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自分の資産運用ポリシーを確立したよ。その過程で気づいた資産運用で大切な原理原則②いつ・なんで・どんだけのお金が必要なのかを幸せの価値観と合わせて決めること

しゅんしゅしゅんです。

何事もゴールがないとやってらんない。

ゴールイメージをもって、ゴールから逆算して、ゴールにむかって走る。

当たり前なんだけど、けっこうむつかしいと思う。

このnoteの続き。

資産運用=お金のことを考えること=自分の嫌いな生き方が何で、好きな生き方が何で、どんな価値観を大切にしたくて、幸せの源泉は何で、だからこそ、いつ、なんで、どれだけのお金が必要で、だからこそ、いつまでにどれだけためておく必要がある、そのために、今は何にお金をつかって、どれだけのお金をどう運用するか…

どう運用するかは最後であって、その前にどんな生き方をしたいかが存在するはずなのだ。するべきなのだ。

文字面にすると当たり前なのだが、一体いかほどの人が、この問いに明快に答えられるというのだろう。

漠然と老後が不安だとか、お金はあるにこしたことないとか、年金破綻するから資産運用しなきゃとか、大人になったら保険は入るべきだとか、結婚するならマイホームもたなきゃとかとか。

そこに明快な自分のビジョンはあるか?そこに自分の意見や見解はあるか?いや、ないことが多いと思う。

お金や資産運用の世界において、勝率を高める方法はあっても、万人に合う方法なんてものはないハズ。だってゴールに応じて合う方法は違うから。

なのに、なんとなくそうだろうという方向にみなが同様に走る。どこにゴールがあるかわからず走る。みんなが走っているほうがゴールに違いないと。

なんとなくやばそうだから1円でもお金を増やすことを目的にすると、いつまでたってもお金のことを考えて不安になるという呪縛から逃れられない。

例えば、自分が死んだら路頭に迷う家族がいないのなら生命保険なんて必要ないわけで。

例えば、仕事をリタイアした後に生活レベルを下げるのか下げないのかでもためておくべき額は違うわけで。極論60歳で死のうと思っているなら、1円も運用する必要はない。

例えば、月5万積み立てながら資産運用すれば、自分が将来必要なお金はたまりそうだとした時に、それ以上に毎月余るお金を銀行口座に入れる必要はないわけで。

将来必要のないお金であれば、今の楽しみのために使ったほうがきっといい。今を我慢して将来必要でないかもしれないお金を必要以上にためこむことは愚の骨頂だろう。若いのに。遊びたいのに。今経験に投資したら成長するのに。我慢するなんてもったいない。

少し余談だが、僕は高校生の頃からきつめのパーマをかけている。「そんな若いころから強めのパーマなんてかけて!将来はげるよ!」なんてよく言われたものだが、僕はかまわない。モテたいのは今だ。見た目を気にしたいのは今なんだ。そのせいで50歳くらいからはげても構わない。見た目に投資するなら今だろうにと昔から思ってた。

ベーシックインカムになるからお金なんてためても無駄とか。AIやロボットにより生活コストは極限まで低くなるからお金がいらなくなるよとか、そんなことも言われる。

まあそうかもしれない。でもくるかどうかなんてわからん、激しい未来を予想するのもいいけど、いったん今の世界が連綿と続きながら少しずつ変化していくと考えたほうが堅実な気がする。

そして仮にべーシックインカムになっても、月10万円の支給だったらどうする?僕は10万ではいきていけない。

お金があると行動範囲と生活選択肢が広がる。それがお金があることの良さ。でも自分が望む行動範囲と生活選択肢は人それぞれだ。

年収も1000万をこえると、それ以上増えても幸福度はあがらないらしい。僕もそう思う。コンビニで値札をみずに好きなもんを買っても、全く心が揺るがないレベルのお金があればいい。

家賃15万の家に住むなら、11万の家にして、毎月4万円浮かして、そのお金で毎月高級温泉旅館にとまりたい。

駅近い物件ならせまくていい。通勤時間と部屋の面積にお金を払うことはイヤ。

今以上に生活コストはあげたいとは思わない。これ以上にお金があるならすべて新しい経験や、人を応援することや、旅行とかに使いたい。消費には使いたくない。いや、もうどうしても消費したいものは特にない。

こんな感じで、自分のスキ・キライがあって、自分の生きたい生き方があって、はじめて自分がやるべきことが決められるのだ。

そんなお金とか生き方に対する価値観を内省するきっかけとしてこの本を読んでみるのもおすすめです。

僕が気づいた資産運用の最後の原理原則は、さらに次回のnoteで。

では。

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