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型破り主人公の連作時代小説
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2011年1月29日に投稿したブログより。
用心棒小説は多くありますが、歴史上の人物の子孫が主人公というのはあまり聞いたことがありません。
それも華々しい過去を持つ人物というよりは、宮本武蔵に負かされて有名な吉岡道場由来のもの。
コンプレックスを抱えつつ、武士の矜持を忘れることもなく今日も弱きを助く・・・、と思いつつ用心棒代の利息を払わない弱者であればお年寄りであろうと殴る蹴るの傍若無人ぶり。
結構ひどい主人公です。
前から気になっていた作者で、以前の直木賞でもノミネートされていました。
時代小説作家っぽい名前かと思いきや、「飼っている犬の名前がロッキー」だからと、作品同様人を食ったような作家でした。
続編が出ているようなので、いつか手にとってみようかしら。
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