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障害年金の落とし穴。こんなにつらい症状なのに分ってもらえない。

障害年金は書類審査です。すべての辛い症状、日常生活や仕事での支障等を、診断書等の書類で審査機関に伝えないといけません。

症状により、これがなかなか難しいケ-スがあります。例えば、現在、相談を受けている、アトピ-性皮膚炎も難しいケ-スに該当すると思っています。

一言でアトピ-といっても、中等度以上の症状ですと、本当に大変です。相談いただいた方は、ひどい時は、痒さと痛みで服を着られない状態でした。真冬でもパンツ1枚で過ごすしかなかったそうです。(岩手県なので寒さで大変です。)

寝ている間に、無意識に痒さで体中をかいて、傷だらけになっていることは日常茶飯事で、眠ることが怖くなりました。

頭はかきすぎて、頭髪がほとんど抜けてしまいました。(お話を聞いていいて、正直そんなことがあるのかと思ってしまいました。)

問題は、障害年金の診断書の種類です。障害年金の診断書には、症状の種類等により8種類あるのですが、アトピ-の様な皮膚の症状は「その他」の診断書を使用することになります。

「その他」の診断書は、フリ-フォ-マットがほとんどで、症状の辛さ、日常生活の支障等を表現するのが難しい面があります。

ですが、ご相談を受けた以上、最善の方法でサポ-トするしかありません。主治医に診断書に書いていただきたい症状、辛さ等を依頼文書にまとめる等の工夫をしていきます。

障害年金専門の社会保険労務士として、何とか力になりたい!

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