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請求書類、何回戻ってくるんだ!
障害年金の手続きに額改定請求というものがあります。現在3級を2級に、2級を1級に改定してという請求です。
相談者の方は仕事により、右上肢が不自由になり、3級の障害厚生年金を受給中でした。調子が更に悪くなったので2級に該当しているのではないかと相談を受け、正直3級のままの可能性もあると思いましたが、2級の額改定請求をしました。
令和5年12月に請求書類を提出したのですが、現在(令和6年6月)にな
障害年金、疼痛は対象外、どうして?
代理人として、仙腸関節障害(腰から下肢が痛む症状です)の方の障害年金を請求しました。
痛みで、じっと座っていること、仰向けに寝ることさえも辛い症状です。
3級(目安:労働に制限がある状態)はもちろん、2級(目安:日常生活に著しい支障がある状態)の可能性もあると思っての請求でした。
審査結果は不支給。主な理由は「日常生活の制限は疼痛によるもののため」です。
この理由、普通に考えて納得できるも
障害年金、化学物質過敏症で不支給、それはないよ
化学物質過敏症という病気があります。障害年金を取り扱うまでは、そのような病気があることを知りませんでした。
普段よく使っている洗剤、芳香剤、消臭剤、塗料、ワックス等には多少なりとも化学物質が含まれています。
私たちには何ともなくても、化学物質過敏症の方は、少ない量の化学物質でも著しい頭痛、吐き気、めまい、動悸、呼吸困難等を発症し、日常生活に著しい支障をきたします。
とにかく家の外にほとんど出
障害年金の納得できない審査結果が増えてきました
「障害年金の審査は最近厳しくなってるんですよね」等の質問をよくいただきます。
私は「2級相当の診断書なら2級、3級相当の診断書なら3級になっていると思います。心配しすぎないで進めていきましょう」と答えています。
しかし、ここのところ、どうしても納得できない審査結果を目にすることが増えてきました。
例えば、精神の分野で3級の障害厚生年金を受給中の方から、更新の手続きについて相談を受けた際のこと
障害年金を請求してみたい。年金事務所への最初の電話の仕方。
障害年金というものがあるらしい。どこに聞けばばいいのだろう。まず最初に思い浮かぶのは年金事務所でしょう。(市役所かもしれません。初診日が国民年金でも、年金事務所に相談できます。)
相談に行く前に電話してみようと思ったとします。(ほとんどの年金事務所が事前予約制になっています。)しかしある程度、伝えることをまとめておかないと、最初の電話で挫折しそうになることさえあるようです。
そのようなことにな
TVドラマ好きでなぜ悪い?
「趣味は何?」と聞かれて、「映画鑑賞」と答える人は「いい趣味だね」と言われる。「テレビドラマが好き」と答える人は「無趣味な人だな」と思われる。
「昨日の夜は何してた?」と聞かれて、「映画を見てた」と答える人は「充実した夜を過ごしてたんだな」と思われる。「テレビドラマを見てた」と答えると「何もすることがなかったのかな」と思われる。
何故だろうか。そういう自分も無理に映画を見ていた時期がある。
障害年金の審査、最近厳しくなっている?そうは思いません。
相談者の方からよく聞きます。「障害年金の審査、最近厳しくなっているからねー」と主治医から言われました、ソーシャルワーカーから、市役所の相談員から言われました等。(特に精神障害での請求の場合)
そして、「やっぱり請求しても認められないのでしょうか。」と心配される方が多いです。
私は障害年金の請求サポートを始めて5年になりますが、特に最近厳しくなったとは思っていません。
診断書等の請求書類が2級
本好きが本を読まなくなりました
昔から本を読むことが好きでした。小説、ビジネス書、自己啓発書等、1日1回は本を開いていました。
それが最近、めっきり読まなくなりました。本が嫌いになったわけではありません。1年位前からYouTubeで、「本要約チャンネル」という動画を見始めました。ジャンルを問わず、1冊の本を30~40分の動画にまとめて毎日配信されているチャンネルです。ご覧になっている方も多いと思います。
これが本当によくでき
精神の症状での障害年金は、どのように決まるのか?
障害年金の請求サポ-ト依頼のの中で、一番多いのは精神の障害での請求です。例えば、うつ病、双極性感情障害、統合失調症、発達障害、知的障害などです。
精神の障害用の診断書にて審査されるのですが、もちろん、内科系の病気の様に、検査数値等で障害の程度が表される訳ではありません。(一部、知能検査等が参考にされる場合はありますが。)
それでは、精神の障害の等級はどのように決定されるのでしょうか。ご存じの方
初診日の証明書を頼みに来ただけなのに(手続きのスタ-トであきらめそうになる時)
HTLV-1関連脊髄症という病気を患っている方の、障害年金の手続きをサポートしています。
耳慣れない病名ですが、簡単に言いますと、脊髄で慢性の炎症が起こり、脊髄中の神経細胞に障害を与え、次第に歩行等の基本的な機能に支障が起こる病気です。(簡単ではなかったですね。すいません。)
難病です。もちろんすぐに確定診断される訳ではありません。何か所も病院を受診して、やっと原因が分かったという場合がほとん
障害年金 最初の電話であきらめかけた時(実はやり方があるかも)
障害年金手続きが難しい理由として、初診日を証明する必要があることが挙げられます。
現在の症状がどんなに重いものでも、初診日を証明できない限り、障害年金は認められません。初診日が10年前でも20年前でも30年前でもです。
年金事務所に相談に行くと、現在の状態の診断書と、初診日が現在の病院と違う場合は、初診日の証明書(受診状況等証明書といいます)を提出してください等と案内されます。
そこで初診時
障害年金の落とし穴。こんなにつらい症状なのに分ってもらえない。
障害年金は書類審査です。すべての辛い症状、日常生活や仕事での支障等を、診断書等の書類で審査機関に伝えないといけません。
症状により、これがなかなか難しいケ-スがあります。例えば、現在、相談を受けている、アトピ-性皮膚炎も難しいケ-スに該当すると思っています。
一言でアトピ-といっても、中等度以上の症状ですと、本当に大変です。相談いただいた方は、ひどい時は、痒さと痛みで服を着られない状態でした。