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「不安」という感情と上手く付き合おう

皆さん誰もが不安なく、毎日ハッピーに生きていたいと思いますよね?!。
もちろん私もそうです。ですが、人は常に不安を持ち合わせています。

あなたも毎日、何かしらの不安があるのではないでしょうか???

上手くいっている時もそうでない時も、なぜか不安は付きまといますよね。
なぜなら、人は不安であることが「当たり前(デフォルト)」になっているからです。

今回はこの不安との付き合い方と、不安に振り回されないためにはどうしたらいいのかを一緒に考えていきたいと思います。

なぜ人は不安になるのか?


それは………


不安の方が長く生存できるから

私もあなたも、不安である方が長く生存できる可能性が上がります。アメリカの心理学者、ノックス大学のフランク・マクアンドリュウー博士の研究によると、人間が幸せを感じにくい理由について、科学的根拠をもとに研修した結果を踏まえ、
人間は幸せを感じにくくさせるようなプログラムが備わっている」と捉えています。

ビジネスやスポーツ、普段の生活で漠然とした不安があるからこそ、

・学ばないといけない
・行動しないといけない
・不安を解消したい…

などと、不安があるからこそ行動しないといけないと考えるのです。このように人は未来の準備をしたり、不安を回避するための行動をとるといった脳のメカニズムがあり、これが「人の「当たり前(デフォルト)」なんです。まずはこれを理解することが大事です。


どうすれば不安と上手に付き合うことができるのか?


不安と上手に付き合うには、ポイントが3つあります。

①不安への理解

先ほども述べたように、不安は長く生きるためには必要なものです。不安になる事をマイナスに捉えずに、

「 不安になることは当たり前だ 」

と理解してしまうことが大事です。

ここで質問です。

Q 今、あなたにはどんな不安がありますか?!

3つ書き出してみて下さい。


3つ書き出した不安なことも、「これは自分には必要なことだ」と捉えることで、気持ちが少し楽になりませんか?なぜなら、人は不安に思うことが「当たり前」のメカニズムだからです。
これを逆に言うと、人は「不安に思っておきたいという生きもの」なんです。なので「不安がない」というのも「不安」になってしまうんです。

②今を生きること

人は他の動物と比べると前頭葉が発達していて、理性で考える、長期的に考えることができます。これを手にすることによって、過去に囚われたり、未来に不安を持ったりします。これは「今を生きていない」証拠です。誰もが分かっている通り、

「 人生は今しかない 」

人生は一度きりしかなく、1年365日、1日1日の積み重ねでしかありませんよね。
「今日をどう生きるか」、「今をどう生きるか」に集中していく。これが「今を生きる」ということです。

この変化が激しく、多くの情報が溢れている社会だからこそ、ストレスだったり、不安が多く付きまといます。だからこそヨガだったり、瞑想というマインドフルネスが流行っている理由は「今に生きる」、「今に集中する」という意味で、意識的にストレスや不安を手放すという行動に現れているのではないでしょうか。

おすすめは、今やっている事を全力で楽しむことです。家族と出かけたり、友達と遊んだり、または部活動でもいいです。今やっていることに集中し、それを楽しむことが大切です。またアスリートやビジネパーソンにおすすめは、「朝に今日のやるべき事を書く」ということです。ジャーナリングともいいますが、今日やらなければいけない事を紙に書き留めることで、やるべきことが明確になり、それに集中することができます。

③不安を解決するための行動をとる

例えばですが、アスリートやビジネスパーソンの方たちは、セカンドキャリアや老後の不安を漠然と考えることがあると思いますし、お金やキャリアの不安を感じることは、私たちのエネルギーを奪います。その不安をそのまま放置しておくのではなく、その不安を解消するための行動を少しずつ取ることが重要です。

不安を解消するための行動を少しずつでも取っていることで、人生が前進している感覚があり、人は自信を持つことができてきます。設定したゴールに向かっていたり、不安解消に向けて動いている感覚があれば、自分に自信が持てます。当然、自信が高いと不安は減りますよね。


まとめ


今回は不安への理解と不安への付き合い方について考えてみました。
今ままで漠然と抱えていた不安や悩みが、ストレスやプレッシャーに変わっていた人が多くいらっしゃると思います。

今回お伝えした3つのポイントを実践して頂くことで、今よりも幸福度やパフォーマンスが上がっていくと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

最後まで読んでくださりありがとうございます。次回もお楽しみに!


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