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賢こ欲をどばどば刺激してくる本みつけた!

しゅんしゅしゅんです。

面白い本!おすすめ!読んで!賢くなった気満載!視野が広がる!4章は橘さんからの提言で、そこは結構よく聞く話なんだけど、3章までがとっても面白い。

まさに知らないことを知る面白さ。今の当たり前がなぜ生まれてきたのか、その背景には何があったのがわかる。知的好奇心をくすぐられました。

働き方改革とか人生100年時代とか、何かと働くことがトピックとなる昨今。この本はこの時代を生き抜く術を考える土台となる。今の「働く」がどこからきて、今の「働く」がどこにいて、「働く」はどこにいくのか。

過去を遠く振り返れば、その分未来をより遠くまで見通すことができるってチャーチルさんか誰かが言ったと思うけど、まさにそんな感じ。

僕の知識が浅いからかもしれないけど、カフェで一人「なるほどぉ」「へえ~」がこぼれました。

■福祉国家オランダでは生活保護受給者は労働が義務化される
■日本の終身雇用制度が大量の非正規社員を生んだ
■日本のサラリーマンは昔も今もずっと会社を憎んでおり、過労死するほど働いているもののまったく利益をあげていない
■評価は公正に、報酬は不公平に
■ブロックチェーンをベースにしたテッキーの世界にも企業と管理職は存在する
■リベラルと自己責任はセット
■成果主義は差別を排除した公正な人事制度の追求の末に生まれた
■差別の対象は合理的に説明できないこと
■同一労働同一賃金の中ではほとんどの福利厚生がなくなる
■ブラック企業はバブル崩壊後の正社員礼賛が生んだ
■人不足の今、ブラック企業は自然消滅する
■労働市場のジェンダーギャップが背景にあるから、慰安婦問題で日本の言葉に世界は耳を傾けない
■履歴書に顔写真貼るのは日本だけ
■定年制度は海外では違法

…どうですか?賢こ欲が刺激されませんか?

ほんとどんな物事や事象にも背景や意図が隠されているなあ。

では。

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