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ストレートネックにご用心!!①~正しい頸椎カーブとは?/連載コラム vol.39

※初出:岩手日報ぽらん(2017年6月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は『国際基準カイロプラクター』にして
『姿勢科学士®』のDr.小野寺デス。

さて皆様は
ストレートネック』を
ご存知でしょうか? 

最近では当店に訪れるお客様の中でも
整形外科で指摘された
…というケースが増えてきています。

具体的にはどのような状況で
何が問題なのでしょうか?

そもそもヒトの頸椎
(首の骨・7個からなる)は
半径約17cmのカーブ(前弯)
形作っています(図左)。

その1番の理由は
体重の約10%もあるという
重い頭部を支える為。

このカーブが
クッションの役割をして
頭部の重さを分散
させる訳です。

そして『ストレートネック』とは
このカーブが失われて
頸椎がまっすぐになってしまった状態

いいます(図右・後弯状態)。

こうなると
頸椎自体への物理的負担は増加しますし
それを支える周辺の筋肉にも
常に過剰な緊張が生じます。

また
頸椎を通る血管や神経にも
負担が掛かる場合が多いので
重い肩こりや慢性的な頭痛に
悩まされる方によく見られる状況
といえます。

なぜストレートネックになってしまうのか?
次回以降、姿勢医学の観点から解説します。


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