masaki hilano(平野匡城)

中小企業診断士(診断士事務所Nordlys:ノルウェー語でオーロラの意味を主宰)、ノルウェー文化普及活動家です。オウンドメディア:城跡広場(https://siroato.net)を運営。詳細はそちらで!

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    値決めの難しさ

     診断士という仕事をしていて、難しいと感じるのが値段を決めることだったりします。特に何度もおこなっている仕事であれば自分の中に価格表があってそれを基準に提示することができるのだけど、全く未知な話が来る場合も多々ありこのときは、自分の中にも明確なものさしがないので、エイヤで決めてしまうこともあります。  診断士はネットワークが強固なのが特徴と言う話は本当で、色んな分野に特化した方がいるので、そのネットワークを使って情報をもらったり助けてもらったり逆に助けたりということは頻繁に

      • IT先進国になれるのかな?

        先日、近所の税務署へ行ってきました。この日はちょうど確定申告の期限の日だったので、僕が訪れた税務署では「駐車禁止」の捨て看板や横断幕が近隣に設置されていて、この時期の風物詩な様相を醸し出していました。全く別の用だったのですが、建物の外まで溢れる行列。ここに並ばないとと思ったのですが、その行列は確定申告専用で、それを横目にするすると奥へ行くと通常の窓口があって安心しましたね。 私の確定申告はといえば、例年期間前にe-TAXで済ませているので、紙で出したことはありません(郵送と

        • これから起こるかもしれないこと

           以前、僕のサイトの方で、コロナ借換保証が始まっていることを紹介しました。あれを書いたのが1月の頭でまだ制度が発表になってばかりの頃。あれから2ヶ月がすぎ、だいぶ状況が見えてきました。思い起こせば3年前の今頃というとコロナで外出自粛(実質禁止)になり、都心部などのまちなかから人が消えた時期でした。ほぼすべての事業が急停止する一方でコロナの勢いが世界的に加速していき出口の見えなくなっていた時期です。最初はすぐに開けると思ったのが全くそんな気配はなく、事業者にとっては資金繰りの心

          • 経営デザインシートのこと

             今年から、ブログ記事で診断士らしいことしようと、事業計画の立て方を12回シリーズで書いてきてました。後半からは経営デザインシートの作り方を説明する内容になっていましたが、これは僕の事業計画を立てるスタイルが経営デザインシートと知的資産経営をベースとしたものだからでした。  このデザインシートは、全体的に俯瞰して事業計画を立てるときには書いていますが、支援するすべてで書いているかというと、そうでもないです。と言うのは、僕らに来る仕事が常に事業計画を必要とするかと言うとそうで

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          • 移働する診断士
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            再構築あれこれ

             先日、城跡広場の方で4月以降の再構築補助金がどう変わるという記事(事業再構築補助金が第10回から変わります)を書きましたが、きっかけは立て続けにこちらの支援依頼が来たからなんです。再構築補助金というと一昨年の春(コロナが始まったのは先一昨年でもう3年・・・)にコロナ対策として持続化補助金と並んで大々的に登場したことで、申請する人がかなり増えた気がします。私は、それ以前から補助金の支援はやっていた(診断士としては補助金支援はなりたての頃の訓練?!としてもよく声がかかる)のです

            WEBやSNSの活用って中小企業には簡単じゃない

             企業支援してくる中で、さまざまな素晴らしい商品やサービスに出会うのですが、それらが売れるようになるためには、知ってもらわないと意味がないです。特に、昔みたいにものを作って提供すれば売れる時代であれば、大衆と言われる多くの人々に向けて一定の広告宣伝するのが効果的でしたが、いかに個性的で特定の顧客が使いたいと思う商品やサービスを提供することが求められている今は大衆向けではなくニッチな市場に対して宣伝することが重要。でも、このニッチな市場と自社の商品、サービスが合致しているのかと

            Sakuっと移働するはずが想定外な1年

            気がつけばもう12月。(なんて毎年言っているようですが・・・)  一年の振り返りってことで「iitoco!! Advent Calendar 2020」の参加してみました。(この記事がそれです) このカレンダーでは、ブログをリレーしていますので、前日(1日)の江原さんのブログを引き継いで、Sakuっと綴っていきたいと思います。 振り返ってみると 今年は「移働」をテーマ(あっ、その辺の想いはこちらを参照)にいろんなところへ行く予定(久しぶりに海外の予定もあったんだけど)でし

            Go To コワケーション その2

            前回からのつづきですが、横山さんの沖縄(久米島)でのワーケーション してみての話をリモートチャンネルで放送しようと思ったところ、実はこちらもいつもの鋸南で今関わっているプロジェクトのコワケーション(こちらはコワーキングしながらヴァケーションなので)する予定だったので、「してみての話」はお互いに終わってからやろうということになりました。 というわけで、その2は「鋸南でのコワケーション」の話になります。 舞台は千葉県鋸南町の保田地区にある鋸南エアルポルト。ここはアーティストイ

