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思い出ノート

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私が出会ったステキな人の思い出を綴ります。そして私自身の思い出も。
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2024年4月の記事一覧

私のおばあちゃん

私のおばあちゃん

おばあちゃんは明治生まれ。100まで生きた。小さな人だった。でも5人も子供がいた。私が知らない叔母もいたらしい。おばあちゃんは父の母。私の両親は石川県の金沢の出身。両親は戦後東京で暮らしていた。おばあちゃんは金沢住んでいた。私が幼稚園の時おばあちゃんに預けられた。私の記憶のスタートは金沢のおばあちゃんと暮らしたところからだ。母がいなくて寂しいなんて記憶は全くない。大人になって聞いた話だが母は私を不

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孫娘とおばあちゃん

孫娘とおばあちゃん

春休みに孫娘が一人で遊びに来た。今年五年生になる。いつも家族で来るので一人電車で来るのは初めて。心配して迎えに行こうかと言うと、大丈夫との返事がLINEに返ってきた。ピアノのレッスンがあるから横浜には夕方になるよとの連絡。今時の子はしっかりしてる。
横浜駅まで迎えに行き、赤煉瓦で開催中のフラワーガーデンに行った。
可愛い花の前で写真を撮った。

おばあちゃん、お腹すいた。夕飯にはまだ間がある。キッ

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横浜元町は進化し続ける街だった

横浜元町は進化し続ける街だった

「横浜元町ショッピングストリート」の歴史は横浜開港から始まり今に至っていると言われています。初めは外国人向けの商いから徐々にオリジナルのものづくりへ、そして元町商店街は「横浜元町ショッピングストリート」として進化を続けています。

思い出 1

私が小学校4年生の時、伯母が横浜の元町に連れて行ってくれました。当時東京の我が家に下宿していた伯母はDoremeで洋裁を習っていました。ファションに関心が

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彼はいい奴

彼はいい奴

彼は後輩である。年は息子と同じくらい。
この前の職場は馴染めなかったようだ。
真面目・・すぎかな?仕事が出来ないわけではない。
正直でまじめがアダになるタイプ。

大きくしっかりした字を書く。ある人から時間が押してるから小さな字で
さっさと書けと言われてた。

負けるな、その字は君のいいところだ。
要点だけ書いてねと思うことはままあるが・・・

彼が入った時、3年同じ所で働いて。我慢しろとは言わな

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彼女と桜

彼女と桜

今年は横浜でもまだ咲いている。
もしかして小田原で名残りの桜が見れるかな?
午前中の仕事を済ませ東海道線に。

電車の中で思い出していた。
思い出ノートに書いた友達と出かけた日を。
晴天の朝、小田原へ花見に行こうと思った。
出がけに湯河原の彼女に電話した。
昼過ぎで良ければとの返事。もちろん、じゃあ、小田原駅で。
私の突然の誘いに快く応じてくれた。
嬉しくてそそくさと支度して出かけた。
満開の桜が

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