ラボ活動スタート!!まずは”まねぶ”そして守破離”【Weekly ACTLABO#9】
ラボ活動スタート!!まずは”まねぶ”そして守破離”
オルタナティブスクールアクトラボで子どもたちは次のプログラムの中から自分でスケジュールを組みます。
今週からいよいよラボの活動が始まりました。プログラミング、モデリングを行うことのできるソフトを使って「ものづくりラボ」です。
PC上であれこれ試行錯誤しながら自分の作りたいものを作ります。ですが最初は何をしたら良いかわかりません。
そのとき、ある生徒さんは動画サイトでチュートリアル動画を自分から見始めました。そして、その動画を真似して自分で作り始めました。金曜日には動画で作業方法を学びながら、着実にできることが増えています。
「“学ぶ”は”まねぶ”」という言葉を聞いたことがあります。”学ぶ”という言葉は”真似をする”というのと語源が一緒だとか…。
また日本の伝統芸能(武道)の世界には”守破離”という言葉があります。物事を極めるには、まずは教え、型を”守る”こと、型を守り、型を自分のものとしたのならその型を”破る”ことができます。そして、型から”離れる”ことで独り立ちをすることができるというものです。
これからラボの活動を進めていく中で、まさに自分の”学び”、”探求”を目指してほしいと思います。
ドリルで学習。着実に!
ドリルの時間は生徒さんが自分のペースで学習を進めます。やはり、自由な活動を進めるには土台となる知識や技能が必要です。アクトラボでは1週間に2時間30分はドリルの時間にしていただくことを生徒さんやご家庭に求めています。
ここ最近、アクトラボにも慣れ、リズムも作れてきたようで、生徒さんは毎回しっかりと学習に取り組んでいます。できることも増えてきました。
またある生徒さん、今週は「単位量あたりの計算」、「割合」の学習を継続してやっていました。これまで無料塾開催日記でも書いていますが、「単位量あたりの計算」は小学校算数の中でも最も難しい単元の一つです。最初は難しそうにしていましたが、とても一生懸命に問題に食らいついていました。そして水曜日、金曜日と問題ができるようになっています。
アクトラボで毎回生徒さんの学習を見るのがとても楽しみです!
書いている人
元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士/スクールソーシャルワーカー
フリースクールに関わってくださる方募集中!
現在、アクトラボでは子どもたちの活動を支えてくださるボランティアさんを募集しております。基本的には週1回3時間の活動となります(報酬、交通費のお支払いについては現在検討中です)。
また、週1回1時間オンラインでゼミナールを行なっていただける方も募集しております。詳しくはFUNRISEホームページのお問い合わせフォームか以下のリンクからお願いいたします。
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