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ケンブリッジ式Aレベルを取ったら日本の上位私立大学の帰国生入試は受験できるのか?早慶上智ICU、GMARCHの場合

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日頃よりケンブリッジ式 IGCSEと Aレベル の調査に余念のない私たちですが、今回はIGCSEの先にある Aレベル を取得したら日本の上位私立大学の帰国生入試は受験できるのか?ということを調べてみました。

過去の記事で東京大学や筑波大学などの国立大学では Aレベル で帰国生入試の受験ができる学部が多くあることに触れましたが、はたして上位私立大学の受験要件はどうなっているのでしょうか?

1. そんなに甘くない高校の帰国生入試

「大変だからやっぱりやめた」といって日本の高校に編入しようとしても、留学期間が短すぎると十分な英語力が身に付かず、そもそも編入枠で帰国生を受け入れてくれる高校は数少ない上、年度によっては「編入募集なし」ということもあるからです。

また、日本の高校の帰国生入試でも、「海外の学校での成績をちゃんと評価してくれているのか?」という点については少し疑問を感じます。

というのは、ほとんどの日本の高校は日本語での授業となるので、帰国生入試の評価は「日本語で授業にキャッチアップできる日本語力」が重要な要素とされており、せっかく身に付けた英語力が最重視されるわけではないからです。

したがって、高校の帰国生入試は「国・数・英」の3教科での試験を行っている学校が多いのが現状であるため、マレーシアでも日本の中高の帰国生入試の受験塾があり、国語をしっかりと勉強して受験対策を講じる必要があるわけです。

EDUBAL (参考)
帰国子女枠受験できる高校一覧

2. 日本の大学を目指すならいつ帰国するのがいいか?

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