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note歳時記 ―季節を読む。移ろいを記す。―

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古来、日の本に自然草木の移ろひありて、そのさまあらはしたるに四季二十四節あり。 をりをりのよしなしごとをば書きつぐりて、のちに余人しみじみと思ひを致す。 これを歳時記といふ。
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2019年9月の記事一覧

一年で最も、月が美しい夜に

一年で最も、月が美しい夜に

中秋の名月。

一年で最も月が美しいとされるこの日。
シンガーソングライターの広沢タダシさんと夜のひと時を過ごした。
先日、誕生日を迎えた広沢さんのお祝いを兼ねて。

箕面のとあるカフェ。フランス語で〝感情を込めて〟という意味の音楽用語が店の名前。音楽が奏でられる場所では、そこで起こる全ての行為にその音の色調が影響を与える。演奏と調理は親和性が高い。律動と旋律の調和は時間の経過によって紡がれる。そ

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一年前

一年前

昨日の夕方から今日にかけてはかなり涼しく、やっと秋を感じている。9月も半ばに差し掛かっているな~とぼんやり時の流れを感じているけど、このツイートを見るとイメージが明確になる。

去年の今頃は何をしていたんだっけと思って、去年9月に書いた記事の一覧を見てみた。

・ふらんす屋の前島さんにインタビューをしていた
この後2回写真を撮り直しに行って、その際に、
・中古のミラーレスカメラを買った
上達したい

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【エッセイ】秋がはじまるよ

【エッセイ】秋がはじまるよ

夏が好きだ。
日の出が早く、日の入りの遅い夏が好きだ。

幸せがめいいっぱい詰まったような入道雲や、
燃えるような真っ赤な夕焼けを見せてくれる夏が好きだ。

それからお気に入りのワンピースをたくさん着られる夏が好きだ。

ベストオブベストは白と青の細いストライプの模様で10年選手のワンピース。
裏の裾にシミをつけてしまって、花柄の白いレースのアップリケで隠しているけれど、それも含めて気に入ってい

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街並み

昔の実家の近所を通って

お客様先へ行った

実家失ってから、近くを通る度に懐かしさが募る

近くの小学校、団子屋さん、ラーメン屋さんなど全く変わりがない

ホッとする反面

もうここには戻ることは、一生ないのだと再確認する

寂しい感覚より懐かしい記憶が、今でも鮮明に頭の中に残っている

走り回った家の前

ドロケイをやった小学校

狭い路地でのキャッチボール

目をつむれば懐かしいあの頃へ、い

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