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(連載97)自分ができる事で、人の役に立つ事:ロサンゼルス在住アーティストの回顧録:2019年

皆様、こんにちは。
この回顧録もだんだん終わりに近づき(っていうか、現在に近づいているだけで、いつ終わるのかわかりませんが〜。苦笑)
今回は、コロナ直前の頃のお話であります。

この頃といえば、、、、ブロックチェーンだの、暗号資産だのが、取り沙汰されてて、ただでさえ、そういうのに、ウトい世代の自分ですが、

でもなんとなく、時代もどんどん動いていて、「仕事」ってものも、これから変わってゆくのだなあ〜というのは、体感しておりました。

そんな折、ある人が「仕事というのは、人の役に立つ事であれば、成立する」と言っていたので、は〜なるほど、たしかに!と思って、

逆を言えば、人の役に立っていれば、それが仕事になるって事か。

ふむ。

人の役に立つ事?

この私が?

そんな事ができるのかな〜?と考えてみました。

この回顧録を読んでくださった方は、ご存じのように、
これまで私は、me me me (自分自分自分)で人生の大半をやってきました。

あの、、、、、、
私は自分中心ですが、自分勝手で利己主義な性格ではない、、、と、思っています。そこそこ社交的ですし、自分でいうのも、なんですが、空気も読めるし、人に思いやる気持ちも持っているつもりです。

ただ、人に何かして差し上げる前に、まず自分が幸せである事を優先順位の第一に置いている、、、という意味です。

「他人を幸せにしたいなら、まず自分が幸せになりなさい」と、いう母親に育てられたので、私は、それを忠実に守り、「自分は自分で幸せに!」という事に重点を置いて生きてきました。

なので、自分は、割といつも、だいたい幸せな人生を送ってきました。
あ、、、そういや、不幸な時もありましたが(東京でのおどろおどろしい仕事時代です)

この回顧録の最初に述べました。この時は、自分のせいで、かなり不幸でしたけども。汗 



どん底もありましが、ともかく、まあ、今は、幸せでありますので、
何か人様のお役に立てる事をやりたい。と思ったのであります。

で、何ができるかを考えた。

自分が得意とする事で、人の役に立つ事???

自分の持ってる技術が人の役に立つとか?

そうだっ!!


YouTube がこれからのミディアらしいので、
(これから?て。もう、とっくだろ?苦笑)

だったら、

YouTubeで、リメイクの番組をやったらどうだろう?

私はレ・ソーイング シスターズという、ミシンで音楽を作るバンドをやっているし、服のリメイクの仕事も、ベテランだ!

シスターズの相棒のさおりちゃんの仕事は、ステージの衣装を作ったり、映画のコスチュームを作る仕事なので、ふたりとも縫製の技術があります。
なので、

さおりちゃんと二人で、リメイクのアイデアについて話たり、やってみせたりなど???

バックでは、シスターズの音楽をかけて、服のリメイクをやる。

これは面白そう!!!


自分も面白いと思って、やりたい!!!!そして、

多分、他人様の役にも立つだろう。

多分。。。。。

そして、思ったらすぐ、実行するのが、私であります。

と言っても。。。。予算はないので、またしても全部自分でやらなければなりません。

まず、どうやって、YouTube の番組を作るのか。。。。からです。

動画の制作、編集などの知識は、この時点では全くゼロです。

が、やりたい!!!



ともかく、なんでもいい。ともかく、質は問いません。

すぐに!!

今すぐに〜〜〜!!!



申し上げときますが、もうこの時点では、さすがの私も、知りたい情報は、なんでもネットで検索するすれば出てくる事は理解していましたよ。
以前はアップルストアに出かけていって、カスタマーサービスに頼っていた話、こんな時もありましたけども。


自分の人生は、ほとんどが、すべて独学でやってきたので、なんでも知りたい事は、ネットで勉強できるんだ!

これはもう自分の時代が来た!!に、ちがいない!


