南イタリア プーリアを巡る旅 〜街も、お菓子も、あま〜い!! レッチェ 前編〜
[1] レッチェ前編 観光編
旅の最終目的地、レッチェへ到着。ガッリーポリから、車で40分程度。
こちらは、バロック建築で有名な街である。
…少々やり過ぎのね‼️
バロックというと、曲線や細かな彫り込みなどで、やや過剰に装飾的な建築という印象があるが、この街はそんなもんじゃない。
もう、このくらいのコッテリ感、やり過ぎ感だ‼️
レッチェ近郊で採掘される石灰岩は、切り出した時は柔らかく加工しやすいが、徐々に硬くなっていくらしい。
そんなレッチェに、17世紀、稀代の天才、ジュゼッペ・ズィンバロとフランチェスコ・アントニオ・ズィンバロの兄弟が生を受けた。
格好の特質を備えた材料に、稀代の天才(変態?)の才能が掛けあわさった結果生み落とされたものが、これらのもんのすごい建築物である。
ズィンバロ兄弟の凄さが最も端的に伝わるのは、このサンタ・クローチェ聖堂のファサードだろう。
バラ窓の周りもびっしり装飾が施されているのはもちろん、ファサード全体に、聖人のみならず、果物や植物、異教徒、しまいにはわけのわからない化け物までもが鎮座ましましている。
内部ももちろん強烈で
もう、柱のネジネジ感が…… アレですわ、アレ…
あまりにびっしりと装飾されているため、『ブツブツしてて気持ち悪い』という人も出てくるかもしれないレベルだ。
しかし、グレーがかった色味の物が多く、色合いとしては冷んやりとした印象が加わるため、ややもすると過剰な装飾をすっきりと見せる効果もあり、個人的にはちょうどいい塩梅と感じた。
教会はもちろん、市庁舎、果ては一般の人の住居の持ち送りに至るまで過剰に装飾されているという、ひたすらコッテリとした激甘な建築物を巡りながら、街歩きを楽しむ。
レッチェは約10万人の人口を抱える都市で、レッチェ大学、サレント大学と大学も2校あるため、学生街という側面もある。
若者も多く、活気のある都会なのだ。
なので、安くて旨い店、スイーツなども充実❗️昨晩、ガッリーポリで出会ったご夫婦から教わった『Pasteicceria Natale』で、甘い物なぞをつまむ。ジェラートも置いてあり、もちろん旨い‼️
お土産に、表面がキャラメリゼしてあるナッツぎっしりのクッキーを買って行ったが、これまたオツであった。手ごろな価格なので、オススメだ❗️
甘い物だけでなく、ファッション関係も充実。そこの淑女にあらせられる貴女には『COCCINELLE』や『The Bridge』のバッグなど、イタリアならではのご褒美があります。
ちなみに、貴女はご存知だろうか⁉️
女性が想定するコストは、
『自分へのご褒美用』と
『彼へのおねだり用』で、
『3倍の差がある』
ことを‼️
出典 荒木飛呂彦/ジョジョの奇妙な冒険/集英社
2] レッチェ前編 夕食編
夕食は『IL RISTRO dei TEMPLARI 』で。サントロンツォ広場から程近い、便利な場所だ。
一皿目、ブッラータチーズと生ハム。ハムはコッパという、肩肉の部分。
『えっ⁉️ まあーーーたブッラータ頼むの⁉️』
などと不用意に口走ろうものなら、、、
出典 佐木飛朗斗・所十三/疾風伝説 特攻の拓/講談社
というように、ハードラックとダンスしちまうことになりかねないので、口をつぐむ…
出典 佐木飛朗斗・所十三/疾風伝説 特攻の拓/講談社
お味としては、まあ、無難なところでしょうかネー。
二皿目、4種のチーズのピザ。
『えっ⁉️前菜でチーズ頼んでるのに、まあーーーたチーズのメニュー頼むの⁉️』
などと不用意に口走ろうものなら、、、
以下略
ブルーチーズの使用量が半端ではないので、苦手な人はキツいかもしれないが、旨い‼️
ただし、巨大なので、我々日本人の場合、一人前を二人で分けても致死量です。
カロリーハラスメントか‼️
三皿目、くだんのSpumone(チョコレートを包んだヘーゼルナッツアイスクリーム)。
こちらは半人前で注文可能。それでもかなりの大きさだが。
お味は安定の美味しさ❗️
レッチェは学生街でもあるためか、基本的に、レストランは安くてボリュームがある。嬉しいことだが、頼みすぎないよう、ご注意を…
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