季節はめぐる(12.天地否)
地天泰の次に出てくるのは、天地否(てんちひ)。
地天泰とは反対に、天が上に、地が下にあるのが天地否です。正しい配置のようですが、上へ向かって昇ろうとする天の気と、下へ向かって降りようとする地の気が交わらず、陰陽の気が乖離してしまい通じ合わない、閉塞の状態を表します。
会社でいえば、上の人の意向が下の人たちに共有されておらず、また現場の人たちの考えや感覚なども上の人に伝わっていない状態。上の人も下の人も自分たちの立場からしか、ものを見ていないような状態でしょうか。
意思がうま