【2020読書】No.44 『仕事と人生に効く成果を出す人の実践・論語塾 / 安岡定子』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年2月12日。2020年43日目。
2020年44冊目の読書は、
『仕事と人生に効く成果を出す人の実践・論語塾 / 安岡定子』でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
著者の安岡定子さんは、安岡正篤さんのお孫さんにあたり、
安岡正篤さんは、私が一番今までに読んできた著者のお一人です。
安岡正篤さんから、
「人間いかに生きるべきか」を学ばせていただいております。
今年は、儒教(論語)の学びを深めることをテーマにしておりますが、
安岡定子さんは、論語の専門家です。
安岡正篤さんのお孫さんでもあることから、
いつか読もうと思っていましたが、やっとタイミングがきました。
読んだ感想
論語は、こ難しい感じがするものですが、
とても読みやすくわかりやすかったです。
論語は、人としてのいかに生きるべきかの指針となるものだと、
ますます確信いたしました。
2500年も前に述べられ、今も続く『不変の原理』が、そこにはあります。
論語は、実践哲学であり、
人の上に立つ人、リーダーと言われる立場の人が読み、
自ら率先垂範で実践して行くべきものだと思います。
『人能く道を弘む。道人を弘むるに非ず』
よき人物こそが、よき道を拓く。
よき人物がよき道を拓けば、その周辺はよき環境になるでしょう。
よき人物が組織を導けば、その組織はよき組織になるでしょう。
よき人物が国を導けば、その国はよき国になるでしょう。
『君子は器ならず』
君子は器ではいけない。
君子は、一つの用途にしか対応できない器ではいけない。
君子は、それぞれの器を使いこなす立場である。
『直きを挙げて諸を枉れるに錯けば則ち民服す。
枉れるを挙げて諸を直きに錯けば則ち民服せず』
正しい人を採用して、
不正をしている人の上に置けば、国民は納得し服従するが、
不正をしている人を取り立てて、
正しい人の上に置くようなことをすれば、民は服従しない。
上に立つ人、リーダーたるものは、
正しい人であるべきだと、力強いお言葉です。
そんなわけで、改めて身をただす良い機会となりました。
こんな方にオススメです!
・論語を学びたい方
・人間力を高めたい方
・リーダーの役割を担う方
・稲盛和夫さんが好きな方
・渋沢栄一さんが好きな方
合わせて読んでみて欲しい本。
合わせて読んでみて欲しい本は、過去にご紹介しておりますので、
こちらをご参考にされてみてください。
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