アスハナ

'97 ADHD/ASDグレーゾーンの花屋 都内で花屋勤務/個人でネットショ…

アスハナ

'97 ADHD/ASDグレーゾーンの花屋 都内で花屋勤務/個人でネットショップminne 花仕事と発達障害グレーについて。 花を添えて想いを伝えるお手伝いを。 花と緑で豊かな生活を。 それから。 同じように生きづらさを感じてる仲間に、 私の言葉が届きますように。

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発達グレーの花仕事

はじめまして。 ・ADHD/ASD発達障害のグレーゾーン ・花が好きで、花の仕事をしてます ・寒い地方出身、都内在住 ・平成9年生まれ♀ 都内で花屋にアルバイト勤務する傍ら、 個人ではネットショップminneで生花以外の フラワーギフト、フラワー小物を出品してます。 minne【アスハナ】で検索🔍 花の他に、小さい頃からずっと好きな“書きもの” ここでは発達障害グレーを中心に、たまに花仕事についても書きながら、見えない障害を少しでも可視化できればなと思っています。

    • つよがり

      わけもわからず 涙が溢れてくるときがある。 電車でも、 花束を束ねている時でも、 夜、ベッドに入った時も、 タバコ吸ってぼーっとしてる時も。 たくさんたくさん つらいことがあって。 もう過去のことなのに。 やっぱり心は癒えてないんだなって。 今はそれなりに充実してるはずなのに。 心配されても、 気づいてくれる人がいても、 「大丈夫」 と笑って返す。 弱い自分がきらい。 なんで涙が出てくるのか 説明ができない。 涙を堪えるために ぐっと握って痕がつくほど 傷ついた左

      • 明日、病院行く日だ。

        病院に行くのがきらいだけど、 病院に行くのが一番いいのはわかってる。 精神疾患とか発達障害は、 誰かに相談に乗ってもらうより、 医療機関をちゃんと受診して 医師の客観的な判断のもと、 薬をもらうのが一番。 高校の時、担任や保健室の先生の勧めで スクールカウンセラーに 一度だけ話したことがあるが 何の解決にもならない。 むしろ不快感が増したし 話さなければよかったと思った。 臨床心理士だか何だか知らないけど、 誰でもできるやん、その仕事。 と思った。 いたって普通の家庭で

        • 花屋とらーめん屋 二足の草鞋

          少し更新が滞っておりました。 個人的にちょっとした変化が2つあったため、 忙しくしてました... 1つめは、 現在アルバイト勤務している花屋について。 2月から急な社内人事の関係で 店長業務を任せられることになりました。 店長じゃないのに。 アルバイトなのに。 それがなかなか思い通りにならなくて。 楽しいことと不安なこと、半分ずつ。 日々学ぶこと、会社に対して納得できないこと、 絶賛葛藤中です、笑 2つめは、 深夜にらーめん屋のアルバイトを始めました!笑 発達障害

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        発達グレーの花仕事

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈中学校編〉

          小学校編に続き、 中学でもそれなりに人に怒られ 謝り続ける人生は変わらない。 まず、一番怒られたのが部活の顧問。 運の悪いことに、部活の顧問は学年主任でもあり、ことごとく目をつけられた。 いつも学年棟の出入口に立っていて 警察のように取り締まっている。 何かと呼び止められ皆の前で叱責をくらった。 理由はスカートを折っていることとかそんな感じだったと思う。 どーでもよくね。って感じのことで よくそんなに怒れるな、エネルギー使えるなって感心するほど。 そんなのは序の口で、 一

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈中学校編〉

          花屋見習いの1日 Ep.1

          画像はバラ、シャインオン 店頭で一際目を惹く存在 バラ好きとしては 入荷した時、一目惚れ✨✨ そう思ったのは私だけじゃなかった…! 最近はもっぱら一人で店番。 その日も次やることを考えながら せっせと花瓶を洗っていた。 そんな時、 人の気配がしてはっとして振り向いた。 小さな女の子が何か言いたげに佇んでいる。 (気づかなくてごめんね…💦) すぐに近寄って、目線を合わせようと思って しゃがんだ。 「ばらしゃいんおんください」って。 早口で、小さな声で、ふりしぼるように

          花屋見習いの1日 Ep.1

          【ASD】偏食/苦手な食べ物の匂い

          基本的に嫌いな食べ物はなく、 出てきたものは美味しく食べる! しかし一人暮らしの今、 食べるものは自分で選ぶのが日常。 今食べたいものを“選ぶ”、となると 食べるものが偏ってしまうのが私。 同じものを飽きずにずっと食べ続けられる反面、 食べたいものがないと 1日くらいは水だけで過ごすことも。 お腹が空いていないわけではなく、 食べたいものがないのです。 偏食①(主食) 白米を食べない。 米どころで育ったけれど、 白米を好んで食べないために、 一人暮らしの家に炊飯器がない

          【ASD】偏食/苦手な食べ物の匂い

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編②〉

          以前書いたこの話。 いうほど怒られてないじゃんと思った方も いるかもしれませんが、 怒られる内容とかではなく、 一発の怒られる度合いが周りと違い過ぎるんです... 大人のマジギレを間近でみてきました.. って言って伝わるかのかなあ。 とりあえず、高校のエピソードまで つながっていくので今回は小学校後編。 小5。 小学校生活で1番怒られた時期だったけど、 この時の担任は呼び出しスタイル。 常に1対1。 私が悪かったこともあるから理不尽ではない。 子どもながらにちゃんと反省して