と、勝手に決めつけて、片っ端からネットで学習しまくった。

カメラは友達に聞いて、携帯のカメラより少し質のいいもの、
そして録音機材は、別に揃えた。

これだけあれば、あとは。。。

1。録画して、
2。簡単にすぐできる程度の編集して、
3。そして、YouTubeに上げる。

とりあえず、この三つができればいいと。

たった、三つだYO!


後のことは走り出してから修正してゆけばいいと思いました。

そしてコンテンツの方は。。。。
先ほども申しましたが、服のリメイクについて、です。

それも人の役に立つというので、すぐできる事じゃないと、ダメだと思いました。

極端にいえば、ミシンを持っていない人、または、縫製の知識がまったくない人もできるリメイク。
作るというコンセプトの方に重点を置いて、技術的な事は後まわしで、
いちいち技術を習得しなくても、これを見ればすぐ、服のリメイクができる。

基本はリサイクルですから、身の回りにあるもので、お金もかけないで、できる事。

そして、作ったものが、オサレで、ファッショナブル。
これは大事ですね〜〜。オサレでないと、意味ないです。
作ったものが、ブッサイクで、ご本人が気に入らないと、役に立ったといえませんから。

以上の事をすべて持ち寄って考えると

すぐ出来てハイエンドに見える。。。タイトルは、

インスタント・クチュール!


そして、すべて一発どり、打ち合わせもなし。台本なしです。
カメラは回しっぱなしで、私とさおりちゃんが、しゃべりながら、リメイクしたものを見せる、、、。

録画したら、もう最低限度の編集ですぐにアップする。
すべて、ミニマル、最低限度で、低品質で作ってみました。

これが1回目と2回目です。だいたい、10分ずつくらいです。



そして、こんなかんじのを何回か続けて制作して、友達に送ってみて、
正直な感想を言ってもらいました。


ところが、、、、

ほとんどネガティブな意見でした。


1。だらだら喋りすぎ。

2。リメイクなのに、使用前、使用後がないから、わかりにくい!

3。「インスタント」と言ってるわりに、スピード感がない。

確かに、今、見てみると、もっと細切れにカットして、編集でメリハリを出した方がよさげですが、この時の私は、すぐ作って、すぐにアップしたい。そっちばかりに集中していました。

人様のやっている他のリメイク動画も見てみたが、たしかに、本当に丁寧な作りで、使用前、使用後の画像があり、どういうふうに制作しているのか、クローズアップで見せたりしている。たしかに!見る人の立場にたっている。

私のようにいい加減に、

適当切ってみてぇー。とか、ノリで貼ればいいんですよ〜。

なんて、言ってない。汗



うーーーん。そして、ここで、最初の目的に戻りますと。

こんな事やって、人の役に立つのか?

そもそも論。

別に、立たないと思う!!
だったら、別に私がやる事もないのでは?

たしかに。


ただ、友達の感想の中で、一人だけ、

これは、リメイク漫談という新しい分野のエンタメだ!


と、言ってくれたお方がおりましたが、、、(褒め言葉??)
自分としては、そこは、目指していないところで、、、、。汗

人の役に立つというのが、最初の目的なんでぇ。汗


やってみると、いろいろとネタ探しも大変で、もっと実際に縫っているところなどの場面の数を増やす、そして、編集して。。となると、1日以上かかってしまうというのにも、気がつきました。

走り出してやってみたはいいけど、その手間の多さやコミットメントが多すぎて、一人でやるには、大変なプロジェクトだなあ〜と。
(ちょっと考えればわかるだろうに、、、)

反省
やっぱ、ものを作るというのを、ナメてた。

そして、人の役に立つのも、簡単ではない!


それで、9回は、やってみたのですが、現在、放置状態になっております。

今、ひさしぶり、見てみたら、サブスクは六十四人でありました、、、。

ちなみに、ここのヴィデオのところに9回分、置いてます。


何か怖いもの見たさとか、退屈でしょうがない、、という方があったら、ご覧になっていただき、これからどうすればいいのか、アドバイズをしていただければ、大変、嬉しいですのですが。。。。

よろしくお願い致します。

では、今回はこの辺で。

L*


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