            Go To コワケーション その1

             最近なにかと物議を醸している「Go To〜」ですが、コワケーションを初めて見るにはちょうどいい機会なのかと思っています。(もちろんコロナへの自己はしっかり行った上での行動が基本です。)  以前から「移働」という言葉を掲げてきていたのですが、「さぁ、今年(2020年は)移働をやろう!」と思った矢先の「コロナ」で春以降の予定は全てキャンセルとなり東京閉じこもりとなっていました。(これはこれで同じ思いを持った多くの方との出会いからネットワークが作れたことは資産なのですが・・・)

            経営なんでも相談会をはじめたが・・・選択肢が多いって問題

             こんにちは、中小企業診断士の平野です。9月は経営なんでも相談会って形で、千葉県鋸南町と東京浅草のコワーキングスペースをお借りしてなんでも相談会を行いました。 経営なんでも相談会はじめました そもそも、このなんでも相談会はコロナ禍で困っている人を助けたいと思い始めたオンライン相談とこのnoteで書いてきた情報提供がきっかけとなっています。診断士を始めてから一番感じていることが、診断士を活用してもらいたいと思っても活用してもらえないということ。だったら、使ってもらう場を作った

            融資を受けられ様にするには

            緊急融資はあったけど コロナにより様々な緊急融資が出されました。今回のコロナでは「人と人との接触」が感染を拡大するということから、外出自粛という過去に例を見ない状況に日本全国だけでなく世界中が晒され、経済活動が停止に近い状況になりました。中小企業・小規模事業者の方々への影響も当然大きく、それをなんとか助ける意味で国を挙げて出された緊急融資でした。  支援する我々(診断士)も相談窓口に立って一者でも多くの方を助けてあげたいと言う気持ちで、相談に乗ってきていましたが、実際には融

            コロナ真っ只中:ちょっと立ち止まって

             3〜6月のコロナによる一連の混乱もようやく落ち着いて(?・・・いやいやこの景気の落ち込みど〜すんじゃいといったところも混乱ではないからね)、コロナ禍(with Coroa)での日常が定着(して欲しくはなかったけど)してきたように思われる。ここのサイトでもコロナを乗り越えるために様々な支援策の活用について綴ってきたけど、現状を今一度確認することが重要ではないかと感じてます。というのも、今までの売り上げの穴埋めに、各種支援策はそれなりの効果があったと思うけど、このコロナの状況は

            リモートワーク(移働)の段階

            今日も移働今日は、千葉鋸南町というところからこのnoteを書いています。「リモートワーク(移働)=テレワーク)」がテーマなので様々なところで仕事をしてます。(診断士という仕事自体が士業の中でも事務所に閉じこまるのではなく、外に出て行って活動する仕事だと思っているので) といっても、コロナ禍のこのご時世なので充分に対策を取っての移働です。(普段から三蜜を避ける行動をするのはもちろん、移動も極力車に今はなっています) なぜ千葉の鋸南町なのかというと、ここにある「鋸南エアルポル

            診断士って何?

            と今日はちょっと志向を変えて、自分のやっていることの話。 診断士とは 診断士って職業を相手につたると大抵「何をやる仕事ですか?」と聞かれます。例えば、弁護士であれば法務、税理士であったらお金周り、社労士であれば労務関連、行政書士であれば登記関連とかきれいに分かれているのですが、診断士というと「これ」といったものがありません・・・・よく言われるのは、「コンサルタント唯一の国家資格」というフレーズです。 (国家資格なので取るのに試験があったり実習があったりと通過儀礼みたいのはあ

            「リモートちゃんねる」はじめました!

             このコロナ騒ぎの中、ちょっとしたきっかけから声をかけていただいて、「リモートちゃんねる」という動画配信をはじめました。  このチャンネルは、東京山の上大学という市民大学が運営しているもので、街の活性化と何かを始める人を応援することをテーマにしています。ここの主催者である我楽多工房の横山さんと一緒に、「リモートワーク」にまつわるあれこれを20分程度でコンパクトに配信しています。  オウンドメディア的な要素が多分にあるので、内容もかっちりせず、無理のないペースで配信させても

            withコロナ:東京都の制度融資を活用しよう

            都の制度融資 コロナ感染症は一旦の収束局面に向かいつつあるのでしょうか?緊急事態宣言も解け、東京都もステップ3になりました。ただ、コロナ禍による社会変化でどこの事業者も依然として厳しい状況です。この状況を乗り越えるための策として様々なメニューがようやく揃ってきました。今日は特に東京都の制度融資について、簡単に説明します。(今回は東京都の事業者向けの記事です)  このコロナ禍で持続化給付金や休業要請に応えたお金(感染拡大協力金)は多くの方が申し込まれたでしょうか?コロナの影響