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編②〉

          ボロボロの靴を見て思う。「東京晴れすぎじゃん」

          東京にでてきて3年あまり経つが 東北の日本海側出身の私が 一番最初に驚いたことは 東京ってめっちゃ晴れてる! ということ。 中でも冬の晴れ間が続く日。 そんなの地元では考えられない。 雪や雨が降らなくても、 曇りのどんよりとした日が続く。 気分も萎える。 年間快晴日数でいうと 東京は上位だが、 私の地元は下位。 1年間暮らすだけでその違いがよくわかる。 気に入ったものをずっと使い続ける、 着続ける、履き続けるなど ADHD/ASD傾向のある私はある時、 ずっと同じ靴

          ボロボロの靴を見て思う。「東京晴れすぎじゃん」

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編①〉

          父が酒乱で怒鳴られる日常だった上に、 子どもの頃の私はなにかと大人を怒らせることが多かった気がする。 学業成績は小学校だけでいえば常にトップ。 しかしながら、 私は決していい子じゃなかったし、 大人に従順なできる子どもじゃなかった。 むしろ、反抗的な態度や屁理屈ばかり。 扱いづらい子どもだったと自分でも思う。 〈小学校編〉 小4。 友だちが隣で怒られていた。 理由は、休み時間に廊下を歩いていて、 (友だちは確かその時イライラしていて) その子が通りがかりざまに理科室の

          人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編①〉

          英訳できない日本語 “木洩れ日”

          私が好きな日本語のひとつ、“木洩れ日” 前回の記事を書いていて、このことについて書きたくなった。 木漏れ日というひとつの単語をきけば、 日本人ならその情景がすぐ目に浮かぶ。 しかしながら、 外国人にそれを説明するとなると、 “木立の間から日の光が漏れる光景” と、説明的な表現をしなくてはならない。 今回これを書くにあたって調べたが、 中国語、韓国語、フランス語なども “木洩れ日”をひとつの単語で表すことができないようだった。(私調べだからあるかも) 木洩れ日、こ

          英訳できない日本語 “木洩れ日”

          カーテンを開ける理由

          うす暗い部屋で過ごすのが好きで、 日中でもカーテンを閉め切って生活していた。 雨の日、静かな暗い部屋で読書をするのも気に入っていた。 正直、太陽のあの底抜けの眩しさがうざいとすら思っていた。 1年前に今のアパートに引っ越したのだが、前に住んでいたマンションは白熱灯だった。 寒々しい白い光が強くて、なんだか疲れるからあまり好きじゃなかったけれど、今のアパートのオレンジ色の灯りは気に入っている。 だからますますカーテンは開けなくなったのだけれど、、 それが最近になって、朝起き

          カーテンを開ける理由

          【myルール】正社員にはならない

          自分の発達特性を理解したとき、 いくつか自分の中でルールを決めた。 そうすることで、努力だけではどうにもならないことで悩んだり苦しんだりする無駄な時間を省くことができると考えた。 そのルールの中の一つが、 『正社員にならない』 まず最初に、私にとっての正社員になるメリットについて触れる。 ・金銭的に安定する ・社会保障など何かあった時の保険がある 上記の2つが挙げられるが、 ・そもそも物欲があまりない ・友だちも少ない ので、金銭的な面ではアルバイトでもさほど困

          【myルール】正社員にはならない

          無償の愛を教えてくれた人

          私の人生の中で、唯一あたたかく、 純粋できれいな思い出は祖母とのもの。 一緒に暮らしていた父方の祖母ではなく、 近くに暮らしていた母方の祖母。 祖母がいなければ、私はとっくに命を絶つ選択をしていたと思うし、存在していたとしても、かなりひねくれた大人になっていたと思う。 学校帰り、家に帰りたくなくて祖母の家に寄った。折り紙やお絵描きをした。夜ごはんを一緒に食べた。 高校の時は、家出をして祖母の家に泊まってそこから学校に通っていたこともある。 何があっても、祖母は“理由”を

          無償の愛を教えてくれた人

          それなりに悲惨な家庭環境

          父が酒乱。 母は放任。 常に喧嘩の絶えない家庭だった。 父に理不尽に怒鳴りつけられるのが日常。 暴力こそなかったが、玄関に立たされたり、 感情を爆発させた叱責を受け続けるのはきつい。 むしろ暴力をふるってくれたほうが助けを求められたのに、と思う。 見える傷があったほうがましだ。 心は常に悲鳴をあげていた。 目に見えない傷でボロボロだった。 うちは、父、母、父方の祖母、2つ下の妹の5人暮らし。 朝は、母と祖母(嫁と姑)の喧嘩を頭の上で聞きながら朝ごはんを食べることから始ま

          それなりに悲惨な家庭環境

          【ADHD】消えたスマホとハサミ

          異常なほど紙との相性がわるく、電子機器との相性はいい私。 スマホに全ての情報を集約。 いわばスマホは私の生命線。 そして、花屋の商売道具、ハサミ。 常に私の右手には、このどちらかが握られている。 でも注意の対象がころころ変わるADHD特性をもつ私は、何気なく、そう、何気なく… とても自然な動作でそこらへんにぽん、と置いてしまうのです。そしてまた注意は違うものへと移り、置いたことさえ忘れ去られ…ハサミに関しては、シザーバッグを腰につけているのに… さっきもってたよね?え

          【ADHD】消えたスマホとハサミ