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まだ八月にもなってない

毎日毎日、イヤになるような暑さである。
ちょっと熱い食べ物を食べた日にはもう全身に玉のような汗が湧く。過ごしにくいったらありゃしない。
あまりに気持ちが悪いので体中の皮膚から汗腺を引きはがして回りたいところだが、そんなことをやってしまうと放熱先がなくなってあっという間に体が壊れてしまうので、どうすることもできない。生命維持上必要不可欠な生理機能なのだから、もっと不快感とかがないような作りに発達してほしかったものだ。

この暑さでまだ八月にもなっていないというのも驚きである。
近年は五月の始まりあたりにはもう夏のような気候が展開される傾向にあるため、夏の期間が昔よりも長く感じる。
この気候の変化はどういう因果で発生しているのだろう。十数年前にめちゃめちゃ話題になって、今ではすっかりブームの過ぎ去ってしまった地球温暖化とやらの影響なのだろうか。
もしそうだったとしたら、当時ガンガンに冷房を効かせまくった部屋でぐうたらしていたことを少しは反省しなくもないが、それは別に今も変わっていないし、この暮らし方は私が快適に生命を全うするには必要不可欠なものだから、今後に生かすということはできない。

今出来るのは、この暑さが少しでも早く収束してくれるように願うことくらいだ。
早く暑くなったのだから、その分暑さが終わるのも早いだろう、という楽観である。というか去年はそんな調子なんじゃなかったか。
実はもうとっくに暑さのピークは来ていて、きっと八月半ばくらいには暑さも収まり始めるのだ。
そうであってくれ。

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