英国紳士@機関投資家/準富裕層/海外駐在

機関投資家/準富裕層/海外駐在経験あり/ 30代後半 金融資産5,000万円達成。個人…

英国紳士@機関投資家/準富裕層/海外駐在

機関投資家/準富裕層/海外駐在経験あり/ 30代後半 金融資産5,000万円達成。個人投資家が資産形成で成功するには、トレンドを先取りし、オリジナルの相場観を醸成することが重要です。機関投資家として培った、トレンドの一歩先を読む投資アイディアを発信しています。

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私が資産5,000万円を作った投資手法 1

お疲れ様です。自己紹介に続いて私が資産形成に成功した投資手法をいきなりですが書いていきたいと思います。 投資に正解はありませんし、読んだからといって儲かるものではないですが、(特に資産形成中の方には、)投資意思決定の思考プロセスは参考にして頂けると思います。 <投資の考え方> ・資産を大きく増やす上では、デイトレなどの短期投資より長期投資が王道です。アルゴリズムやAIの発達によって、毎日モニターに張り付いて収益を得る投資手法の再現性は年々なくなっています。 ・投資で儲

    • 【経済格差】コロナに対する対応により経済格差が拡大。欧州は米国に対して出遅れが顕著。

      ワクチンの接種や経済対策が進む中、米国では、正常化に向けて順調に進捗しています。一方、欧州は対応の遅れが目立ち、経済格差の拡大は今後も進む見込みです。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1. 欧米におけるコロナ対応状況の格差 ともに経済的にコロナの影響を大きく受けた欧州と米国ですが、財政政策のサポート規模が経済回復に直結しています。 2020年度の経済成長率の落ち込みは

      • フランスでは医療従事者へのワクチン接種義務化を検討。個人主義の国では十分な説明が必要。

        イギリス、アメリカに比べて欧州各国では、ワクチン接種が遅れています。フランスでは最前線の医療従事者に接種義務が検討されます。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1. フランスでのワクチン接種状況 足下のフランス医療従事者のワクチン接種率は3分の1にも満たない程度。ワクチン接種で先行するイギリスやコロナで甚大な被害を受けたイタリアでは、ほとんど全ての医療従事者が接種済みであ

        • 【仮想通貨】ビットコイン$60,000突破。米金融政策の緩和マネーが流入、次の注目は3月17日のFOMC。

          ビットコインが最高値を更新しました。米金融当局の金融緩和策も背景にあります。投機的な値動きが続く中、中央銀行の政策姿勢も無視できない状況です。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1. ビットコインが最高値を更新 ビットコインが60,000ドルを超え最高値を更新。ビットコインには、確たるファンダメンタルズ要素は存在しないため、チャート分析に基づいて、トレーダーは主に取引を

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        私が資産5,000万円を作った投資手法 1

          【ESG】HSBCは温暖化対策に向けて、加速化をコミット、株主の過熱化する要求も沈静化。

          HSBCが年次株主総会で温暖化対策について、具体策をコミットし、投資家から納得を得られた模様。今後、他の金融機関も追随する動きが続くと見込みます。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1.HSBCのコミットメントとその背景パリ協定の遵守やその後のカーボン・ニュートラルの達成に向けて、各国金融機関はソフトなコミットメントを明言していますが、投資家の要求は益々過熱化しています。

          【ESG】HSBCは温暖化対策に向けて、加速化をコミット、株主の過熱化する要求も沈静化。

          【少子化】コロナ禍で欧州では出生率が激減。景気不透明感から長期化する可能性も。

          コロナ禍で欧州では出生数が激減していますが、過去の景気後退局と同様、次第に回復していくかは不透明感があります。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1.  欧州の少子化の現状フランスの2021年1月度の新規出生者数は53,900人と前年同月比-19%と激減。欧州各国の中で、少子化対策において優等性であった同国でも出生者数が激減したことは衝撃的な内容。欧州の中で、特に高齢化問

          【少子化】コロナ禍で欧州では出生率が激減。景気不透明感から長期化する可能性も。

          イギリスではロックダウン解除に慎重な意見がまだ優勢。海外渡航は限定的となる見込み。

          6月末をめどにイギリスでは全面的なロックダウン解除が見込まれますが、専門家の意見は未だに懐疑的です。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経験し、準富裕層になった私の投資や海外経験について付加価値のある情報を提供しています。 1. イギリス国内の専門家の意見 ChrisWhitty Chied Medical Oficcerは、早急なロックダウン解除は、再びコロナ・ウィルスの感染拡大を招くと警鐘を鳴らす。ワーストケースでは、6月末までに、3万人の人命が追加的に

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          イギリスでは新卒採用が低迷しているが、日本では例年通りであることの示唆(ITスキル重要)

          コロナ禍を受けイギリスでは新卒採用が難航していますが、ITスキルの重要性が今後より高まると考えます。 こんにちは英国紳士です。機関投資家や海外駐在員を経て、準富裕層になった私の投資経験や海外事情について価値ある状況を提供しています。 ①イギリスの就職戦線 直近の大学を卒業した学生のうち12.5%が失業中であると言う衝撃のデータがイギリスで発表されました。この水準は過去3年平均の2倍であり、コロナで打撃を受けるイギリス経済では新規採用を控えているということがわかります。

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          TOEIC800点には、オンライン英会話で英文記事をディスカッションして下さい

