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機能不全家族の子供

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機能不全家族の子供から大人になる過程
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#彼氏

高校時代の彼氏の話 3/2

高校時代の彼氏の話 3/2

地元で一生を終えるのは嫌だ。
ここは狭くて窮屈で居心地が悪い。
思うこと、やりたいことはあるがまだ子供で身動きが取れない。
早く18歳になりたかった。

結婚観彼氏は結婚するつもりのようだ。
結婚とは他人と家族になる制度だ。
彼氏の【家族ってどういうものなのか】という言葉を受けて自分に問いかけてみた。
私にとって家族とは主従関係であり、やめたくても世間体のためにやめられないものだった。
彼氏とこん

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高校時代の彼氏の話 2/2

高校時代の彼氏の話 2/2

高校時代の私は恋愛よりも家のことで頭がいっぱいだった。

保護者との関係は彼氏と付き合い出した頃はまだマシだったが、どんどん悪化していった。

家にいたくないからフリーター並みにバイトを入れていた。

彼氏の話の記事だが、高校時代の自分を語る上で保護者とのことは外せない。
少しお付き合いください。

「保護者」と表現する理由

保護者とは10年以上会っていない。
もう会うことはないと思う。
この一

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高校時代の彼氏の話 骨折編(後編)

前編はこちら

学校を遅刻したり早退したりサボったりしてきた高校3年生が、9月下旬に1ヶ月半入院するとどうなるか?

答え・卒業が危うい。

進学就職以前の問題である。

点数よりも出席日数が足りない。

病室で補講入院中に担任が何度も来てくれた。

担任「晴嘉さん、出席日数が足りません。卒業が危ういです。」

私 「はい。わかっております。」

担任「プリントを出すのでやってください。
プリント

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高校時代の彼氏の話 骨折編(前編)

高校時代の彼氏の話 骨折編(前編)

1/2はこちら

付き合い始めて1年とちょっと、私が高校3年9月の土曜日の夜。バイト帰りに彼との待ち合わせ場所に走って向かっていて車にひかれた。

事故〜搬送5メートルぐらい飛ばされ、車線のど真ん中に横座りしていた。
左足が関節がないところで曲がっている。

現場は騒然。
私の心も大騒ぎである。

通りがかった人が交通整理をしてくれている。

その日は他店で働いている元カレがたまたまヘルプで来てい

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