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人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編②〉

以前書いたこの話。
いうほど怒られてないじゃんと思った方も
いるかもしれませんが、
怒られる内容とかではなく、
一発の怒られる度合いが周りと違い過ぎるんです...
大人のマジギレを間近でみてきました..
って言って伝わるかのかなあ。
とりあえず、高校のエピソードまで
つながっていくので今回は小学校後編。

小5。
小学校生活で1番怒られた時期だったけど、
この時の担任は呼び出しスタイル。
常に1対1。
私が悪かったこともあるから理不尽ではない。
子どもながらにちゃんと反省してたし
怒られた量に対して、
印象に残ることはあまりない。

小6。
このクラスはけっこう印象に残っている。
私以外にも反抗的な子どもや問題児が集まった上、担任は今まで小1クラスの経験ばかりだったこともあり、強烈な面々が手に追えなかったのだろう。
学級崩壊といっても過言じゃなかった。
校長先生が教室に怒鳴り込んできたこともある。(でもその校長がのちに横領かなんかで捕まった
ニュースをみた時は笑った。あんなに偉そうに
説教してた大人がこれかよって。まじの話)

あの時は確かに、子どもたちは担任を舐めくさっていた。今思うと気の毒だな、と思う反面、ありあまる子どもたちのエネルギーをいい方向へもっていくのが下手だったよな、とも冷静に思う。
ほんと、教師って大変な仕事なんだなあ。

私もよく怒られたが、みんなと違うのは成績がよくて、その点に関しては無双していたこと。
生意気な小学生だったかもしれないが、結果は出していた。リアルに1位だったと思う。当時、私が生まれ育った地域は全国で学力1位の地域だったので、その地域独自のそこそこ難しいテストを4教科満点をとった。(満点ってことは1位でしょ)
しかし、宿題はやってこない。長期休みの宿題のひとつ、ノート1冊分の自学をやっていなくて、
3ページに超小さい文字を羅列して、これが私の1冊分だとか超無理矢理なことを言い張って提出し、先生を困らせた。結果それが認められたからすごい。先生も諦めたのだと思う。

その時考えていたことは、皆が答えを写してできるだけ大きな数字と文字で埋めた1冊と、私の3ページは同等かそれ以上だと思っていた。答えを写している暇なんてなんの生産性もないと思っていたから、たとえ埋めるためとはいえ、答えを写すことはしなかった。せっかく時間を使うなら、覚えないとその時間は無駄だと思った。遊んだほうがはるかにいい。以前の記事にも書いたが、私がノートに書くのは脳内の整理のため。

誰が見ても見やすいノートではないから、何を書いているのか他人にはわからない。
小6はこんな感じで、先生が半分あきらめ、半分放棄していた部分もあり強く怒られた印象はない。怒られてもこっちは真面目に受け取っていないので覚えていない。そのおかげで、だいぶ自由にやっていたと思う。子どもって無敵だ。あの時の担任は、運がなかったんだと思う。かわいそうに。

振り返ると、
幼少期の私は、それなりに大人にとっては鼻につく子どもだったんだろうなくらいには想像できる。
それとともに、私を理解してくれた大人には一人として出会っていない。

やっぱり私がおかしいのかな。
まあ、そうだよね。

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