整理しながら心も整理できるなんて一石二鳥、ということで、昨日、片付けてみました。服だけ。

脱いだ形そのままの服を丁寧にしわをのばしたたんでいく。一段目の引き出しを出したら何故かは元の位置に入らなくなった。とりあえず、東京スカイツリーは改善された。1つ、綺麗になると、別の場所も綺麗にしたくなる。棚を買ってこようかな、という発想が出てくる。今までは、そんなこと思いつかなかったのに。思考が整理されて、新しいことを考える余裕が出来たらしい。

床も掃いて拭いてみた。髪の毛がすごかった。ルンバが欲しいと切実に思う。

年末だから、良い機会だ。これを機に綺麗にしよう。身も心も。

おばあちゃん家を思い出す。

もう行ってない。昔は長期休みの度にいって、そうこの時期も帰省して、コタツに入ってぬくぬくしながら、新年を迎えた。いや、違うな。がっつり寝てたな。寝てて除夜の鐘聞けなくて泣いてたな、小学生の私。

夏休み、玄関先で花火をした。線香花火。多分、もうしない。

おばあちゃん家の思い出は、ノルタルジックそのままで、そのまま残しておきたいと思う。

片付けすぎて、大切な物をうっかり捨てないように。

最後に戒めて、風より

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