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よだかれん氏への抗議文
よだかれん様
あなたの最近のTwitterでの一連の発言は、生得的女性はもちろん、静かに埋没して暮らす性同一性障害当事者の生活を脅かすものであり、到底看過できません。
特に戸籍を変更している人の場合、自身の性同一性に則ったあるべき権利や生活を取り戻し、普通の男性または女性として、皆がそれぞれに自分の人生を歩んでいます。
お聞きしたいのですが、
「オペ済みなので女湯に入ってます💕」
「気づい
公衆浴場の安全性を考える
ここ最近、GIDを取り巻く社会情勢の変化は、まさに激動といえる状態で、私達も非常に困惑しています。
先日山本蘭さんが亡くなられて、あらためて彼女の功績などについて語りたかったのですが、もう少しあとになりそうです。お許しください。
さて、最近話題のYouTuber・スザンヌみさき氏です。
この方が何をやったかは、既にご存知かと思いますが、あらためて、絶対にやってはいけないことをやってしまったなと
日本共産党 宛の質問状発送に関するご報告
この度、当会では「日本共産党 中央委員会 ジェンダー平等委員会 ならびに 政策委員会」に宛てて、以下の内容の質問状をメールと郵便の両方でお送りしたことを、報告致します。
トランスジェンダーに関する質問状
日本共産党様。この度は結党100周年おめでとうございます。あらためて、貴党の益々の発展と、躍進をお祈り申し上げます。
私達は、「GIDの権利と女性の安全を守る会」という団体です。
Twit
ありえないデモの反社会性について〜「トランス」の可視化に反対します〜
この記事は、前回までの記事を受けてのまとめになります。
まだ読まれていない方は是非、リンクを辿って①からお読みください。
SRS・戸籍訂正を望むGID当事者の目的は「埋没」です。
何をもって埋没といえるのかという基準や定義に明確なものがあるわけではありませんが、概ね
「日常生活において、元の身体の性を明かさずに、また他人に暴かれることもなく、望みの性として平穏に生きていくこと」を指します。
「ありえないデモ」の反社会的なコールについて②
この記事は↓の続編です。
よろしければ、①から合わせてご覧下さい。
本当に「ありえない」と言いたいのは、社会で普通に生きる私達の方ではないでしょうか?
それでは、2段目以降を見ていきましょう。
「性別で役割 勝手に決めるな
すきな服を着させろ」
一見真っ当なことを言っているのですが、トランスジェンダーがこれを言うことは、「性別移行をしても、移行先の性別のいい所取りをして悪い役割は引き受ける
「ありえないデモ」の反社会的なコールについて ①
トランスマーチで、新宿の街を練り歩いた「ありえないデモ」のこの反社会的なコールを見てください。
何が「ありえないデモ」なんでしょう。ありえないってこちらのセリフですよ。
「私の名前は私が決める
私の性別 私が決める」
まず、初めからおかしいです。
名前は基本的に親がつけるものです。好むか好まざるに関わらず、一生付き合っていくものです。
ただ、その名前であることによって社会生活上の不都合が生
GID特例法の厳格化案
当会は、性同一性障害特例法の厳格化ならびに医療制度の厳格運用を訴えていますが、その具体的な案については多くの人達で考えていく必要があります。
ただ法律ですので、それ自体に暗黙の了解が含まれていることや、最終的に運用する側(司法機関)の判断に任せられるという性質を考慮する必要があります。
また、物事を法律化するには、それを法律化するに足りる十分な合理性が必要となります。当然憲法に反する立法も認めら
GID特例法は、性別の定義を変えていない
よく、「特例法は性別の定義を変えた」などの意見が聞かれますが、実はGID特例法は性別の定義を変えていません。
この法の趣旨は、あくまで疾患を救済するための「特例」であるので、そもそも性別の定義に踏み込んだものではないからです。
あくまで、性別は所謂「生物学的性別」によって分類されています。
とはいえ出生時に産婦人科医が性別を判断する基準は、性器の目視だけなので、必ずしも生物学的に正しく分類さ
ジェンダーとは何か ② ~構築主義的な立場において~
フェミニズムは、構築主義でジェンダーを捉えます。当然、フェミニズムから派生したトランスジェンダリズムも構築主義的な考え方に則った概念です。どちらもフェミニズムの思想であり、根っこは同じものです。
しかしGID(トランスセクシャル)の当事者は、本質的なジェンダー観を持ってる人がとても多いように見受けられます。実際に「身体と性同一性の不一致に苦しむ疾患であり、医学的治療によって一致させることを望む」
手術要件の撤廃とは、特例法廃止のことである~「トランスジェンダー国会」を受けて~
先日、「トランスジェンダー国会」と称してトランスジェンダーの活動家が参議員会館に集まり、各党の国会議員らに対して大々的に手術要件の撤廃を訴えたことが話題となっています。
もっとも、このような主張は今に始まった話ではありませんが、彼らが特例法制定前からの20年以上に渡って繰り返していた主張が、国会の場で政治問題として取り上げられるまでになったということは、地道な活動の成果といえるでしょう。
しか
特例法が廃止されたらどうなるか
私たちは、特例法廃止はセルフIDへの道だと普段述べていますが、これが仮に、その方向ではなく単に現状の社会から当事者の戸籍の性別変更不可となるだけの状態であるなら、どうなるでしょうか。
当たり前ですが、特例法がなくなったからといって、
トランスジェンダーは変わらず存在し続けます。
GID当事者も変わらず存在し続けます。
MtFもFtMも、女装者も、なんならノンバイナリーも存在し続けます。
戸籍が
性同一性障害はなぜ疾患なのか
近年、「性同一性障害は疾患ではなく、多様な性や多様な身体のあり方の一つにすぎない」
という言説が広まっています。
この言説は、本来トランスジェンダーの人達が主張していたものですが、最近になり当事者ではない一般女性の間でも広がってきています。
当会では、このような風潮には大きな問題があると考え、懸念を表明しています。それには、まず「性同一性障害が疾患でなくなると、どうなるのか」という話をしなくて
性同一性障害特例法の対案
前回、「性同一性障害特例法を廃止にできる余地はあるのか」というタイトルで探ってみましたが、
実際にその「対案」を考えてみることにしました。
前提として、当事者はその性同一性と反した生得的な身体を嫌悪しており、そのような身体を持っている/持っていたことを他人に知られることを最も恐れます。
当事者の承諾を得ず、第三者にそれを暴露することはアウティングと呼ばれ、人権侵害行為にあたります。
つまり、「