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日記

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滾れよ血潮、漲れよ骨肉

滾れよ血潮、漲れよ骨肉

大体2週間ぶりくらいの外出を済ませてきた。
信じられないくらいに汗をかいたが、あんなに面倒くさがっていたのが不思議なくらいにすぐに用事は済んだ。買い物だけだから当たり前か。

久しぶりに買い物をするので、妙なものを買ってしまわないように気をつけはしたものの、終わってみると、なんだか買ったもの全てに宝物のような価値を感じてきた。引きこもり生活からの揺り戻しで何の変哲もない商品が特別に見えているだけだ

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鈍感な時の買い物

鈍感な時の買い物

明日は恐らく外出することになるので、今日でいったん引きこもり最終日である。
なんだかんだ言って十日以上全く外に出ないというのは結構珍しく、よく籠ったものだという謎の達成感がある。褒めるようなことではない。

食料品の買い出しついでに色々な買い物を済ますことになるが、今のテンションだと必要なものを忘れて不要なものを買いそうな気がする。
メンタルが良い方向にも悪い方にも鈍感になっているので、この状態で

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憔悴、消耗、高ストレス

憔悴、消耗、高ストレス

インスタントの塩焼きそばと乾麺のそばが見つかったので、相変わらず外には出ていない。
食料が云々と言うより「外に出ていないこと」自体が問題になってきた。

目立った娯楽がないので日々じわじわとストレスが蓄積していく。
中でも飲み物が水しかないのが結構きつい。いくら鬱屈していてもぬるい水道水しか飲み物がなく、無味がどんどん脳に浸透していく。
コーラが飲みたい気分である。

数か月前に選択を誤った影響で

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悪いとこ出てる

悪いとこ出てる

結局今日も外出することはできず、食料はさらに減少した。
明日こそは外に出なければいよいよまずいことになる。
「まずいことになる」というのは、単に食に窮するという意味だけではなく、「体を動かす気力がない状態が長引き始める」という意味でもある。
この手の状態が長く続いて良い方に転んだ試しはない。一刻も早く気力を回復したいところではあるが、気力を回復するために能動的に行動することもできないというのが辛い

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怠惰の波

怠惰の波

現在23時前、たった今起きたところだ。
最後に布団で横になったのがいつか分からないが、午後6時以降ではないはずで、結構長いこと眠っていたことになる。夜にきちんと眠れるかが心配だ。

怠惰の波とでも言うべきか、自堕落な私にもその惰性の強い時期と弱い時期というものがある。
今はそれなりに強い時期で、食料が尽きかけているのに外出への意欲がなくなっている。
これがさらに強くなると希死念慮が出てくるし、さら

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歯並びの不安

歯並びの不安

去年、虫歯と親知らずをまとめて始末して貰ってから随分な時間が経った。
当時は「これでしばらくは歯の悩みとは無縁だな、良かった良かった」程度にしか考えていなかったが、最近歯の悩みが急浮上してきている。

歯並びの変化がそれだ。
親知らずを何本も抜いたことによって、均衡を保っていた歯のパワーバランスが崩れ、歯並びが変化してきている。
最も大きい変化は、上の前歯が徐々に奥へと迫ってきていることだ。これに

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ノートパソコンとヒグラシ

ノートパソコンとヒグラシ

私は起きている間はほとんどずっとイヤホンをつけている。
これは、入力先が無音でもついつい癖でつけてしまうくらいには習慣になっていることだ。
座椅子に座る、ノートPCを開く、イヤホンをつける、という一連の行動はすっかり一体となっている。

今はイヤホンをつけていない。
今日は数少ない例外の日であるようで、イヤホンをつけていないために外の音がよく聞こえる。
あるいはイヤホンをつけていない日はそこそこあ

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私と空気を隔てるもの

私と空気を隔てるもの

相変わらず原因不明の喉の渇きが続いている。
確かにエアコンをドライで稼働させてはいるが、いくらなんでもこの状態は異常だ。
去年の夏はこんなことはなかったはずなので、何か明確な原因があるはずである。
真っ先に思い浮かぶのは飲んでいる薬の変化だが、これはお医者さんの診断なしに勝手な裁量でどうこうするとあまり良くないので、ひとまず八月の通院まで保留している。

空気の湿度と喉の渇きが全然連動してくれない

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まだ八月にもなってない

まだ八月にもなってない

毎日毎日、イヤになるような暑さである。
ちょっと熱い食べ物を食べた日にはもう全身に玉のような汗が湧く。過ごしにくいったらありゃしない。
あまりに気持ちが悪いので体中の皮膚から汗腺を引きはがして回りたいところだが、そんなことをやってしまうと放熱先がなくなってあっという間に体が壊れてしまうので、どうすることもできない。生命維持上必要不可欠な生理機能なのだから、もっと不快感とかがないような作りに発達して

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「本物の肉だ!」まであと何年

「本物の肉だ!」まであと何年

今日の晩ごはんは大豆ミートを食べた。
最初に食べてから色々と試行錯誤を重ねたことで、今では毎回同じ美味しさのものを調理できるようになった。
相変わらず「肉ではない」が、外出することが稀で生鮮食品を購入する機会のない引きこもりニートにとっては貴重なタンパク源だ。

大豆ミートというのは、いわゆる「代用肉」である。
大きな区別としてはカニカマなんかと同じ括りになるはずだ。「本物を何らかの理由で選択でき

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不屈の背骨

不屈の背骨

今日は実に珍しく昼間からゲームをすることができた。
普段は昼間ずっと寝ていて、夜遅くになってからようやく座椅子に座れるようになる程度なので、行動できる時間が増えて純粋に嬉しい。

一時間程度で腰痛と眠気が来たので、一日中ゲームをして過ごすというわけにはいかなかったが、それでも大きな一歩だ。
例え起きてからやることがゲームであっても、寝たきりでいるよりはいくらかいいだろう。

一日当たりの稼働時間を

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note開設から一年

note開設から一年

noteを毎日更新し始めてから一年が経ったらしい。
特に強制されていないような習慣がこれだけ続くのは私の人生の中では恐らく初めてのことである。ひとまずはそれが純粋にめでたい。

かなりの頻度で「書くことがない」と悩んで、何度もやめてしまうことを想像したが、何故か今日まで連続で投稿できている。
「最後の社会との繋がり」「努力しているという体裁をとるため」「発信していないと逆に苦しくなる」というような

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好転の兆し

好転の兆し

ここ数日間の体調不良と比べると、今日は圧倒的に好調であった。
回復の兆しなのかもしれない。最近は具合の悪さで何もできない部分が大きかったので、これが治るのであれば素直に嬉しい。

この調子が明日も続いてくれれば、回復を見込んでもいいだろう。
もし良くなっていれば、今月行き損ねていたうどん屋に行って定食を食べ、引きこもりに十分な食料を買い込み、通販用のプリペイドカードも買っておこう。

近所のうどん

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老いに向けてアクセルを踏む

老いに向けてアクセルを踏む

体調は一向によくならない。喉の渇き、眩暈、倦怠感、どれをとってもこの夏が始まる前にはなかったクラスのものだ。
気候由来なのか処方が変わった薬の副作用なのか、それとも全く関係ない別の要因Xか、不明なので自分で適当に動くわけにもいかない。
メンタルクリニックに向かおうかとも思ったが、月に二度以上の通院になるというのが面倒であるうえ、そもそも病院のある街中に自転車を漕いで迎えるほどの体力がない。八月の通

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