【2023読書】No.26〜27『修身教授録』『続・修身教授録』
本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣です。
2023年も引き続き、500冊を目安に読んでいく予定です。
そんな2023年26〜27冊目の読書は、
『修身教授録』
『続・修身教授録』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
以前読んだ『修身教授録』。
昨年、『続・修身教授録』が発刊されまして、
新年に入ったら読もうと思っており、合わせて2冊読みました。
読んだ感想
森信三先生の著書は、他にも、
『下学雑話』と『森信三一日一語』を読んでいます。
"国民教育の師父" と謳われた森信三先生が、大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)で教鞭をとっていた時期、2年間(昭和12年~13年)にわたって行った「修身」の講義録。
久しぶりに森信三先生のお言葉に触れ、身も心も引き締まりました。
魂が震える授業の記録です。先生が42〜43歳の頃。
まだ戦前。84〜85年前の光景がありありと目の前にあるような感覚に陥ります。かつて、これだけ偉大で、立派な先生がいた。
40歳そこそこで、これだけ人生について、生き方について、在り方について、働き方について、語れる人が現在の世の中にどれだけいるでしょうか。私もかくありたい。
当時ですら、教育の質が下がったと嘆いておられます。
現代は、さらに目も当てられない状況と言っていいでしょう。
現在の日本の姿を見て、何を思われるでしょうか。
人として、教育者としての在り方がここに。
これが本物の教師だ。
こんな方にオススメです!
・教員の方
・人に教える立場の方
・人の上に立つ立場の方
・興味を持たれた方
こちらもどうぞ。
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