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健康保険証の廃止に期待すること

2024年を目途に健康保険証を廃止する見通しとのニュースがありました。マイナンバーカードに連携するため、紙やカードの健康保険証は必要なくなるとのことです。

実現すれば(実現するのでしょう)、単に1枚カードを持たなくていいだけの問題ではないと思います。

障害年金の手続きでいえば、初診証明書の入手が不要になるか、必要でも手続きがとても簡単になることが期待されます。何しろ何年(何十年)前が初診日でも容赦なく提出を求められる書類です。

マイナンバーカードに通院歴が記録されることになるでしょうから、初診証明書の取得に苦労しない未来が来るかもしれません。(現在の症状が明らかに障害年金に該当していても、初診証明を入手できないため、審査の土俵にさえ乗れない方が大勢います。)

もちろん、傷病手当金等の手続きも現在より相当の簡略化になると思います。何よりも、わざわざ社会保険(健康保険・厚生年金)の取得・喪失手続き自体がなくなるということかもしれませんね。社会保険労務士の手続き業務は、5年以内にほとんどがなくなるのでしょう。

初診証明以外の診断書等も取得しやすくなれば、障害年金の手続きを自分で完結できる方が大幅に増えますね。私はそうなることを望んでいます。(私の業務は減ると思いますが。)


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