          TOEICで800点を取ると、転職や社内の異動などで有利になります。時間対比のコスパは良いので、とりあえずアクションすることをおススメします。 1. 私のオンライン英語活用術相応に受験勉強などでしっかり勉強したつもりでしたが、社会人になった時はTOEIC700点程度でした。TOEIC800点には、受験勉強以外のプラスアルファが必要なため、受験勉強の延長線ではない方法で、英語力を向上させる必要があります。 私は、毎日オンライン英会話をやっていました。出社前や業務の中抜けの時

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          イギリスではフィンテック人材の確保を国家戦略としている。日本国内でのキャリア・スタートも最優良分野。

          イギリス政府はBrexit、コロナ後を見据えて、Fintechを国家戦略上の重点分野としています。早くも、人材確保に動いており、世界的に人材奪い合いが始まることが予想されます。 1. イギリスの労働ビザの緩和 イギリスでは先日、Rishi Sunac財務大臣が春季予算を発表していますが、同時に英国政府はフィンテック分野など先端産業での専門人材を誘致するべく労働ビザの条件緩和を検討しています。 イギリスは多くの移民を受け入れてきた歴史のある国であり、多様性と経済成長に成功し

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          【財政赤字】全人代で中国は財政拡大路線を微修正。経済正常化した中国でも財政健全化はまだ先の話。

          経済正常化で先行する中国は、他国の将来を予測する上で多方面で注目されますが、財政健全化については、ゆっくりとしたペースで進み見込みです。 1. 全人代の内容3月5日から1週間に亘って開催される全人代では、2021-2025年までの5ヵ年計画が議論されています。本日報道では、2021 年の政府成長率目標は 6.0%以上とされ市場予想並みとなりました。 また、継続性、安定性、持続可能性を重視するとのスタンスで、経済の重点分野(環境、IT、サービス)の発展を目指しつつも、過度な

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          【金融のキャリア】金融業界は斜陽産業に見えるが、アセマネは成長分野。キャリア形成に魅力あり。

          金融業界は斜陽産業のレッテルを張られていますが、アセマネ業界は成長を続けており、国内で専門性を磨いてキャリアを形成するのに向いていると思います。 1. 英運用会社 シュローダーの決算 本日本決算を発表していますが、預り運用残高が前年比+15%増加と大きく増加。コロナ禍においても、株主に対する配当金支払額を前年から据え置いており、欧州金融機関の中で堅調さを見せつけた。 投信分野においては、引き続きインデックスファンドや他のアクティブファンドとの過当競争に晒され、マージン(

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          【法人増税】イギリスの予算案は支出は増加するが、増税は先送り。他国の先行事例となるかが注目点。

          イギリスでは本日の春季予算案で財政支出(失業手当の延長など)とともに、法人増税の先送りを発表しました。コロナ後の経済回復局面において、他国が同様のスタンスを追随するかに注目しています。 1. 本日の発表内容Rishi Sunak財務大臣は本日の春季予算案において、失業手当(給料の80%を補填)の9月末までの延長、ユニバーサルインカムの上乗せ延長(£20/週、6months)など財政支出を発表しました。一方で、注目された増税については、法人税引き上げ(19%→25%)を202

          【法人増税】イギリスの予算案は支出は増加するが、増税は先送り。他国の先行事例となるかが注目点。

          【中国のエコロジー】世界のCO2排出量はコロナ前と変わらない水準に戻る。中国もそろそろ本気で排出量削減に取り組むかが焦点。

          徐々に行動規制が緩和される中、世界のCO2排出量はコロナ前並みに戻っています。環境意識の高まりを受けて、中国がいかに本気になるかがポイントです。 1. 足元のCO2排出量 2020年12月度のCO2排出量(グローバルベース)は昨年を超える水準であったとの衝撃的な報道。多くの国が行動規制下にある一方、中国での経済活動の本格化が大きく寄与した形になっています。 CO2排出量削減においては、米国・中国・インドが特に重要なプレイヤーです。米国が、バイデン政権下で明確な環境政策への

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          【オフィスの未来】ロンドンでは、アフターコロナの働き方が議論されており、他国も追随する可能性。

          イギリスでは、早ければ6月末から行動制約の全面解除が実施されます。ロンドンで起こる、在宅・オフィスの使い分けは、日本企業や投資家にとって参考とすべき先行事例になると思います。 1.英国での在宅勤務状況ロックダウン下のイギリスでは、可能な限り在宅勤務を要請されており、主なホワイトカラーはほぼ自宅で働いている状態が続いている。 政府のテレワークによる出社7割削減を要請にも関わらず、なかなか定着されない日本からすると、もはや別世界だ。 金融街シティはもはやゴーストタウンとなっ

          【オフィスの未来】ロンドンでは、アフターコロナの働き方が議論されており、他国も追随する可能性。

          【人口動態】少子高齢化が欧州でも進行中。資産運用ニーズはさらに高まる見込み。

          少子高齢化は世界的なトレンドですが日本が先行しています。日本に次いで、欧州が高齢化社会を迎えますが、株式投資の有意性は高まる見込みです。 1. コロナ禍でドイツ人も株式投資は始めるコロナ禍での在宅勤務や株高を受け、財布の紐が固いと有名なドイツにおいても株式投資を始める人が急増しているとの報道。個別株あるいは投信経由で株式を保有する人口は1,240万人になり、昨年より220万人増加しており、30歳未満での変化が顕著とのこと(Deutsches Aktieninstitut)。

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