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『白いカラス』シリーズ

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#国防

白いカラス(最終回の1)  平和のアナロジー

白いカラス(最終回の1)  平和のアナロジー

子どもの誘拐と国葬との間には、なんの関係もありません。

脅迫か、そうでないかの違いはあるものの、憲法9条の改正に反対する人と類似点があります。

それは、主張は一貫しているが、論理に一貫性はない(=没論理)ってところ。
まさに、「無知は力 (IGNORANCE IS STRENGTH)」、あるいは、「非学者論に負けず」(笑)。
そして、口を開けば、いつもトートロジー。

オイラは他国に蹂躙されな

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白いカラス(10) ー暗黙の原則ー

白いカラス(10) ー暗黙の原則ー

「平和」という結論を出すための「方程式を巡る旅」もいよいよ最終回となりました、と書くつもりでした。

でも、今までに増して長くなりそうなので、次回を最終回とさせて頂きます。

それでは、お付き合いください。

中国という国家が、東シナ海、太平洋、台湾を重視していることはすでに指摘しました。

https://note.com/gashin_syoutan/n/n6e4067b9c906

「国家」

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白いカラス(9) ー覇権国家ー

白いカラス(9) ー覇権国家ー

 「防衛費倍増の5兆円を、教育、年金、医療に向ければ国民の負担は減る」  東京新聞

悪構造東京新聞は、なんとしても、改憲の目的をあいまいにして、憲法9条を真空状態に置いておきたいんでしょうね(笑)。

改憲の目的を不明確にしておけば、合意を得られることはないとばかりに、誰も反対できないであろう「教育、年金、医療」問題と「国防」とのトレードに打って出たと思われます。

ホルスト・リッテルとメルビン

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白いカラス(6)  ー時間のない国ー

白いカラス(6)  ー時間のない国ー

クロノス:時間の神。クロニクル(年代記)の語源となった古代ギリシャ、シュロス島出身の思想家 ペレキュデースが創作した神。
大地、農耕の神でゼウスの父 クロノスとは別物。

オイラ、理想的な社会への憧れはあっても、実現可能性はゼロに近いと思ってます。なぜなら、人間は矛盾の塊だから。
それに、もはや変更すべきところのない社会では進歩の必要性がないから、歴史は止まってしまうでしょう。
これを人は、ユーク

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