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とはいえ女として生きる

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#エッセイ

「それ傷つく」と伝えるのが怖い問題

「それ傷つく」と伝えるのが怖い問題

傷つくときは黙って一人で傷つきたい。わたしがそれに傷つくことを知られなくない。そこがわたしの痛点だって知られたくない。

今日、知人と会話していて、そういう種類の「つよがり」を、自分が無自覚に演じてきたことに気が付いた。

Photo : DEUCE

いつもへらへらしてきた。男の人たちが無意識に、面白いと思って投げかける、数限りないセクハラ、プライベートに土足で踏み込む質問や決めつけ。

「だか

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あんたは腹黒くて人間嫌い。

あんたは腹黒くて人間嫌い。

璃加子。あんたは全然いい子じゃない。頑張り屋さんでもない。勉強熱心でもないし、新卒の中で一番優秀でもない、出世するタイプでもない。よく気が付く新人でもない。コミュニケーション能力だってない。営業なんて向いてない。そもそも人に興味がない。

あんたは、あんたが、後生大事に抱えた自画像のような人間では、まったくない。

Photo : Miss Sloane

あんたは腹黒くて人間嫌い。ドライでプラグ

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奔放な独身女は妻の敵か

奔放な独身女は妻の敵か

「彼氏ができたんだよね、」目黒駅前のスタバでわたしは親友に言った。彼女は「え、よかったじゃん!」と晴れ晴れした顔をした。わたしは続けた、「二人。」彼女は一気に顔を曇らせた。「ねえ、あなたのゴールはどこなの?」わたしと彼女の、10年を超える付き合いのなかでも、まあまあな厳しい声だった。それは、親友を心配するからだろうか。親友の幸せを思うからだろうか。いや。わたしのこのスタイルが、彼女が信奉すると決め

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普通ではない女

普通ではない女

「普通の女」とは違う女。という裸にまとった見えない衣裳をそろそろわたしは脱ぎ捨てなければならないのかもしれない。

男社会で黙って男と同じだけ働く女。男の左脳言語でものを言う女。男たちに「だから女は」って裏で陰口を叩かれるヒステリーのメンヘラたちとは一緒にされたくない。マスキュリンな世界で生き抜くプロフェッショナルであらねば。女であることに言い訳してたまるか。

photo : Cate Bl

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頭のいい女

頭のいい女

Tinderで知り合ったその大手商社Mの、年下の男の子は、その夜だけで5回くらい「頭いいよね」と言った。わたしに。このわたしに。当たりめーだこら。わざわざ褒められたくもねーわ。はー。こうやってわたしはいつも「馬鹿な女は嫌い」なメンヘラ男たちをホイホイしてしまうのだ。まったく。やる気も失せるわ。帰る。そのマッキントッシュのコート、早く羽織りな。君が土曜日に仕込む複雑な肉のグリル?んなもん食うかよ。家

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誰がためのパンツ

誰がためのパンツ

自宅トイレでふと、「わたし今日、なんでこんな可愛いパンツ履いてるんだろう。在宅勤務なのに。」と自問した。

人に会わずに寝間着でガリガリ仕事する日はユニクロの真っ黒いシームレスショーツでいいのに。昨夜パンツ履くときに、予定を考慮し忘れた。眠かったしな。

写真:Meet the 13 New Victoria’s Secret Angels of 2017

わたしは男のために下着や服を選ぶことに

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