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明日、病院行く日だ。


病院に行くのがきらいだけど、
病院に行くのが一番いいのはわかってる。

精神疾患とか発達障害は、
誰かに相談に乗ってもらうより、
医療機関をちゃんと受診して
医師の客観的な判断のもと、
薬をもらうのが一番。

高校の時、担任や保健室の先生の勧めで
スクールカウンセラーに
一度だけ話したことがあるが
何の解決にもならない。
むしろ不快感が増したし
話さなければよかったと思った。
臨床心理士だか何だか知らないけど、
誰でもできるやん、その仕事。
と思った。


いたって普通の家庭で育った
友だちに話したとて、
私のこの複雑な感情を理解できるとは
とうてい思えない。
考えなくてもわかる。
それよりも、友だちとの付き合いは
苦しみを話すより、
苦しみを忘れるための瞬間を一緒に
過ごすことのほうが大事。

けっきょく、
他人は他人の家庭には立ち入れないし、
環境によって形成された自己を
薄っぺらい“言葉”で変えることなんてできない
だから友だちが何か悩んでて、
鬱っぽいなと思ったり
食欲落ちてるのか、やばそうだな、
と思った時は
もちろん親身になって話も聞くが
まず一言めは、

「病院いきな」

突き放してるようにきこえるが、
それを言ってあげるのが大事のように思う。
精神科、心療内科、メンタルクリニック、
その言葉に最初は抵抗はあるかもしれないが
結局のところ、医師に

「あなたは鬱です。診断書をかくので仕事を休んでください。薬も処方します」

そう言われた方が一番。

私の場合、いろいろな病院を転々としている。
その度にまた一から問診票の作成と、
医師の診療。
これが一番つらい。
過去と向き合う瞬間。
一言めから涙がとまらない。
何に対してかわからない。
過去、全部に対してだ。

でも、薬をのまないと寝れないから。
寝ないと仕事ができないから。

がんばって話して、
過呼吸寸前になって、
涙でぐちゃぐちゃの顔で薬をもらって
とぼとぼ帰る。

これで1ヶ月はもつ。

帰った時にはぐったり。
せっかくの休みがこれで1日潰れる。

お客さまの前で笑顔で
接客できるように。
大好きな花の仕事から離れたくないから。

誰だって何かしら抱えながら生きている。
なんでもないように笑ってる。

誰も助けてくれない。
ひとりで生きるしかない。
24年 生きてきて痛いほど、
傷口に染みるほどわかった。
それが現実。
きれいごと?
笑わせんな。

口調が荒いけど怒ってないよ。
諦めてるだけ。
期待してないだけ。

これからも強く生きるよ。

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