27年前に誕生したGLAY「Yes, Summerdays」の「恋」を、過去インタビューから考えてみた。
8月9日は、1995年にGLAYが6枚目のシングル「Yes, Summerdays」を発売した日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「Yes, Summerdays」がテーマです。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
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【GLAY 「Yes, Summerdays」とは?】
27年前の今日発売したGLAYの6枚目のシングル「Yes, Summerdays」
当時累積13万枚・オリコン初登場13位(GLAYのシングル歴代売り上げ22位)
3曲入りCDだが新曲は「Yes, Summerdays」のみ。GLAY初のCMソングに抜擢(カメリアダイアモンド CMソング/ブティックJOY CMソング)
メジャーデビューから1年が経ち、もっと上を目指していた頃だろうか。
謎の「カメリア・ダイアモンド」について、GLAY公式HPに説明が残っていた。
なるほど…GLAYを知ってもらうには効果的な方法だった。
実は2010年9月8日発売のGLAY42枚目シングル「Precious」のエピソードで、このタイアップがついた理由について振り返っている。
当時のスタッフさんに感謝(この本についてはまたの機会に)
TAKUROさんはCMに決まったときチャンスだと思ったそうで、
実際にGLAYはこの4年後に20万人ライブをするまで成長。一歩も二歩も三歩も進んだ実績がある。
「パラシュートが着陸する時みたいに」
以前の記事でTAKUROさんについて語ったとき、よくTAKUROさんはインタビューで「分かりやすい例え」を使って伝えていると話した。例えがあるとイメージしやすい。しかも何に例えるか、話す相手に合わせて適切な話題を選んでいると思う。
他の記事でも、TAKUROさんは「3か月近い長いオフの間も70曲以上作った」ことを書いた。
曲作りや会話の種の発想力は、きっと普段からの様々なインプットが多いからだろう。これは日常生活でもnoteでも応用できる。
【2つのMUSIC VIDEO】
実はこの曲にはMUSIC VIDEOが2つある(GLAYでは「Winter,again」も2つのMVが存在)そういえば以前の記事で書いた「GLAYアプリ」にMVが2つあって、片方は全く観たことがない映像で驚いた。
その理由についてGLAY公式HPに記録がある。
デビュー前の函館時代からTAKUROさんはGLAYの今後を考えて広報やMVなどを作って活動していた。
「アピール方法」や「見え方」を意識していたTAKUROさん、さすが将来の社長。
2つのMVを改めて観た。あなたはどちらが好き?
<有名なMV>
TAKUROさんが言っていたように、メンバーの顔や楽器の担当がはっきり分かる。
<知らなかったMV(こちらが最初?)>
今でも場所が分かる都内近郊の様々な場所が登場する(GLAYでは珍しい)
メンバーの装いも若い。
当時の街の様子や海や真っ赤な小型飛行機(JA3889の文字がある)やガレージで円になって曲作り風シーンなど、今観ると新鮮に思える映像。
「JIROさんと運転」「髪色が明るいHISASHIさんと川」「TAKUROさんと黒猫」「TERUさんと電車内」最後が謎の「全力エレベーター(全力坂風)」など、貴重なシーンの演出も時代を感じる。
【「Yes,Summerdays」の歌詞】
TERUさんの低音ボイスから始まるのは、この頃のGLAYあるある。
カラオケで歌うとき、いつも原曲キーだと出だしが低いって思いながら歌っていた(途中で高くなるから、最初に高いキーで歌うと高低差が)
TERUさんの声の幅が凄いことを改めて実感する瞬間。
まず、タイトルが「Yes,Summerdays」
ストレートなタイトル、展開される物語を紐解いていく。
一言で言うなら「夏に恋に落ちた瞬間の歌」
Lonely Heartsの主人公が街中を歩いていて、すれ違った相手のネイビーブルーの髪色(?)に夏の匂いを感じる。
バンドマン?外国人?夏休みに染めた?
20代のTAKUROさん、もしかしたらCMを意識してダイヤモンドのイメージに合うように書いたのかもしれない。
その後の歌詞も、その相手を思い出す描写がある。
「わりとマジな恋に 憎みきれない恋人」というのが、もしかして「恋人がいるのに…?」と疑いたくなる。
「秘密のドア」「まだ知らない君のEYES」
「黄昏も最高も絵になる」
謎めた相手に惹かれていく描写。恋に落ちた瞬間。
ひと夏の恋、恋までいかない憧れだろうか。
そしてCMでも流れただろうサビへ。
そして曲の最後へ。
これを4回くりかえして恋に落ちたことを強調する歌詞。主人公のその後は想像に任せて終わる。
イントロも他のメロディもライブ映えするカッコイイ曲。
「Yes,Summerdays」というフレーズはテンション高いけど、凄い際どい恋のようにも思える…。
少し大人な恋(?)深夜に大量に流れるCMのイメージには合うかもしれない。
【2021年「Hypersonic」歌詞】
実は2021年10月発売したGLAYの16枚目(最新)アルバム「FREEDOM ONLY」収録曲で「Hypersonic」という曲がある。
サビ直前の歌詞に「Yes,Summerdays」というフレーズがあり遊び心を感じた。1995年から24年経った時期に発表された曲。
「恋」する気持ちは純粋にYeahと思えるようなトキメキがあるということだろうか。
「Hypersonic」が明るくて前向きで夢が溢れる人生の曲なので、もしかしたら当時を振り返っていたのかもしれない。
(「Hypersonic」について詳しくはまたの機会に語りたい)
【GLAYと夏】
GLAYは一般的には冬のイメージだが、私の中では夏のイメージが強い。
それはGLAYの大規模ライブや新曲発売などの活動が夏に多いことも理由。
過去には1999年7月31日に行われた幕張20万人ライブでも「Yes,Summerdays」は披露された。
GLAY公式HPにも書いてある、AIR-G(FM北海道)GLAYファンのための番組「GLAY RADIO FAN MEETING」DJ KARASUさんが「北海道の夏は短い」と話していた。
番組については以前の記事でも触れた。
函館出身のGLAYは「夏」に対する印象が一般的なものとは違うとTERUさんがラジオで話していたような気がする。
もしかしたら「短い夏」に「ひと夏の恋心」を重ね合わせた?
(※あくまで個人の感想)
私の中で「Yes,Summerdays」は「ライブ曲」
今後ライブなどで聴いて、新たな思い出ができる日を楽しみにしている。
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ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。
第99話【27年前に誕生したGLAY「Yes, Summerdays」の「恋」を、過去インタビューから考えてみた。】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
noteを始めたもう1つの理由。
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
ラジオを聴く人が増えているってホント?
10代にも「ラジオ沼」が。
あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。
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<「note公式マガジン」に掲載されました>
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